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Googleトレンドの使い方や見方を徹底解説!実際の活用事例もご紹介

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更新日:
Googleトレンド 使い方

みなさんこんにちは。

Googleトレンドは検索キーワードの需要推移を調べることができる便利なツールです。しかし、Googleトレンドの見方が分からない、どう活用すべきか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はGoogleトレンドの使い方や見方、実際の活用事例をご紹介いたします。この記事を通してGoogleトレンドを理解していただき、是非活用してみてはいかがでしょうか。

Googleトレンドとは?

Googleトレンド

 Googleトレンドとは、Googleが提供しているキーワードの検索需要の推移をチェックできるツールです。過去のトレンドはもちろん、今現在どんな検索需要があるのかが分かる便利ツールです。Googleトレンドで検索の動向を知ることができれば、seo対策やリスティング広告に活かすことができる為、ぜひ活用してみましょう。

Googleトレンドでできることは?

 Googleトレンドでできることは以下になります。
つ一つ解説していきます。

  • 検索キーワード需要の推移の把握
  • トレンドワードのチェック
  • トレンド情報の自動チェック

検索キーワード需要の推移の把握

Googleトレンドでは、検索キーワード需要の推移をグラフで確認することができます

調べたいキーワードの検索需要が高まっているのか、どのエリアで多く検索されているのか等の確認が可能な為、マーケティングとしても活用が可能です。また、最大5つのキーワード需要を比較して確認ができます。

Googleトレンド 調べる

 トレンドワードのチェック

 過去24時間、日別、年代別でトレンドのキーワードをチェックすることができます。

「過去24時間」のトレンドキーワードでは、まさに今話題となっているニュース、人物等が分かるので、関心が寄せられているキーワードについて記事作成などに活かすことができます。

Googleトレンド 急上昇

トレンド情報の自動チェック

 Googleトレンドに任意のキーワードとメールアドレスを登録しておけば、キーワードに関する情報を受け取ることができます。受け取り頻度は「週1回程度」「月1回程度」で選択可能です。

また、急上昇ワードの登録も可能で、毎日のトレンドワードを「その都度」「1日に1回」「1週間に1回」から受け取りが可能です。

Googleトレンド 登録

Googleトレンドのデータのソースは?

Googleトレンドは、Google検索のサンプリングデータを使用しています。

具体的には下記の2種類のデータです。

  • リアルタイムデータ:過去7日間のランダムなサンプル
  • 非リアルタイムデータ:リアルタイムデータとは別のランダムサンプルを利用し、2004年から最大36時間前まで遡ることが可能

Googleという膨大な検索データを保有しているからこそ、提供できるサービスですね。

参照:https://support.google.com/trends/answer/4365533

Googleトレンドの主な機能と使い方・見方

そんなGoogleトレンドにはいくつかの機能があります。それぞれの機能の使い方・見方を解説していきます。

【調べる】の使い方・見方

 メニューの【調べる】からキーワードを入力すると、そのキーワードの検索傾向や検索が多かったエリア等が分かります。

また他のキーワードとの比較も可能な為、非常に便利な機能です。キーワードの検索傾向はグラフで表示される為、視覚的にも見やすくなっています。

表示されているグラフは相対評価になります。設定した期間中に検索数が一番多い時期を100とし、検索が少ない時期はグラフが下がっています。そのため、数値が大きい=検索ボリュームが大きいというわけではありません。あくまでも設定した期間内及び検索データの中での相対的な割合を示す数値ですので、注意が必要です。

また、関連キーワードも表示されますので、気づいていなかった検索需要のあるキーワードが知れることでSEO対策やリスティング広告へも活かすことが可能です。

具体的な操作方法は以下となります。

①メニューの【調べる】を選択する

Googleトレンド 調べる

 

②検索欄に調べたいキーワードを入力する

Googleトレンド 調べる

③ キーワードの検索推移を確認(対象期間や国等も任意で設定可能)Googleトレンド 調べる

【急上昇中】の使い方・見方

 こちらもメニューから【急上昇中】をクリックすると確認することができます。毎日検索トレンドとリアルタイムの検索トレンドを選択することができます。毎日検索トレンドは、当日の急上昇ワードと関連記事が表示されます。
リアルタイムの検索トレンドは24時間以内の急上昇ワードと関連記事が表示され、最近話題になっているニュースや人を知ることができます。

具体的な操作方法は以下となります。

①メニューの【急上昇中】を選択するGoogleトレンド 急上昇

②毎日の検索トレンド or リアルタイムの検索トレンドを選択

Googleトレンド 毎日の検索トレンド リアルタイムの検索トレンド

【Year in Search:検索で振り返る】の使い方・見方

 急上昇中は日別や過去24時間の人気ワードを発見するメニューの一方で、【Year in Search:検索で振り返る】では年単位での検索トレンドを確認することができます。現在2009年以降の年代別での急上昇キーワードが確認できます。※2010年は設定できません。

指定した年代で流行った音楽やドラマ、話題となったニュースが確認できる為「あの年って何が流行ったっけ」という疑問を解消してくれます。

具体的な操作方法は以下となります。

①メニューの【Year in Search:検索で振り返る】を選択するGoogleトレンド Year in Search: 検索で振り返る 2022

②調べたい年代を選択する

Googleトレンド Year in Search: 検索で振り返る 2022

【登録】の使い方・見方

 「登録」を活用することで、任意のキーワードの最新情報などを、定期的にメールで受け取れるようになります。右下の「+」ボタンから新しい登録が作成できます。抑えておきたいトレンドキーワード情報を、いち早く収集したい場合に登録しておきましょう。

具体的な操作方法は以下となります。

①メニューの【登録】を選択する ※【定期購入】と表示されることがあります

Googleトレンド 登録

②右下の+ボタンをタップ

Googleトレンド 登録

③【トピック】を選択して任意のキーワードや受け取り頻度を選択

Googleトレンド 登録

④トレンドキーワードを受け取りたい場合は【急上昇ワード】を選択

Googleトレンド 登録

キーワードプランナーとの違いとは?使い分けも解説

 Googleが提供しているサービスに「キーワードプランナー」と呼ばれるGoogleトレンドに似たサービスがあります。どちらもキーワードを調べるツールではありますが、微妙にその使い方は違います。

Googleトレンドは上述のように、検索傾向を0~100の範囲で相対的な数値を把握できるものになり、100に近くなるほど検索需要が高い、という見方ができます。ざっくりとした検索需要が分かるものです。

一方で、キーワードプランナーでは月間の検索数を調べることができたり、リスティング広告を出稿した際のクリック単価の標準値が確認できます。このようにGoogleトレンドとは違った角度からのキーワード検索が可能です。

また、Googleトレンドは登録不要で誰でも無料で使うことができるのに対して、キーワードプランナーは、Googleアカウントを登録し、Google広告の管理画面にログインして初めて利用できるツールな点も異なる部分です。(※広告出稿の有無で画面や見れるデータが若干異なります。)

Googleトレンドの画面

Googleトレンド 使い方

キーワードプランナーの画面

キーワードプランナー 使い方

Googleトレンドの活用方法

ここからは、Googleトレンドの具体的な活用方法についてご紹介します。

SEO対策

Googleトレンドは、Webマーケティングの中で特にキーワードが重要となる「SEO対策」に非常に役立ちます。 現在検索されているキーワードが調査でき、合わせて関連するキーワードも調べられるため、自社で対策しているキーワードと合致するかどうか確認できます。

もし現在対策しているキーワードの検索ボリュームが少なければ、キーワードの見直しを行います。 また、急上昇キーワードで新しく対策すべきキーワードを見つけられます。

現在注目を集めているキーワードを用いてトレンドに沿ったコンテンツを用意することで、トレンドに敏感なターゲット層も獲得できるでしょう。

コンテンツ制作

キーワードを調べるときに表示される関連トピックや関連キーワード、さらに参考となるサイト関連ニュースなどを見ることで、コンテンツ作りのヒントとなります。

また季節ごとに需要が増減するようなキーワードについては、「Googleトレンドの折れ線グラフ」で周期性を確認することで、需要が高まる時期に合わせたコンテンツ作りをすることができます。

例えば、夏祭りやクリスマス時期に合わせたコンテンツ作りをどの時期に作成するのかを一目で把握できます。

広告施策

Googleトレンドからユーザーの需要を把握することで広告施策にも活用できます。特定したキーワードの需要から広告に載せる訴求やキャッチコピーのヒントが見つかり、効果的な広告を打つことができます。

また、特定のキーワードがどの地域に興味を持たれているかを知ることができます。そのため、どの地域の人々をターゲットにするのかの判断材料にできます。

Google広告におけるGoogleトレンドの活用方法と弊社の事例

 このようにGoogleトレンドは使い方を知ることができれば、かなり便利なツールです。ここからはweb広告運用代行会社で営業として働く私の活用事例を紹介いたします。 

 2022年3月末頃、新規のお客様からリスティング広告に関するご相談がありました。そのお客様は地下シェルターの事業を行っている会社で、ロシアのウクライナへの進行が注目されている今、地下シェルター事業を伸ばしていきたいというご相談でした。お客様から相談を受けた2022年3月末はウクライナがロシアに進行を開始して1ヶ月程たったタイミングでしたので、お客様的には地下シェルターへの関心も向けられているのでは?という考えをお持ちでした。

 ただ、本当に日本で地下シェルターに需要があるのか?広告を出して成果がでるのか?そもそも検索されるのか?と広告で売り上げが立つ、という最後の確証が得られていない様子でした。

 そこで、Googleトレンドの登場です。早速相談いただいた2022年3月29日までの1年間で【地下シェルター】の検索推移を調べたところ、やはり2022年2月〜3月にかけて急激に検索がされていることが分かりました。

Googleトレンド グラフ

Googleトレンドとキーワードプランナーの数値やグラフを確認していただき、実際に検索(=需要)が増えていると確認ができましたので、お客様もリスティングの実施を決めていただけることになりました。

このようにリスティング広告出稿を検討中の方は、Googleトレンドやキーワードプランナーを活用して、事前に検索が多い時期を把握したり、自社のサービスは今需要(=検索)があるのかを把握した上で広告を出稿することもオススメです。

また、もし読者様が代理店の営業担当であれば、上記のような活用の仕方でSEO対策やリスティング広告の提案素材としても活用できるかと思います。

実際の成果というと、、、かなり反響がありました。開始前にはCPA20,000円以内が目標値でしたが、初月でCPA4,536円という数値を叩き出しました。月予算としては10万円前後と少額ながらもお問い合わせは21件あり、初月から反響がすごい!と広告の成果を実感していただくことができました。

まとめ

 今回は誰でも簡単に使うことができるGoogleトレンドの使い方や見方、活用事例についてご紹介いたしました。

今話題になっているキーワードを発見できたり、任意のキーワードの検索傾向が分かる為、リスティング広告やSEO対策にも活かせます。また、実際の検索ボリュームやリスティング広告を出稿した際の単価の目安が分かるキーワードプランナーと組み合わせることで、お客様への提案にも使うことができると思います。

もちろんGoogleトレンドで検索需要が増えていることが分かれば、必ず広告の成果が出る、SEOで絶対に上位が狙える、というものではございませんが一つの判断材料として活用してみてはいかがでしょうか。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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