こんにちは。今回はTwitterのツイート作成時に注意すべき点についてまとめたいと思います。
どちらかと言うと小ネタ集的な内容のため気楽に読んでください。
まだTwitterに慣れていない企業アカウント運用担当者様や代理店のTwitter広告運用担当者様の参考になりますと幸いです。
文頭でスペースや改行は使用不可
最も注意したいのは「スペース」と「改行」です。Twitterでは文頭にスペースや改行を入力しても、実際に投稿されたツイートではそれらが省略されてしまうという仕様があります。絵文字やアスキーアートを使ったグラフィカルなツイートをしようとして、いざ投稿したらスペース省略により形が崩れてしまうことがあるため注意が必要です。Twitter運用経験の少ない方がこの仕様を知らずに広告用ツイートを作成されている場面に何度か出くわしました。
なんとかしたい
対策、というより妥協案になりますが、アスキーアートを使用したツイートなどでどうしても1文字目にスペースや改行を入れたい場合は、一文字目に「.」など目立たない文字を一つを置くことで、それより後ろはスペースを利用できるようになります。
この方法はツイートの形を整えるため多くのベテランユーザーにも使われています。
. 目 ぁ ぁ
が ぁ あ
目 ぁ ぁ ぁ あ
が ぁ ぁ あ
ぁ ぁ ぁ あ
ぁ あ
あ あ
あ あ あ意訳:花粉つらい
— キングジム (@kingjim) March 26, 2015
@Fantassyi 文頭にスペースを空けるとツイッター側で省略されてしまうため、ピリオドを打つことにより、それを防ぐわけです(AAが崩れないように)
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) March 26, 2015
.
_
_/: ・°ァ < クー
<ミ;;ノ__)クー
九 ( ゚д゚) 鳥
\/| y |\/( ゚д゚) 鳩
(\/\/※漢字「鳩」の成り立ち、そんな説もあります。#ハトの日
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) August 10, 2016
使用できる絵文字に注意
Twitterは絵文字の自由度が非常に高く、他のSNSと比較して非常にユニークなテキストクリエイティブの作成が可能です。しかもTwitter広告においてもその自由度はほぼ変わりません。しかしいくら自由と言ってもユーザーによって閲覧環境が異なるため、ツイート作成者の100%意図した通りに表示される保証は有りません。
企業のTwitterアカウント運用やTwitter広告をされる場合、PC上での操作が多いかと思います。しかしそれを見るユーザーが使用しているブラウザやOSによっては、一部の絵文字が文字化けなど正常に表示されないことが極稀にあります。(以前はiOSとAndroidで同じ絵文字でも見え方が異なりましたが、アップデートによりほとんど統一され、普段遣いで困ることはほぼありません。)もしどうしても心配であれば使用可能な絵文字なのか事前にチェックすることも出来ます。
Twitterが対応している絵文字の一覧
実はTwitterで正常に使用できる絵文字の一覧(Twemoji)をTwitter公式が公開しています。こちらはオープンソースライブラリとして公開されているため、一般ユーザーが日常的に使うものとしてはちょっと面倒ではありますが(汗)。
参考:Twemoji
ちなみにTwemojiを活用した有志によるこんな記事もあります。
改行も1文字としてカウントされる
Twitterの文字数上限は通常全角140文字です。そしてこの中には改行も半角1文字としてカウントされますので覚えておきましょう。例えば下記のようなツイートは全角6文字ではなく全角7文字ということになります。
またTwitter広告における文字数上限は使用する広告フォーマットによって異なるため、そちらも考慮して作成するよう注意しましょう。
参考:広告クリエイティブの仕様
事前の確認を忘れずに
代理店が運用する場合に限られるかもしれませんが、これに関しては単にチェックをすれば良いだけの話です。Twitterの入力画面でも大雑把に残りの入力可能文字数をカウントしてくれる機能が一応あります。が、残り半角10文字になるまで数字が出てこない謎仕様です。(Twitter広告のツイート作成画面では何故か残り半角20文字から出てきます。なんでや。)
最後に
「そんな細かいこといちいち気にする必要ある?」と思われるかもしれませんが、これらは筆者がTwitter広告の運用を代行するにあたって、過去実際にクライアント様からご質問やご相談いただいた内容です。Twitterを実際に運用してみるとこうした細かいところで躓くことが意外に多いと肌で感じます。例えば改行が省略されることを知らず入稿時になって仕様に気づいたとしたら、調整のためクライアントに確認を取ることが一つ余分に増えます。こうしたや細かいことでも事前に知っているのと知らないのとでは作業や確認のスピードが少しずつ変わってきますので、ぜひ、覚えておいてください!