今日は米Googleで7月27日に発表された『リマーケティングwith Googleアナリティクス』についてご紹介します。
さっそくあちこちで話題になっていますが、『リマーケティングwith Googleアナリティクス』とは、Googleアナリティクスの指標を使ってリマーケティング広告のターゲットリストを作成することができるというもの。
これまで以上に詳細にターゲティングできるのではと期待されています。
どんなことができるのか
これまでのリマーケティング広告はは、訪問先のページによってユーザーをリスト化していました。
今回リリースされた『リマーケティングwith Googleアナリティクス』を仕様すれば、
- サイトの滞在時間
- 閲覧地域
- ユーザーのページビュー数
- リピート回数
などの指標でもユーザーをリスト化できるようになります。
設定方法が分かりやすくなります
今までリマーケティングを設定しようとすると、AdWordsの管理画面からリマーケティングタグと呼ばれるコードを発行し、該当ページのhtmlに貼り付ける必要がありました。
しかし、今回の『リマーケティングwith Googleアナリティクス』によって、Googleアナリティクスのトラッキングコードがこのタグの役割も担うようになるため、新たにコードを発行する必要がなくなります。
しかも、アナリティクスでリストを作成することでAdWordsの管理画面にもリストが自動で反映されるため、広告グループや広告などの設定をするだけで広告配信が可能になります。
使用するための条件
この新機能を利用するためには、
- 対象サイト(ページ)にGoogleアナリティクスを設置する
- GoogleアナリティクスとGoogle AdWordsをリンクさせる
以上の二点が必要になってきます。
現在ベータ版として部分的に導入されている機能なので、全ユーザーが利用できるようになるのは夏の終わりぐらいだそうです。
また、2のアナリティクスとAdWordsの設定方法については次回ご紹介する予定です。
まとめ
Googleアナリティクス内で『WEBテスト』機能が実装されるなど、最近Google AdWords関連のサービスとアナリティクスのサービスが数多くリンクされてきました。
これらの情報をうまく選択、活用して、効果的なリスティング広告の運用をしていきたいですね。
Googleアナリティクス 公式発表記事はこちら(英語です)
http://analytics.blogspot.jp/2012/07/a-simpler-way-to-reconnect.html