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アナリティクスでよく見る(not set)と(not provided)の違いとは 《Google Analytics》

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Google Analyticsのトラフィックレポートなどで、流入してくるキーワードを確認していると、(not set)や(not provided)というものをご覧になった方も多いのではないでしょうか?
どちらもキーワードがわからなかったんだな、という感じの表記のされですが、この違いはご存知ですか?
今日はこの、(not set)と(not provided)の違いについてご紹介します。

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最近急増した(not provided)

トラフィックレポートを見ていて、最近(not provided)が増えたな、と感じている方も多いのではないでしょうか。実はこれには理由があります。
まずは、2つのキーワード意味をご紹介します。

(not set)

この(not set)は、
『参照元が検索エンジンの検索結果のページ以外からの訪問』 の場合や
『訪問の際にリダイレクト等で参照元の情報を取得できなかった場合』
のように、キーワード情報がないときや、リダイレクトなどで解析できなかった状態のセッションで表示されます。

つまり、(not set)は、分からなかったということですね。

 

(not provided)

では次に(not provided)についてご説明します。
簡単に言うと、先ほどの『分からなかった』に対し『Googleが教えてくれなかった』というのが(not provided)です。

(not provided)が表示されるのは、Googleアカウントにログインしている状態でGoogle検索した際、アクセス解析にキーワードデータが渡らなくなっていることが原因です。

 

(not provided)増加の理由はGoogleのSSL化が原因

3/6にGoogle日本でも検索セキュリティが強化された事がアナウンスされました。
>>Google の検索セキュリティを強化しました

これによって上記のように、ログイン時の検索キーワードは(not provided)と表示されるわけです。

当初は影響は10%程度といわれていましたが、ユーザーの反応を見ていると、2~3割程度のアクセスが(not provided)と表示されているサイトが多いようです。 現状このキーワードを調べる方法はないようなので、対処はできないのが少しもどかしいです。

さいごに

今回ご紹介した(not set)と(not provided)は表示される理由が全く違います。
きちんと違いを理解しておくことが重要ですね。

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