そういえば、先日バレンタインでしたね。日本以外の国のほとんどでは男性から女性に愛を伝える日なんですよ。花束プレゼントしたりメッセージカードプレゼントしたり。素敵!女性が勇気を出せる日!でもありますが、こういう男性が日本にいてもいいんではなかろうかと少し感じている高田です。
さて、今回は「仮想通貨」についての記事となります。この記事を読んでくださっている方の中にも仮想通貨をやっている人結構いるんではないでしょうか?ちなみに筆者は仮想通貨をやっておりません!まったくの初心者です。
なんで仮想通貨?
そもそもなんで仮想通貨について書こうと思ったかというと、Facebookが仮想通貨の広告を禁止したからです。
きっかけの記事はこちら。
Facebookは広告の原則として、「広告は安全であるべき」そして「利用者第一で開発する」という方針をとっています。誤解を招く広告、詐欺的な広告を許容しないプラットフォームです。
このたび広告ポリシーの禁止コンテンツとして、誤解を招く宣伝や詐欺的な宣伝と結びつけられることの多い金融商品および金融サービスを追加しました。具体的にはバイナリーオプション、イニシャルコインオファリング(ICO)、仮想通貨などです。
上記にあるように誤解を招く宣伝や詐欺的な宣伝と結びつけられることが多いため、広告を禁止したようです。とうとう運用者も仮想通貨や投資について無知じゃいられなくなってきてますね…。というわけで紹介した記事やヘルプページに記載のある基本的な用語をまずは理解して、一歩を踏み出したいと思います!
用語を理解しよう
それでは、順番に用語について調べていきます。
バイナリーオプション
こちらのサイトにわかり易く記載がありましたが、簡単に言えばトランプの「ハイ&ロー」ということ。外国通貨取引の一種で単純かつ手軽にできる今人気の投資方法だそう。
通常の株式やFXでは値動きの幅によって損益金額が確定するが、バイナリーオプションでは損益額が固定ということ。「ハイ&ロー」とは、次にめくるトランプが場に出ているトランプより数字が大きいか小さいかを当てる単純なゲームです。
で、肝心の「バイナリーオプション」はこの「ハイ&ロー」が通貨に変わったようなもの。
つまり今1ドル=100円としたときに、この1ドルが○○分後に100円より高くなるか、低くなるかだけを予測するのが「バイナリーオプション」。バイナリーオプションを提供している業者によって○○分後というのは違うそうですが、「上がる」か「下がる」かのみを当てればいいので、手軽で人気らしいです。ただ、2013年11月に施行された国内バイナリーオプションへの規制の影響を受けて、国内バイナリーオプション業者では従来の二者択一の取引が行えないようです。国内の規制の影響を受けない海外バイナリーオプション業者は上述の取引ができるそう。
仮想通貨(暗号通貨)
日本大百科全書(ニッポニカ)によると、
特定の国家による価値の保証のない通貨。おもにインターネット上で「お金」のようにやりとりされ、専門取引所などで円、ドル、ユーロ、人民元などの法定通貨と交換することで入手でき、一部の商品やサービスの決済に利用できる。紙幣や硬貨のような目に見える形では存在せず、電子データとして存在し、不正防止のために暗号技術を用い、ネット上の複数コンピュータで記録を共有・相互監視するブロックチェーンで管理されている。このため仮想通貨は「デジタル通貨」「暗号通貨」とよばれることもある。
ということ。価値に保証のない…?大丈夫なの・・・?と思う方もいらっしゃる方もいますよね。通貨の殆どは国によって価値が保証されており、利用者である私達もその価値を認識していますよね。安心感が有り、その価値を疑うことはめったにないはずです。つまり、利用者が価値があると認識できれば通貨として機能するということ。「仮想通貨」は利用者の信用によって価値が保証されているため機能しているのです。
利点としては、銀行や金融機関を経由する必要が無いため送金や決済の手数料が安くすみ、時間もかからないこと。また、国の政策等に影響を受けにくい点などが有ります。ただ、やはり法律による監視の目も届きにくく、匿名性も高いのに加え価値を保証しているのが利用者のみなので、全く価値が無くなる可能性もあるということ。
※ブロックチェーンについては本記事では割愛しますが、こちらの記事をご参照頂ければと思います。
電子マネーとの違い
電子マネーは中央銀行が発行した貨幣が基準となっているため、国によって価値が保証されているということになります。ここで扱う「仮想通貨」とは異なるものということです。
それでは次に私でも聞いたことのあるメジャーな仮想通貨について少し調べてみます。
マイナビニュースさんの記事を参考にしております。
メジャーな仮想通貨の紹介
ビットコイン(BTC)
最初に作られた仮想通貨で、取引高、時価総額ともにトップ。最もポピュラーな仮想通貨。仮想通貨の基軸となっており、ほぼすべての取引所でビットコイン以外の仮想通貨の決済として使うことができる。送金に比較的に時間が掛かる点が短所。
イーサリアム(ETH)
時価総額がビットコインに次いで多い。ビットコインと同じブロックチェーンを用いているが、「スーマートコントラクト」という技術を利用しているため送金速度が早い。スマートコントラクトは、ある条件を設定しておけば自動で契約を実行、保存までしてくれる技術。イーサリアムは今後、最も将来性が期待されている仮想通貨の一つ。
リップル(XRP)
時価総額が3位の仮想通貨。ビットコインとの大きな違いは明確な発行元(リップル・ラボ)が存在している点。正確には仮想通貨ではなく、仮想通貨などの決済・送金システムのことを指す。特徴としては、送金速度の速さと手数料がほぼ無料になること。国際取引において注目されており、大手の国内外の銀行や金融機関がリップルシステムの採用を決めている。現在の価格は比較的安いため、注目されている投資先。
ICO
finteさんの記事がとてもわかり易く解説してありました。
ICOとは、資金調達をおこないたい企業やプロダクトチームなどが「仮想通貨を発行して資金を調達する」次世代の資金調達方法です。
新しい資金調達の方法!株式を発行するのではなく仮想通貨を発行して資金調達するんですね。
ICOは「Initial Coin Offering」の略で「クラウドセール」や「プレセール」、「トークンセール」などとも呼ばれます。株式で言うところの「IPO」から変化させたもので、web上で資金調達を行う「クラウドファンディング」の新しい形とも言われているそうです。ICOの検索サイト「COINJINJA」さんでみてみたところ、ICOプロジェクトが1,400件以上有りました。今注目の資金調達法であることが数字を見てわかりますね…。
運用者として知っておくべきこと
「Facebookが仮想通貨の広告を禁止」した理由が、調べてみて少しわかった気がします。もちろん、取引の速さや手軽さなどメリットも多い仮想通貨ではありますが、利用者の信用のみによって価値が決められている以上、高いリスクを伴います。存在の不確定さをいいことに悪さをしている業者がいるのも事実。これは広告の誠実さにこだわっているFacebookでは配信を許可できないのも納得です。
ただ、すべての業者が悪いわけではないのもみんながわかっていることだと思います。それを踏まえてFacebookは、
虚偽や詐欺の広告手口を発見しやすくするための対策が講じられるまでの措置として、今回追加したポリシーは意図的に対象を幅広く設定しています。ポリシーは、Facebook、Audience Network、Instagramをはじめ、弊社の全プラットフォームへ段階的に適用されることになります。今後は検出技術の向上に努め、それに合わせて本ポリシーや施行方法も見直していきます。
といっているわけですね。検出技術の向上に期待しましょう!検出技術が追いついていないことも記載しており、Facebook利用者への協力も求めていますので皆さんも見つけたら報告しましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?仮想通貨ってなんぞや…。と思っていた運用者の方が少しでも仮想通貨について理解できたなら幸いです。私個人としては今まで全く仮想通貨に関心がなかったのでおそらくFacebook広告が禁止しなかったらしばらくは調べなかったと思います。日々変わり続けるWeb広告だからこそ、新しいことを日々勉強できるんですね。運用者たるもの世の中の動きについていけるよう頑張りましょう。