皆さん、こんにちは。
YDNのサイトリターゲティングについて、2014年12月頃に機能追加が行われました。今回の記事は、その追加された機能について記載します。
主な機能追加内容
ターゲットリスト登録上限数の引き上げ
今回の機能追加で100件から300件に引き上げされました。誘導するLPが複数ある場合や、LP訪問した方の動向、リストのデータ保有期間などの単位でターゲットリストを管理している方には、管理できる数が増えて朗報ですね!
ターゲットリストの「除外設定」機能を追加
今回の機能追加で、個人的には一番嬉しい追加機能でした。
実際に上図を見ていただくと機能追加された箇所がわかると思いますが、広告グループのサイトリターゲティング設定画面で除外設定が出来るようになっています。
何か嬉しいと言うと、広告配信時のリーセンシー(期間)による検証、管理が今より容易になった(感じた)ところです。これまでは「除外設定」ができないため、作成したターゲットリストの条件組み合わせで管理してました。その際にターゲットリストを非常に多く作成する時がありました。今回の「除外」機能追加でスマートな管理が出来て助かったと実感してます( ´ ▽ ` )b
リーセンシーの有効性については、下記記事参照
http://quartet-communications.com/info/listing/technique/22678
なお、CSVインポートで除外設定が可能になりましたので、一括で設定も可能です。
ターゲットリストの条件に「参照元URL」を追加
ターゲットリストの条件設定に、サイトリターゲティングタグが設置されたページに遷移する前のサイト(参照元URL)を加える事が出来るようになりました!これにより、遷移前に閲覧しているWEBサイトの内容によって、ターゲットのニーズの濃さが分かり、より即した広告配信が出来るようになりますね!!
設定方法も下図の通り簡単で、ターゲットリスト作成画面から「参照元URL」を選択して、条件とするURLを入力するだけです。
<注意>
まだ「参照元URL」機能は使っていないので今後検証する予定ですが、いくつか注意時点がありますので、簡単に下記に記載します。
●参照元URLを取得できない例
1.インターネットユーザーがサイトリターゲティングタグ設置ページに以下の方法で訪問した場合
・ブラウザーのアドレスバーに直接URLを入力して訪問した場合
・QRコードを利用して訪問した場合
・ブックマークや閲覧履歴、ショートカットから訪問した場合
・ httpsのページからhttpのページへ遷移した場合
2.自社サイト(サイトリターゲティングタグ設置ページ)が以下に該当する場合
・インラインフレーム<iframe>内の子ページにサイトリターゲティングタグを設置
3.参照元ページが以下に該当する場合
・タグの設定などでリファラー(参照元URL)の取得制限が行われている
●参照元URLを正しく取得できない例
・参照元ページから外部リンクへの遷移時に中間ページが挿入されている場合など
ターゲットリスト管理の画面変更
ターゲットリスト画面から、該当の広告グループを選択して設定できるようになりました。これまでは、ターゲットリスト作成後に該当の広告グループ設定画面からターゲットリストを選択していましたが、機能追加により、利便性が良くなりましたね。
まとめ
今回の機能追加で、非常に利便性が良くなり、管理が良くなったと感じました。まだ実施していない機能もあるため、今後の検証が楽しみです。また、追加された機能によっては細かい注意点や補足があるため、下記URLから確認できます。
https://portal.yadui.business.yahoo.co.jp/agencyportal/?p=3260007