昨日2014年11月19日より、Yahoo!プロモーション広告でTwitterプロモ商品が提供開始になりました。
※Twitter広告自体はもともと存在していますが、Yahoo!プロモーション広告経由で出稿できるようになりましたという意味です。
さて、今回はTwitterプロモ商品てなんぞ?という方のために簡単に概要をご紹介します。
概要
Twitterプロモ商品、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に表示される広告です。
配信メニューは大きく分けて2つ「プロモツイート」「プロモアカウント」に分かれます。
プロモツイート
既存のフォロワーだけではなく、フォロワー以外のユーザーのタイムラインや検索結果に広告を配信できます。ツイートへの反応(エンゲージメント)や自社WEBサイトへのリンククリックを目的とした広告配信になります。
また、広告配信にあたり「キーワード※」「興味関心」「エリア」「デバイス」「性別」ターゲティング設定をすることができます。(※設定したキーワードをTwitter内で検索・ツイートしたユーザーに表示)
(表示例)
■エンゲージメントの種類
プロモアカウント
ターゲティングしたユーザーのおすすめユーザー欄やタイムラインに広告を掲載できます。新規のフォロワーを獲得することを目的とした広告配信です。
獲得したフォロワーに対しては通常のツイートで継続的にアプローチをかけることができるので、新規フォロワーを集めるということは、いつでも無料で情報を届けられる数を増やすことと同義です。
また、広告配信にあたり「興味関心」「地域」「性別」ターゲティング設定をすることができます。
(表示例)
課金形態について
プロモツイート、プロモアカウントがそれぞれどのような広告かはご理解いただけたかと思いますが、広告ですので課金形態も気になりますよね?
Twitterプロモ商品の課金形態は3パターンです。
CPE(コスト・パー・エンゲージメント)課金
■対象サービス:プロモツイート
プロモツイートでターゲティングしたユーザーが上記のエンゲージメントにつながった際に課金される方式です。広告に使用するツイートの品質と入札金額の組み合わせによるオークション制です。
リツイートによる情報拡散を主目的とする場合はこの課金方式を選択することになります。
CPLC(コスト・パー・リンククリック)課金
■対象サービス:プロモツイート
プロモツイートでターゲティングしたユーザーがウェブサイトリンクをクリックした際に課金される方式です。広告に使用するツイートの品質と入札金額の組み合わせによるオークション制です。
Twitterから自社WEBサイトへの誘導が主目的の場合はこの課金方式を選択することになります。
プロモツイートでは、ターゲティングしたユーザーからのエンゲージメントが課金対象となり、リツイート等による情報が拡散した先のユーザーからのエンゲージメントは課金対象外です。
CPF(コスト・パー・フォロー)課金
■対象サービス:プロモアカウント
プロモツイートでターゲティングしたユーザーが自社アカウントをフォローした際に課金される方式です。フォロー率などの広告の品質と入札金額の組み合わせによるオークション制です。
フォロワーを集めることが主目的の場合はこの課金方式を選択することになります。
まとめ
Twitterはサービスの特性上、ユーザーが匿名であり、情報が拡散しやすい特性を持っています。また、サービスを利用しているユーザー層も10代20代が中心となっているため、すべての広告主にとって魅力的な広告配信先ではないかもしれませんが、WEB集客の一つの武器としてご自身が関わる案件で使えるかどうか検討してみてください。
Twitterプロモ商品に限ったことではないですが、数多く存在するWEB集客手法を自分自身で「こんな使い方はできないだろうか?」「ここで使ったらおもしろいかも!」など色々考えを巡らすという行為は必ずあなた自身のWEBマーケッターとしての成長に貢献するはずです。