約一ヶ月前からアナウンスされていたAnalyticsの新機能『ビジュアルフロー』が、全ユーザーに対応しました。 これまでもユーザーのページ閲覧遷移は確認できましたが、簡単な設定で視覚的にレポートをみることが出来ます。
この機能は『ユーザーフロー』と『ゴールフロー』の二種類があります。
ユーザーフロー
ユーザーがどんな検索キーワードで、どのページからサイトに入り、サイト内を遷移したかを見ることができます。どの段階で離脱してしまったのかもまとめられています。
◆ユーザー層>ユーザーフロー
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ゴールフロー
こちらは目標機能で設定したコンバージョンに至るまでのユーザーの動きを視覚的に確認できます。目標設定をしている場合に利用できます。
◆コンバージョン>目標>ゴールフロー
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ちなみに『参照元』を表示すると、コンバージョンがオーガニック検索なのか、リスティング広告なのかも判別できます。 Yahooリスティング広告のVersion.3に伴い、コンバージョンのつく日程が閲覧日に変更になりましたが、Analyticsを見ればリアルタイムのコンバージョンも確認できますね。
目標設定は遡れる!
このゴールフローの便利なところは、過去のデータにも反映できるところです。 前もって目標を設定していなくても、今後新しく目標を作成すれば過去のデータも反映されます。
従来のコンバージョン測定は過去のデータを反映できませんでしたが、ゴールフローではそれができてしまうんですね。 全体のコンバージョン数は分かっていてもキャンペーンページが複数ある場合は、キャンペーンページをそれぞれ目標に設定することで、これまでのデータもより詳しくユーザーのページ遷移を確認することができます。
どんどん便利な昨日が公開されているAnalytics。無料ツールなので使わない手はありません。 『導入方法が分からない』『あるけど見かたが分からない』など、お気軽にご相談ください。
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