リンク否認とは、Search Consoleの否認ツールで、自社に向けられた不自然なリンクを無視するようGoogleに伝えることです。
ほとんどのサイトには不要で、消せない不自然なリンクに対する最後の手段です。本記事では、使うべき場面の見分け方から、否認ファイルの作り方・送り方、効果と注意点までを解説します。

この記事でわかること
- リンク否認の意味と、リンクの削除・nofollowとの違い
- 否認ツールを使うべき場面と、使わなくてよい場面の見分け方
- 否認の前にやる被リンクの洗い出しと、削除の依頼の進め方
- 否認ファイルの書き方と、否認ツールでの送り方・取り消し方
- 手動による対策を受けたときの進め方と、否認の効果・限界
なお、見覚えのない被リンクが気になる方や、否認すべきかどうか判断がつかない方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
Search Consoleのリンクの状況を一緒に確かめ、否認が本当に要るのか、先にやるべきことはないかを整理します。

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リンク否認とは?否認ツールでGoogleに伝えること

この章でわかること
- 定義①|否認は「このリンクは無視して」という申告
- 定義②|リンクの削除・nofollowとの違い
- 定義③|否認ツールはSearch Consoleの専用ページで使う
- 定義④|否認の対象になる不自然なリンク

被リンクは、ほかのサイトに置かれたリンクなので、自社の手では消せません。図のように、リンクを外せるのはリンク元のサイトの管理者だけで、否認はそれができないときにGoogleへ伝える手段です。
関係するのは、リンク元のサイト、自社のサイト、Googleの3者です。だれに何を頼むのかを分けて考えると、否認の位置づけがはっきりします。
定義①|否認は「このリンクは無視して」という申告
Googleは、否認ツールを公開したときのブログで、ツールの働きを次のように説明しています。
This tool allows you to indicate to Google which links you would like to disavow, and Google will typically ignore those links.
引用元:Google検索セントラル ブログ「A new tool to disavow links」(2012年10月16日)
(和訳:このツールを使うと、否認したいリンクをGoogleに示すことができ、Googleは通常それらのリンクを無視します。)
つまり否認は、リンクを消すのではなく、Googleがリンクを評価するときに、そのリンクを数に入れないよう頼むものです。同じブログでは、否認は命令ではなく強い提案として扱われる、とも書かれています。
否認したリンクを最終的にどう扱うかは、Googleが判断します。送れば思いどおりになるボタンではない、と理解しておくことが大切です。
否認は、リンクを消す作業ではなく、Googleに無視してほしいと伝える申告です。
定義②|リンクの削除・nofollowとの違い
不自然なリンクへの対処には、削除、属性の追加、否認の3つがあります。違いは、だれが行うのかと、リンクがウェブ上に残るかどうかです。
| 対処 | 行う人 | リンクの状態 |
|---|---|---|
| リンクの削除 | リンク元の管理者 | ウェブ上から消える |
| nofollowなどの属性 | リンク元の管理者 | 残るがPageRankを渡さない |
| リンクの否認 | 自社(サイトの所有者) | 残るがGoogleは通常無視 |
Search Consoleのヘルプでも、不自然なリンクにはまずリンク元に削除や属性の追加を頼み、外せなかったものを否認する、という順番が示されています。
削除はリンクそのものがなくなるため、ほかの検索エンジンにも、そのページを訪れる人にも効く対処です。否認はGoogleに向けた申告なので、効く範囲がいちばん狭いと考えておきましょう。
否認は、リンク元に頼んでも外せなかったリンクに使う、順番の最後の対処です。
定義③|否認ツールはSearch Consoleの専用ページで使う
否認ファイルは、Search Consoleのリンクの否認ツールのページから送ります。送れるのは、そのプロパティの所有者の権限を持つ人だけです。
また、否認ツールはドメイン プロパティには対応していません。サイト全体をドメイン プロパティだけで登録している場合は、URLプレフィックスのプロパティも登録しておく必要があります。
Search Consoleの登録や権限の基本は、Google Search Consoleについて解説した記事で紹介しています。弊社でも以前にリンク否認ツールを知っておこうという短い記事を公開しましたが、本記事は今のヘルプの内容に沿って書き直したものです。
否認ツールは、URLプレフィックスのプロパティの所有者が、専用のページから使います。
定義④|否認の対象になる不自然なリンク
否認の対象として想定されているのは、検索順位を操作する目的で作られたリンクです。Googleのスパムに関するポリシーでは、こうしたリンクをリンクスパムとして扱っています。
リンクスパムとして挙げられている主な例
- 順位を上げる目的で、お金や物と引き換えに置いてもらったリンク
- リンクのためだけに行う、過剰な相互リンク
- 質の低いディレクトリやブックマーク サイトへの登録で得たリンク
- 記事の中に紛れ込ませた、関係の薄いリンクの大量の設置
反対に、取引先の紹介ページやニュース記事など、実際の関係や内容への評価から張られたリンクは、否認の対象ではありません。リンクスパムそのものの見分け方は、Googleのポリシーの原文もあわせて確かめておくと安心です。
否認の対象は、順位を操作する目的で作られた不自然なリンクに限られます。
リンク否認は必要?使う場面・使わない場面の見分け方

この章でわかること
- 判断①|ほとんどのサイトでは否認ツールは要らない
- 判断②|使うのは2つの条件がそろったとき
- 判断③|見覚えのないリンクがあるだけなら様子を見る
- 判断④|順位が落ちたら、先に原因を切り分ける
- 判断⑤|前の業者や買ったサイトの後始末

否認ツールの使いどころは、とても限られています。図の3つの質問に上から答えていくと、自社が否認に進むべきかどうかを判断できます。
判断①|ほとんどのサイトでは否認ツールは要らない
Search Consoleのヘルプは、否認の手順を説明する前に、まず必要性を判断するよう求めています。その最初に書かれているのが、次の文です。
ほとんどの場合、Google は詳しい情報を提供されなくても、どのリンクが信頼できるものかを評価することができます。そのため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はありません。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
被リンクの調査ツールで、評価の低いサイトからのリンクが並んでいるのを見ると、不安になるかもしれません。しかし、それだけで否認を考える必要はありません。
否認ツールは、ほとんどのサイトにとって使う必要のない道具です。
判断②|使うのは2つの条件がそろったとき
同じヘルプでは、否認が必要になる場合を、次の2つの条件がそろったときに限っています。原文では、2つの条件が「かつ」でつながれています。
サイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くある。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
かつ
そのようなリンクが、自分のサイトで手動の対策を行わなければならない原因となっている、または今後、手動による対策を行わなければならなくなる可能性がある場合。
ここでいう手動による対策は、Googleの担当者がサイトを審査し、スパムに関するポリシーに沿っていないと判断したときに行う措置のことです。Search Consoleの[手動による対策]レポートに表示されます。
不自然なリンクが少しあるだけ、あるいは手動による対策と結び付く心配がないなら、条件はそろっていません。数が多いことと、手動による対策の原因になることの両方を満たして、はじめて否認を検討します。
否認に進むのは、不自然なリンクが数多く、かつ手動による対策の原因になる場合です。
判断③|見覚えのないリンクがあるだけなら様子を見る
リンクレポートを開くと、自社の記事を写したようなサイトや、内容のよくわからない海外のサイトからのリンクが見つかることがあります。自社が関わっていないこうしたリンクは、ほかのサイトでも知らないうちに付くことがあるものです。
リンクレポートのヘルプでは、既知のスパムサイトからのリンクは、Googleが通常無視すると説明されています。否認のヘルプにも、第三者の行為がサイトに悪影響を及ぼさないよう、Googleができる限り取り組んでいると書かれています。
自社が作らせたリンクでなく、手動による対策も出ていないなら、まずは記録だけ残して様子を見るのが基本です。外部ツールの指標が低いことも、それだけでは否認の理由になりません。
自社が関わっていない見覚えのないリンクは、記録を残して様子を見るのが基本です。
判断④|順位が落ちたら、先に原因を切り分ける
検索順位が下がると、被リンクのせいだと考えて否認に飛び付きたくなります。ですが、順位が下がる原因はほかにも多く、否認で直るのは不自然なリンクが原因のときだけです。
否認の前に確かめておきたいこと
- Search Consoleの[手動による対策]レポートに、何か表示されていないか
- 順位が下がった時期が、Googleの検索のアップデートの時期と重なっていないか
- URLの変更やnoindexの付け間違いなど、自社のサイト側の変更がなかったか
- 季節や話題の移り変わりで、検索される量そのものが減っていないか
アップデートの時期は、GoogleのGoogle 検索ステータス ダッシュボードで確かめられます。広告運用の会社としておすすめしたいのは、リスティング広告を出しているキーワードなら、広告の表示回数の推移を見ることです。
広告の表示回数が同じように減っていれば、順位ではなく検索の需要が減っている可能性が高まります。こうして原因を切り分けてから、被リンクを疑うと遠回りを防げます。
順位が落ちたときは、手動による対策・アップデート・サイトの変更・需要の変化を先に確かめます。
判断⑤|前の業者や買ったサイトの後始末
否認ツールが本来想定しているのは、自社や依頼したSEO業者が、ポリシーに反するリンクを作ってしまった場合の後始末です。否認のヘルプでも、自身や利用するSEO業者が有料リンクなどを使った例が挙げられています。
以前の業者に、記事の中のリンクや、ディレクトリへの登録をまとめて任せていた場合は、どこにどんなリンクを置いたのかを業者に確かめましょう。作業の記録が手に入れば、洗い出しの手間が大きく減ります。
また、中古のドメインや、ほかの人から買ったサイトでは、前の持ち主の時代に作られたリンクが残っていることがあります。手動による対策のヘルプでは、買う前からポリシーに違反していたサイトは、問題を直したうえで、最近取得したことを再審査リクエストで伝えるよう案内しています。
自社や業者が作らせたリンク、前の持ち主が残したリンクは、否認を検討する代表的な場面です。

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否認の前の下準備|被リンクの洗い出しと削除の依頼

この章でわかること
- 準備①|リンクレポートから被リンクを書き出す
- 準備②|リンク元ごとに4つに仕分ける
- 準備③|外せるリンクは削除を依頼する
- 準備④|依頼と返事を記録に残す
![被リンクの仕分けシート(表示例。ドメイン名はすべて架空。Search Console ヘルプ「リンクレポート」「[手動による対策] レポート」をもとに作成)|エクスポートしたリンク元を1つずつ見て、残す・様子を見る・削除を依頼・否認するの4つに分ける。例:torihiki-example.co.jp(取引先の導入企業ページ)は残す。news-example.jp(業界ニュースの紹介記事)は残す。copy-example.xyz(自社の記事を写したページで、自社は関与なし)は様子を見る。paid-example.com(前の業者が有料で置いた記事のリンク)は削除を依頼。dir-example.info(業者が登録した質の低いディレクトリ)は削除を依頼。blog-example.net(依頼に返事がなく、リンクが残った)は否認する。判定の基準:残すは、実在する関係や内容への評価から張られたリンク。様子を見るは、自社が関わっていないスパムサイトで、Googleは通常無視する。削除を依頼は、自社や業者が作らせたリンクで、まず外してもらう。否認するは、依頼しても外せなかったリンクだけ。](https://quartet-communications.com/wp-content/uploads/2026/11/103402-ld-sort.png)
否認が必要だと判断しても、いきなり否認ファイルを作るのではありません。図のような仕分けシートを作り、リンク元を1つずつ確かめるところから始めます。
準備①|リンクレポートから被リンクを書き出す
被リンクの一覧は、Search Consoleのリンクレポートから書き出せます。ホスト名ごとに見るなら「上位のリンク元サイト」の表から、時系列で見るなら外部リンクのエクスポートで「最新のリンク」を選びます。
エクスポートでは、最近見つかったリンクの「最新のリンク」と、Googleが知っているリンクから抜き出した「その他のサンプルリンク」を、最大100,000行まで書き出せます。CSVやGoogleスプレッドシートの形で保存できるので、仕分けの表にそのまま使えます。
ただし、リンクレポートはすべてのリンクを網羅したものではなく、リンクにnofollowが付いているかどうかも表示されません。外部の被リンク調査ツールを補助に使う場合も、判断の土台はSearch Consoleのデータに置くとよいでしょう。
洗い出しは、Search Consoleのリンクレポートのエクスポートから始めます。
準備②|リンク元ごとに4つに仕分ける
書き出したリンクは、リンク元のサイトごとにまとめ、「残す」「様子を見る」「削除を依頼」「否認する」の4つに分けます。数が多いときは、手動による対策のヘルプにあるとおり、リンクの数が多いリンク元や、ここ数か月に作られたリンクから見ていきます。
判定の手がかりになるのは、リンク元のページを実際に開いたときの中身です。自社とは関係のない記事に同じ文言のリンクが並んでいる、業者に頼んで載せたことがある、といった点を確かめて記入します。
取引先や業界団体、メディアからのリンクは、実際の関係から生まれた大切な被リンクです。数が多いからといって否認に入れないよう、仕分けの段階で「残す」をはっきり付けておきます。
リンク元を開いて中身を確かめ、残す・様子を見る・削除を依頼・否認の4つに分けます。
準備③|外せるリンクは削除を依頼する
「削除を依頼」に分けたリンクは、リンク元のサイトの問い合わせ窓口に連絡し、リンクを外してもらうか、nofollowなどの属性を付けてもらうよう頼みます。属性を付けてもらうと、PageRankが渡らなくなります。
削除の依頼に書いておきたいこと
- 自社のサイト名と、連絡している担当者の名前・連絡先
- リンクが置かれているページのURLと、リンク先の自社のURL
- リンクの削除か、rel属性の追加をお願いしたいという内容
- 以前の業者が依頼したリンクであれば、その経緯の簡単な説明
業者が作ったリンクのサイトは、連絡先が見つからなかったり、返事が来なかったりすることも少なくありません。そうした場合は無理に追いかけず、連絡を試みた事実を記録して、否認に回します。
外せるリンクは、否認より先に、リンク元に削除か属性の追加を頼みます。
準備④|依頼と返事を記録に残す
否認や再審査では、何をしたのかを説明できることが大切です。広告の運用で、入札や広告文を変えた日を変更履歴で追えるようにしておくのと同じように、被リンクの対処も記録を残します。
| 記録する項目 | 書く内容の例 | 使う場面 |
|---|---|---|
| リンク元とURL | サイト名・ページのURL | 否認ファイルの作成 |
| 連絡した日と方法 | 日付・問い合わせフォーム | 再審査リクエスト |
| 返事と結果 | 削除済み・返事なし | 否認に回すかの判断 |
記録があれば、あとで否認ファイルを見直すときにも、なぜそのリンクを入れたのかを思い出せます。担当者が替わっても引き継げるよう、共有の表で管理しておくと安心です。
依頼した日・方法・結果を表に残しておくと、否認と再審査の両方で役に立ちます。
否認ファイルの作り方|書式のルールと記入例

この章でわかること
- 書き方①|1行に1件、ページのURLかドメインを書く
- 書き方②|コメントの行で理由と日付を残す
- 書き方③|文字コード・ファイル名・大きさの決まり
- 書き方④|作るときによくある書き間違い

否認ファイルは、否認したいページやドメインを1行ずつ並べた、ただのテキストファイルです。図の記入例は、Search Consoleのヘルプに載っている例をそのまま写したものです。
書き方①|1行に1件、ページのURLかドメインを書く
否認したいリンク元は、1行に1つずつ書きます。特定のページだけを否認するならそのページのURLを、ドメインやサブドメインのリンクをまとめて否認するなら、先頭に「domain:」を付けてドメイン名を書きます。
手動による対策のヘルプでは、同じドメインから多くのリンクがある場合は、便宜上「domain:」を使うよう案内しています。リンク元のサイト全体が業者のために作られたようなサイトなら、ドメインごとの指定が向いています。
一方で、ブログサービスのように、1つのドメインの中にたくさんの人のサイトがある場合は注意が必要です。ドメインごと否認すると、関係のない人のページからのリンクまで外れてしまうため、サブドメインかページのURLで指定します。
なお、「example.com/en/」のようなサブパス(フォルダ)単位での否認はできません。ページのURLか、ドメイン・サブドメインのどちらかで書きます。
否認ファイルには、1行に1件、ページのURLか「domain:」を付けたドメインを書きます。
書き方②|コメントの行で理由と日付を残す
行の先頭に「#」を付けると、その行はコメントとして扱われ、Googleには無視されます。否認した理由や日付、連絡を試みた結果などを書いておくのに便利です。
たとえば、「# 2026年11月 削除を依頼したが返事なし」のように、まとまりごとに見出しを付けておくと、あとから見直しやすくなります。否認ファイルは追加のたびに送り直すものなので、未来の自分や後任者への申し送りのつもりで書いておきましょう。
「#」で始まるコメントの行に、否認の理由と日付を書き残しておきます。
書き方③|文字コード・ファイル名・大きさの決まり
否認ファイルには、形式の決まりがあります。決まりから外れたファイルはアップロードの時点でエラーになるため、作ったら送る前に確かめます。
| 項目 | 決まり | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 文字コード | UTF-8か7-bit ASCII | エディタの保存形式を見る |
| ファイル名 | 末尾が .txt | 拡張子を表示して見る |
| URLの長さ | 1つ最大2,048文字 | 極端に長いURLを探す |
| ファイルの大きさ | 100,000行・2MBまで | 空白行・コメントも数える |
行数の上限には、空白行とコメントの行も含まれます。よほど大きなサイトでなければ上限に届くことはありませんが、コメントを入れすぎないよう気を付けます。
UTF-8の .txt で、行数と容量の上限の中に収めて作ります。
書き方④|作るときによくある書き間違い
否認ファイルは単純な形式ですが、それでも間違いは起きます。特に多いのは、エクスポートした一覧をそのまま使ってしまうことです。
送る前に見直したい書き間違い
- エクスポートした一覧から、否認しないURLを消し忘れている
- 表計算ソフトの列の区切りや、件数などの余計な値が残っている
- 表計算ソフトから書き出して、UTF-8以外の文字コードになっている
- サブパスを書いている、または「domain:」の綴りを間違えている
ヘルプでも、リンクレポートからダウンロードしたファイルを使うときは、否認しないURLを削除するよう書かれています。表計算ソフトで仕分けた場合は、否認するものだけを選んで、テキストエディタに貼り付けて保存し直すと、間違いが減ります。
エクスポートした一覧は、否認するものだけを残してから、テキストエディタで保存し直します。

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否認ツールのやり方|アップロードから反映・取り消しまで

この章でわかること
- 手順①|否認ツールを開いてプロパティを選ぶ
- 手順②|ファイルをアップロードしてエラーを確かめる
- 手順③|追加するときは全部入りで送り直す
- 手順④|httpとhttps、サブドメインの扱い
- 手順⑤|否認を取り消すときは[否認をキャンセル]

否認ファイルができたら、Search Consoleの否認ツールから送ります。操作そのものは数分で終わりますが、送り先のプロパティと、前に送ったリストの扱いには注意が必要です。
手順①|否認ツールを開いてプロパティを選ぶ
まず、リンクの否認ツールのページを開き、一覧から送り先のプロパティを選びます。否認リストは、選んだプロパティにだけ適用されます。
そのプロパティにすでに否認リストがある場合は、否認しているページとドメインの概要が表示されます。前の担当者や業者が、すでにリストを送っていないかを、ここで確かめておきましょう。
否認ツールでは、最初に送り先のプロパティと、すでに送られたリストの有無を確かめます。
手順②|ファイルをアップロードしてエラーを確かめる
ボタンを押してリストのアップロードに進み、手元のパソコンにある否認ファイルを選びます。ファイルに誤りがあれば、すぐにエラーの一覧が表示されます。
エラーが出た場合、そのプロパティの前のリストは置き換えられません。表示された箇所を直して、もう一度アップロードします。
アップロードできたら、送った日付とファイルそのものを、手元に保存しておきます。次に送り直すときの元になるファイルなので、記録の表と同じ場所に置いておくと迷いません。
アップロードしたら、エラーの有無を確かめ、送ったファイルと日付を手元に残します。
手順③|追加するときは全部入りで送り直す
否認リストで特に間違えやすいのが、追加のしかたです。ヘルプには、リストの扱いについて次のように書かれています。
所有するプロパティごとに 1 つの否認リストを送信できます。新しいリストをアップロードすると、そのプロパティの既存のリストが置き換えられます。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
つまり、新しく見つけたリンクだけを書いたファイルを送ると、前に否認していたリンクはリストから外れてしまいます。追加するときは、前に送ったファイルに書き足し、全部入りのファイルとして送り直します。
前のファイルが手元にない場合は、否認ツールに表示される概要を手がかりに、前の担当者や業者にファイルを確かめましょう。送り直す前に、前のリストの中身をつかんでおくことが大切です。
リストは送るたびに置き換わるので、追加するときは前のファイルに書き足して送ります。
手順④|httpとhttps、サブドメインの扱い

否認リストは、アップロードしたプロパティと、その子のプロパティにだけ適用されます。そのため、httpとhttpsの両方のプロパティを登録している場合は、それぞれに否認リストを送る必要があります。
たとえば、example.comに送った否認リストは、m.example.comにも適用されます。両方に否認リストを送っている場合は、2つのリストを組み合わせたものとして扱われます。
サイトをhttpsに移したあと、古いhttpのプロパティだけにリストを送っていた、という食い違いはよくあります。今のサイトのURLに合ったプロパティに送れているかを確かめましょう。
否認リストは、今のサイトのURLに合ったプロパティごとに送ります。
手順⑤|否認を取り消すときは[否認をキャンセル]
否認をすべてやめたいときは、否認ツールでプロパティを選び、[否認をキャンセル]を押します。選んだプロパティの否認リストが削除されます。
一部だけを取り消したいときは、キャンセルではなく、取り消したいリンクを消したファイルを新しく送り直せば足ります。どちらの場合も、Googleが再クロールして処理し直すため、インデックスに反映されるまで数週間かかることがあります。
全部やめるなら[否認をキャンセル]、一部だけなら直したファイルの送り直しで取り消します。
手動による対策を受けたときの進め方|削除から再審査まで

この章でわかること
- 対応①|レポートで影響の範囲と問題の種類を確かめる
- 対応②|否認の前に、削除の努力を尽くす
- 対応③|再審査リクエストに書く内容
- 対応④|結果が出るまで送り直さない
![「サイトへの不自然なリンク」の手動による対策の解除までの流れ(Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」をもとに作成)|通知:手動による対策レポートを読み、影響するページと問題の種類を確かめる。洗い出し:上位のリンク元サイトや最新のリンクをエクスポートして、リンクを書き出す。削除:リンク元に連絡し、削除か、nofollowなどの属性を付けるよう依頼する。否認:削除できなかったリンクだけを否認ファイルに入れて送る。審査:直した内容を書いて再審査をリクエストし、結果のメールを待つ。再審査は数日から数週間かかり、リンク関連は長くかかることがあるため、結果が出るまで送り直さない。](https://quartet-communications.com/wp-content/uploads/2026/11/103402-ld-manual.png)
否認ツールが本当に必要になる代表的な場面が、「サイトへの不自然なリンク」の手動による対策を受けたときです。図の流れのとおり、削除の努力を見せたうえで、否認と再審査リクエストに進みます。
対応①|レポートで影響の範囲と問題の種類を確かめる
手動による対策は、Search Consoleの[手動による対策]レポートと、Search Consoleのメッセージで通知されます。レポートの説明を開くと、影響を受けるページのパターンと、問題の種類が表示されます。
影響がサイトの一部なのか、すべてのページなのかで、急ぎ方は変わります。まずは問題の種類が「サイトへの不自然なリンク」であることと、影響の範囲をメモしておきましょう。
なお、似た名前の「サイトからの不自然なリンク」は、自社のサイトから外へ向けたリンクの問題です。こちらは否認ではなく、自社のサイトのリンクを外すか、属性を付けて直します。
最初に、問題の種類が「サイトへの不自然なリンク」かどうかと、影響の範囲を確かめます。
対応②|否認の前に、削除の努力を尽くす
手動による対策のヘルプでは、否認ツールが不適切に使われていることがよくあるとしたうえで、次のように注意しています。
バックリンクを取り除くことができる場合は、まずそのバックリンクを削除することに最善を尽くします。すべてのバックリンクをやみくもに否認ファイルに追加しても最善を尽くしたとは見なされず、再審査リクエストの承認を得るのに十分ではありません。
引用元:Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」
まずは、リンクを買う、リンクのために記事を出すといった行為をやめることが前提です。そのうえで、前の章の手順で洗い出しと削除の依頼を進め、外せなかったリンクだけを否認ファイルに入れます。
被リンクの仕分けや、どこまでを削除の依頼に回すかの判断に迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談いただけます。Search Consoleのデータを一緒に見ながら、進め方を整理します。
手動による対策の解除には、否認より先に、リンクを削除してもらう努力が欠かせません。
対応③|再審査リクエストに書く内容
問題をすべて直したら、レポートの[審査をリクエスト]から再審査を申し込みます。ヘルプでは、リクエストを明快にするために、次の3つの点に留意するよう書かれています。
再審査リクエストに書く3つのこと
- サイトの品質に関する問題を、正確に説明する
- 問題を直すために行った手順を、具体的に書く
- 取り組みの結果を書く
不自然なリンクの場合は、削除できたリンクと、削除できなかったリンクの説明もあわせて送ると、処理の参考になるとされています。準備の章で作った記録の表が、ここでそのまま使えます。
再審査リクエストには、問題・直した手順・結果に加え、削除できたリンクとできなかったリンクを書きます。
対応④|結果が出るまで送り直さない
再審査には、ほとんどの場合で数日から数週間かかります。リンク関連のリクエストは、通常より時間がかかることもあると案内されています。
リクエストが届いたときと、審査が終わったときには、メールでお知らせが届きます。結果が出るまではリクエストを送り直さず、その間も記録の表を整えておきましょう。
審査が通らなかった場合は、残っている不自然なリンクを洗い直し、削除の依頼と否認ファイルを見直してから、もう一度申し込みます。
再審査は数日から数週間かかるので、結果のメールが届くまで送り直さずに待ちます。

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問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
リンク否認の効果と限界|よくある失敗と疑問

この章でわかること
- 効果①|反映には数週間かかる
- 効果②|否認で順位が上がるとは限らない
- 限界|否認したリンクもリンクレポートには残る
- 疑問①|自然なリンクまで否認してしまったら?
- 疑問②|有料で載せた記事広告のリンクも否認する?
- 疑問③|他社からの嫌がらせのリンクが心配なときは?
![リンク否認でよくある4つの失敗と、代わりにやること(Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」「[手動による対策] レポート」をもとに作成)|全部否認:NG「見覚えのないリンクをまとめて全部否認する」→こうする「リンク元を1つずつ見て、不自然なものだけに絞る」。数値だけで判断:NG「外部ツールの指標が低いというだけで否認する」→こうする「Googleの説明の2つの条件に当てはまるかで決める」。追加の送り方:NG「新しく見つけた分だけのファイルを送る」→こうする「前のファイルに書き足して、全部入りで送り直す」。効果の見方:NG「送った翌週に順位を見て、効果がないと判断する」→こうする「数週間は待ち、送った日を記録して前後を比べる」。](https://quartet-communications.com/wp-content/uploads/2026/11/103402-ld-ngok-scaled.png)
否認ツールは、使い方を誤ると、自然なリンクまで外してしまう道具です。図の4つの失敗を避けたうえで、効果と限界を正しく知っておきましょう。
効果①|反映には数週間かかる
否認ファイルを送っても、その日のうちに何かが変わるわけではありません。ヘルプでは、アップロードしたあとの流れを次のように説明しています。
アップロードが成功した場合、Google はウェブを再クロールしてページの再処理を行うため、リストがインデックスに反映されるまで数週間かかることがあります。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
送った翌週に順位を見て、効果がなかったと判断するのは早すぎます。送った日を記録しておき、数週間から数か月の単位で、検索パフォーマンスの変化を比べます。
否認の反映には数週間かかるので、送った日を記録し、期間を置いて変化を比べます。
効果②|否認で順位が上がるとは限らない
否認は、不自然なリンクの悪い影響を外すための申告で、新しく評価を足すものではありません。Googleがすでにそのリンクを無視していたなら、否認しても見た目の変化は起きないこともあります。
また、前に業者が作ったリンクで順位が支えられていたなら、否認によって、その分の押し上げがなくなる場合もあります。否認のあとは、紹介されるに値するページを作るなど、自然な評価を積み上げる取り組みに軸足を移します。
被リンクの数や、外部ツールのドメインパワーとはなどの指標を上げることを目的にしないことも大切です。こうした指標はツール会社の独自のもので、否認の判断にも、効果の判断にも使いません。
否認は悪い影響を外すための申告で、順位を上げる施策ではありません。
限界|否認したリンクもリンクレポートには残る
否認したリンクは、Search Consoleのリンクレポートにその後も表示されます。レポートから消えないからといって、否認が効いていないわけではありません。
リンクそのものはリンク元に残っているので、外部の被リンク調査ツールにも、これまでどおり表示されます。否認したかどうかは、手元の否認ファイルと記録の表で管理しておきましょう。
否認したリンクはリンクレポートに残るので、否認の状態は手元のファイルで管理します。
疑問①|自然なリンクまで否認してしまったら?
取引先やメディアからのリンクまで否認してしまった場合は、そのリンクを消したファイルを作り、送り直します。リストは送るたびに置き換わるため、直したファイルを送れば、消したリンクは否認から外れます。
ただし、送り直した内容が反映されるまでにも数週間かかることがあります。こうした手戻りを防ぐためにも、否認ファイルに入れる前に、リンク元のページを1つずつ開いて確かめることが大切です。
誤って否認したリンクは、そのリンクを消したファイルを送り直して外します。
疑問②|有料で載せた記事広告のリンクも否認する?
お金を払って載せた記事広告やタイアップ記事のリンクでも、rel=”sponsored”やrel=”nofollow”が付いていれば、Googleのポリシーに反するものではありません。この場合は、否認の対象として考える必要はありません。
属性が付いていない有料のリンクは、まず掲載先のメディアに、属性を付けてもらうよう頼むのが先です。弊社のように広告を扱う立場からも、記事広告を出すときは、最初の取り決めの段階で属性の付け方まで確認しておくことをおすすめします。
有料の記事広告のリンクは、否認より先に、掲載先に属性を付けてもらうのが筋です。
疑問③|他社からの嫌がらせのリンクが心配なときは?
他社が悪意をもって、自社に不自然なリンクを大量に向けることを、ネガティブSEOと呼ぶことがあります。否認のヘルプには、第三者のサイトでの行為がサイトに悪影響を及ぼさないよう、Googleができる限り取り組んでいると書かれています。
心配なときも、まずは記録を残し、手動による対策が出ていないかを確かめます。そのうえで、判断の章の2つの条件に当てはまるようなら、否認を検討するという順番は変わりません。
嫌がらせのリンクが心配でも、記録を残して2つの条件で判断する手順は同じです。
まとめ|リンク否認は消せないリンクだけに使う最後の手段

この記事の要点
- リンク否認は、不自然なリンクを無視するようGoogleに伝える申告で、リンク自体は消えない
- 否認ツールが要るのは、不自然なリンクが数多く、手動による対策の原因になる場合だけ
- 否認の前に、リンクレポートで洗い出し、外せるリンクは削除を依頼して記録を残す
- 否認ファイルは1行1件のUTF-8の .txt で、送るたびに前のリストと置き換わる
- 反映には数週間かかり、順位が上がる施策ではないため、自然な評価づくりに軸足を移す
リンク否認は、使う場面がとても限られた道具です。見覚えのないリンクを見つけたときほど、まずは判定ツリーで、否認が本当に要るのかを確かめてください。
被リンクの状況の見方や、否認の要否の判断に迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングにご相談ください。広告運用で培ったデータの見方を生かし、Search Consoleのデータから、検索集客の次の一手を一緒に考えます。

カルテットのSEOコンサルティング
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