ブログの被リンクとは、自社ブログの記事がほかのサイトで紹介され、その記事に向けて張られたリンクのことです。
企業ブログでは、引用したくなる記事を作って関係先に届けることが、会社サイト全体の評価を高める近道になります。本記事では、リンクが集まる記事の型と書き方、避けたい増やし方、公開後の確かめ方を解説します。

この記事でわかること
- ブログの被リンクが、会社サイトの評価や問い合わせにどうつながるか
- ブログの置き場所(同じドメイン・サブドメイン・別ドメイン)による違い
- 被リンクが集まる記事の6つの型と、引用されやすい書き方
- 無料ブログの自演リンクやブログランキングなど、やってはいけない増やし方
- 公開後の告知と、Search Consoleのリンクレポートでの確かめ方
なお、自社ブログで何を書けば紹介されるのか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
今あるブログ記事と広告のデータを拝見し、紹介されやすいテーマと、サービスのページへのつなぎ方を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
ブログの被リンクとは?会社サイトの評価とのつながり

この章でわかること
- 定義①|被リンクは、ほかのサイトからの紹介のリンク
- 定義②|企業ブログは、リンクの受け皿になりやすい
- 定義③|ブログが集めた評価を、内部リンクで会社サイトへ回す

「ブログ 被リンク」と調べる方の多くは、ブログを続けているのにリンクが増えない、どうすれば紹介されるのかという悩みを抱えています。
まずは、ブログの被リンクが何を指し、会社サイトのどこに効くのかを整理します。
定義①|被リンクは、ほかのサイトからの紹介のリンク
被リンクとは、ほかのサイトのページから自社サイトのページに向けて張られたリンクのことで、バックリンクとも呼ばれます。
バックリンクとは、別のサイトのページから自分のサイトのページに向けて設置されたリンクのことです。
引用元:Search Console ヘルプ「リンクレポート」
ブログの被リンクは、この被リンクのうち、ブログの記事に向けて張られたものを指します。
取引先が自社のコラムで「詳しくはこちら」と記事を紹介してくれたり、業界メディアの記者が調査結果の出典として記事を挙げてくれたりするのが典型的な例です。
被リンクは、ほかのサイトの書き手が「読者に見せる価値がある」と判断して張ってくれる紹介のリンクです。
定義②|企業ブログは、リンクの受け皿になりやすい
Googleは、ページの関連性を判断する手がかりと、新しいページを見つける道筋の両方にリンクを使っています。
Google は、ページの関連性を判断し、クロールする新しいページを見つける際にリンクをシグナルとして使用します。
引用元:Google検索セントラル「Google の SEO リンクに関するベスト プラクティス」
ただ、サービスや料金のページは「売るためのページ」なので、ほかのサイトがわざわざ紹介する理由が生まれにくいのが実情です。
一方で、調査結果や用語の解説、手順の図解といったブログ記事は、ほかの書き手が自分の記事の根拠や補足として使いやすい内容です。
会社サイトの中で外から紹介されやすいのは、売り込みのページよりも、役に立つ情報をまとめたブログ記事です。
定義③|ブログが集めた評価を、内部リンクで会社サイトへ回す
ブログ記事がリンクを集めても、その記事が会社サイトのほかのページとつながっていなければ、読者はブログを読んで帰ってしまいます。
記事の中から、関係するサービスのページや事例、お問い合わせへ内部リンクを張っておくと、紹介で訪れた読者を次のページへ案内できます。
アンカーテキストとは、リンクとして表示される文字のことです。
内部リンクのアンカーテキストは「こちら」ではなく、「〇〇の料金プラン」のように行き先の中身がわかる言葉にします。
Googleも、内容が具体的で、リンクが置かれたページとリンク先の両方に関連があるアンカーテキストがよいと説明しています。
ブログの被リンクは、記事が集めた読者と評価を、内部リンクでサービスのページへつなぐところまで設計して成果になります。
ブログの置き場所で変わること|同じドメイン・サブドメイン・別ドメイン

この章でわかること
- 置き場所①|同じドメインのディレクトリ(example.com/blog/)
- 置き場所②|サブドメイン(blog.example.com)
- 置き場所③|別ドメイン・無料ブログ
- 置き場所④|これから作るなら、すでにあるなら

企業ブログの被リンクを考えるときは、ブログが会社サイトのどこにあるかを最初に確かめます。
置き場所によって、記事が集めたリンクがどのサイトに集まるか、サービスのページへどうつなぐか、Search Consoleでどう見えるかが変わるためです。
なお、置き場所の違いで検索順位が有利・不利になるかは、本記事では断定しません。実務で差が出やすいのは、つなぎやすさと管理のしやすさです。
置き場所①|同じドメインのディレクトリ(example.com/blog/)
会社サイトと同じドメインの下に「/blog/」「/column/」のようなディレクトリを作り、記事を置く形です。
記事が集めたリンクは会社サイトと同じドメインに集まり、サービスのページへのリンクもサイトの中の内部リンクとして張れます。
CMSやデザインを会社サイトと共通にしやすく、ヘッダーやサイドバーからサービスへの導線を置くのも簡単です。
ブログの被リンクを会社サイトの成果につなげたいなら、同じドメインのディレクトリが扱いやすい置き場所です。
置き場所②|サブドメイン(blog.example.com)
「blog.」などのサブドメインを作り、会社サイトとは別のホストでブログを運営する形です。
別のCMSやサーバーで動かせるので、会社サイトのシステムを触らずにブログを始めたい場合に選ばれます。
Search Consoleのドメイン プロパティは、そのドメインとすべてのサブドメインのデータをまとめて集計します(Search Console ヘルプ「ウェブサイトまたはプラットフォームのプロパティを Search Console に追加する」)。
一方で、URL プレフィックスのプロパティで会社サイトだけを登録していると、ブログのデータは別に登録しないと見られません。
サブドメインのブログは、Search Consoleをドメイン プロパティで登録し、会社サイトとまとめて見られるようにしておきます。
置き場所③|別ドメイン・無料ブログ
会社サイトとは別のドメインを取ったり、無料ブログのサービスを使ったりして、ブログを運営する形です。
この場合、記事が集めたリンクはブログのサイトに集まり、会社サイトのページに直接届くわけではありません。
ブログから会社サイトへのリンクは外部からのリンクになりますが、自社が運営するサイトからのリンクなので、第三者の紹介とは性格が違います。
無料ブログは、広告の表示や使える機能、今後も続けて使えるかどうかが、サービスの規約に左右される点にも注意が必要です。
別ドメインや無料ブログは、会社サイトの被リンクを増やす手段ではなく、独立した媒体として運営するものと考えます。
置き場所④|これから作るなら、すでにあるなら
弊社(カルテット)では、これからブログを始める会社には、会社サイトと同じドメインのディレクトリをおすすめしています。
すでにサブドメインや別ドメインで記事がたまっている場合は、急いで移さず、まずはSearch Consoleでどの記事にリンクが集まっているかを確かめます。
移す場合は、古いURLから新しいURLへ301リダイレクトを設定し、ほかのサイトに張られたリンクの行き先が途切れないようにします。
置き場所の見直しは、記事を移す手間とリスクを比べ、リンクが集まっている記事を守る形で進めます。

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被リンクが集まるブログ記事の6つの型

この章でわかること
- 型①|独自調査・アンケートの結果
- 型②|一次情報のまとめ
- 型③|用語集・チェックリスト
- 型④|図解・テンプレート
- 型⑤|専門家の見解
- 型⑥|自社で確かめられる事例

ブログ記事にリンクが集まるのは、ほかのサイトの書き手が「自分の記事の根拠や補足に使いたい」と思ったときです。
そうした記事は、何を示すか(事実・データか、やり方・道具か)と、誰が作れるか(自社だけか、手間をかければ作れるか)で、6つの型に分けられます。
「ブログ 被リンク 増やす」と調べる方も多いですが、記事の数を増やすより、型に当てはまる記事を1本ずつ作るほうが近道です。
型①|独自調査・アンケートの結果
自社の顧客や取引先、業界の担当者に聞いたアンケートや、自社のデータを集計した結果を記事にする型です。
ほかのサイトが「〇〇と答えた会社が多い」と書くときの根拠として引用されやすく、記者が記事の数字の出典として紹介することもあります。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。
引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
Googleも、役に立つコンテンツかどうかを自分で確かめる問いの1つとして、独自の情報や研究、分析を挙げています。
調べた対象・人数・時期・方法を記事に書いておくと、引用する側が安心して数字を使えます。
独自調査は、ほかのサイトが真似できない数字を持てるので、引用される理由がはっきりした型です。
型②|一次情報のまとめ
官公庁の統計や法令の改正、業界団体の指針など、一次情報を読み解いて整理する型です。
原文が長く読みにくい資料ほど、要点を整理した記事は「わかりやすいまとめ」として紹介されやすくなります。
書くときは、原文の正式な名称とURLを示し、原文の文と自社の解説がまざらないように分けて書きます。
制度が改正されたら記事も直すと決めておくと、参照先として長く使ってもらえます。
一次情報のまとめは、出典を正確に示すことで、ほかのサイトが安心して参照できる記事になります。
型③|用語集・チェックリスト
業界の専門用語を1語ずつ解説する用語集や、作業の抜け漏れを防ぐチェックリストを記事にする型です。
ほかのサイトが専門用語を使うときに「詳しくはこちら」と紹介しやすく、社内研修の資料として共有されることもあります。
用語集は1語ごとに見出しや目印を付けておくと、特定の用語の説明に直接リンクしてもらえます。
チェックリストは、印刷して使える形や、表計算ソフトに写しやすい形にしておくと、実務の現場で使われやすくなります。
用語集とチェックリストは、ほかの記事の補足の参照先になることで、時間をかけてリンクが増えていく型です。
型④|図解・テンプレート
仕組みや手順を1枚の図にまとめた図解や、そのまま使える書式・表の雛形を配る型です。
図や雛形は、ほかのサイトが出典つきで使ったり、「このテンプレートが便利」と紹介したりする形でリンクにつながります。
ただし、図を配るときに、キーワードを詰め込んだリンクを埋め込み用のコードに隠して入れるのは避けます。
スパムに関するポリシーでは、さまざまなサイトに配布されるウィジェットに埋め込まれた、大量のキーワードを含む非表示のリンクや低品質のリンクが、リンクスパムの例に挙がっています。
図解やテンプレートは、出典の書き方を添えて配り、リンクを張るかどうかは使う側に任せます。
型⑤|専門家の見解
社内の有資格者や、現場で長く担当している社員が、業界の動きや制度の変更について見解を述べる型です。
記者や他社のコラムが「専門家の意見」として引用しやすく、肩書きと経歴が明確なほど紹介されやすくなります。
一般論をなぞるのではなく、現場で見ている事実や、そう判断する理由を具体的に書くのがポイントです。
社内の専門家が忙しい場合は、Web担当者が聞き手になって話を聞き、インタビューの形でまとめる方法もあります。
専門家の見解は、誰が書いたかをはっきり示すことで、引用される価値が生まれる型です。
型⑥|自社で確かめられる事例
自社のサービスを使った取り組みや、自社の業務改善の進め方を、実際の手順に沿って紹介する型です。
「ほかの会社はどう進めたのか」を知りたい読者が多いテーマでは、具体例として紹介されやすくなります。
顧客の事例を載せる場合は、掲載の許可を取り、数字は自社で確かめられるものだけを書きます。
うまくいかなかった点や、途中で見直した点も書いておくと、読者にとって参考になる事例になります。
事例は、許可と根拠がそろったものだけを載せることで、安心して紹介できる記事になります。
紹介してもらいやすい記事の書き方|見出し・図・出典を整える

この章でわかること
- 書き方①|見出しに結論を1文で書く
- 書き方②|図表に番号と説明を付ける
- 書き方③|出典と調べた条件を明記する
- 書き方④|著者と更新日を示す
- 書き方⑤|引用・転載のルールを書いておく

型に当てはまる記事を作っても、引用する側が使いにくい書き方だと、リンクにはつながりにくくなります。
ここでは、ほかのサイトの書き手が「この記事を紹介しよう」と思える書き方を5つにまとめます。
書き方①|見出しに結論を1文で書く
見出しを「調査結果について」のような題名にせず、「〇〇の会社の多くは△△から始めている」のように結論を書きます。
見出しだけで要点がわかると、ほかの書き手がその一文を引用し、出典として記事にリンクしやすくなります。
記事の冒頭にも結論を短くまとめておくと、急いで読む記者や担当者にも要点が伝わります。
引用されやすい記事は、見出しと冒頭だけで結論が伝わるように書かれています。
書き方②|図表に番号と説明を付ける
図表には「図1」のような番号と、何を表す図かを示す説明を付けます。
図だけが切り出されて使われても意味が伝わり、引用する側も「〇〇(図1)によると」と書きやすくなります。
画像の代替テキスト(alt属性)にも図の中身を書いておくと、画像検索や読み上げの利用者にも内容が伝わります。
図表は、番号と説明を付けて、1枚だけ使われても意味が通じるようにします。
書き方③|出典と調べた条件を明記する
調査の結果なら、調べた対象・人数・時期・方法を書き、公的な資料を参考にした場合は資料の名前とURLを示します。
引用する側は、根拠を自分で確かめられない数字を使うことをためらいます。
条件をはっきり書いた記事は、記者や専門家のチェックを通りやすく、紹介の候補に残りやすくなります。
出典と条件を書くことは、引用する人の手間とためらいを減らす工夫です。
書き方④|著者と更新日を示す
記事の上か下に、執筆者の名前・所属・担当している仕事と、公開日や最終更新日を載せます。
Googleは、コンテンツを「誰が、どのように、なぜ」作ったかという観点で見直すことを勧めています。
誰が書いたかがわかる記事は、専門家の見解として引用するときにも、紹介する側が名前を添えやすくなります。
著者情報の考え方は、E-E-A-Tとはの記事でも解説しています。
著者と更新日を示すと、いつ・誰の情報かが伝わり、紹介する側が安心して引用できます。
書き方⑤|引用・転載のルールを書いておく
記事の末尾に「図表は、出典として記事名とURLを記載すれば引用できます」のような一文を置きます。
紹介したい人が「使ってよいのか」「どう書けばよいのか」で迷わなくなり、出典の記載とあわせてリンクが張られやすくなります。
ただし、リンクを張ることを利用の条件として義務づける書き方は避け、リンクを張るかどうかは相手に任せます。
スパムに関するポリシーでは、修飾属性を選ぶ権利を与えずに、利用規約や契約の一部としてリンクを義務付けることも、リンクスパムの例に挙がっています。
引用のルールは、使い方を案内する形で書き、リンクを条件にしないのが安全です。
自社のブログ記事をどう直せば引用されやすくなるか知りたい方は、カルテットのSEOコンサルティングで、記事の見直しからご相談いただけます。

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ブログで被リンクを増やすときにやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|無料ブログを作って、自社サイトへリンクを張る
- NG②|ブログランキング・リンク集への登録でリンクを稼ぐ
- NG③|リンクのための相互リンク
- NG④|お金や商品と引き換えに紹介してもらう

ブログの被リンクを急いで増やそうとすると、Googleのスパムに関するポリシーに当たるやり方に近づいてしまいます。
リンクスパムとは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為です。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
判断の軸は、そのリンクが読者のためか、検索順位を動かすためかです。ここでは、ブログの運営で起こりやすい4つを取り上げます。
NG①|無料ブログを作って、自社サイトへリンクを張る
無料ブログをいくつも作り、短い記事から自社サイトへリンクを張るやり方は、自作自演のリンクにあたります。
スパムに関するポリシーでは、リンクとランキング シグナルの操作を主な目的とした価値の低いコンテンツの作成も、リンクスパムの例に挙がっています。
「無料ブログ 被リンク」と調べるとこうした手法を紹介するページも見つかりますが、会社のサイトで取り入れるやり方ではありません。
無料ブログで情報発信をすること自体は問題ありませんが、リンクを増やすために中身の薄い記事を量産するのは避けます。
無料ブログは被リンクを作る道具ではなく、読者に向けた発信の場として使います。
NG②|ブログランキング・リンク集への登録でリンクを稼ぐ
ブログランキングのサイトやリンク集、ディレクトリにいくつも登録して、リンクの数を増やそうとするやり方です。
スパムに関するポリシーには、リンクスパムの例として次の項目があります。
質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
一方で、業界団体の会員名簿や、内容を見て掲載先を選んでいる専門の紹介サイトのように、実際に人が使う一覧への掲載は分けて考えます。
迷ったときは、「そこから読者が来るか」「リンクがなくても載りたい場所か」で判断します。
ランキングやリンク集は、リンクの数を稼ぐ目的で登録しないことが基本です。
NG③|リンクのための相互リンク
相互リンクとは、2つのサイトがお互いにリンクを張り合うことです。
「ブログ 相互リンクとは」と調べる方も多く、ブログの運営では昔からよく話題になるやり方です。
取引先どうしが事業の関係を示すために紹介し合うのは自然ですが、リンクを増やすことだけを目的に張り合うのは問題です。
過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
「相互リンク募集」のページを作ったり、知らないブログと大量にリンクを交換したりするやり方は避けます。
相互リンクは、実際の関係を読者に示すためだけに張り、リンクの交換を目的にしません。
NG④|お金や商品と引き換えに紹介してもらう
ブロガーやメディアにお金を払ったり、商品を送ったりして、記事でリンクを張ってもらうやり方です。
スパムに関するポリシーでは、特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送ることも、リンクの売買の例に挙がっています。
一方で、広告やスポンサーとしての掲載は、リンクに rel=”sponsored” や rel=”nofollow” の属性を設定していればポリシー違反にはならないと、同じポリシーに書かれています。
記事広告や商品提供のレビューを頼むときは、属性の設定と、広告であることの表示を、依頼の条件に入れておきます。
対価のある紹介は広告として扱い、評価を渡さない属性を付けてもらいます。
記事を公開したあとにやること|告知から確認まで

この章でわかること
- 公開後①|記事で触れた相手や関係先に知らせる
- 公開後②|SNS・メールマガジン・プレスリリースで告知する
- 公開後③|Search Consoleのリンクレポートで確かめる
- 公開後④|広告で反応のよかったテーマを次の記事にする
- 公開後⑤|情報を新しくし、古い記事を整理する

ブログ記事は、公開しただけではほとんど人の目に触れません。
紹介してくれそうな相手に届け、どこから紹介されたかを確かめるところまでを、1つの作業として計画します。
公開後①|記事で触れた相手や関係先に知らせる
記事で引用した資料の作成元、取材した相手、事例に登場する取引先には、掲載したことを連絡します。
相手にとっても自社が紹介された記事なので、自社サイトやSNSで取り上げてもらえることがあります。
連絡は掲載のお知らせにとどめ、「リンクを張ってください」と求めないのがマナーです。
記事で触れた相手への連絡は、紹介のお願いではなく、掲載のお知らせとして送ります。
公開後②|SNS・メールマガジン・プレスリリースで告知する
会社の公式SNSやメールマガジンで記事を紹介し、関心のある読者に届けます。
独自調査のように報道の価値がある記事は、プレスリリースとして発表すると、記者の目に留まる機会が増えます。
社員が個人のSNSで紹介する場合は、会社の記事であることがわかる形で投稿してもらいます。
告知は、記事の内容に関心がありそうな人がいる場所を選んで行います。
公開後③|Search Consoleのリンクレポートで確かめる
記事にリンクが集まったかは、Search Consoleの「リンク」レポートで確かめられます。
「外部リンク」の「上位のリンクされているページ」で記事のURLを探し、どのサイトから紹介されたかを見ます。
Search Console ヘルプ「リンクレポート」によると、このレポートはサイト上のすべてのリンクを網羅したものではなく、リンクのサンプルが表示されます。
「上位のリンク元テキスト」では、どんな言葉で紹介されているかもわかるので、記事の内容が正しく伝わっているかの確認に使えます。
Search Consoleの基本は、Google Search Consoleについての記事で解説しています。
リンクレポートは月に一度見て、記事ごとの紹介元とリンクの言葉を記録しておきます。
公開後④|広告で反応のよかったテーマを次の記事にする
弊社は広告運用の会社なので、ブログのテーマ選びにもリスティング広告のデータを使います。
検索語句のレポートを見ると、実際にクリックや問い合わせにつながった語句がわかり、読者が本当に知りたいことが見えてきます。
反応のよかった語句について独自調査や用語集、チェックリストを作れば、検索からも紹介からも読まれる記事になりやすくなります。
広告とSEOの組み合わせ方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットもあわせてご覧ください。
広告で反応がわかっているテーマを記事にすると、外れの少ない企画になります。
公開後⑤|情報を新しくし、古い記事を整理する
調査の数字や制度の情報が古くなると、引用していたサイトがリンクを外したり、別の記事に差し替えたりすることがあります。
時期を決めて、リンクが集まっている記事から順に、数字・出典・更新日を見直します。
古い記事を消すとその記事へのリンクが行き場を失うので、残して直すか、内容の近い記事へ転送するかを決めてから整理します。
判断のしかたは、古くなった記事、削除する?残す?で詳しく解説しています。
リンクが集まった記事ほど、消さずに新しくし続けることで、紹介され続ける資産になります。

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ブログの被リンクでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|ブログの被リンクは、何本書けば増えますか?
- 質問②|取引先のブログと紹介し合うのは、相互リンクとしてだめですか?
- 質問③|無料ブログに書いた記事から、自社サイトにリンクしてもいいですか?
- 質問④|nofollowのリンクしか付かないサイトに紹介されても意味はありますか?
- 質問⑤|リンクが集まった記事のURLを変えてもいいですか?
- 質問⑥|ブログの被リンク対策を外注してもいいですか?
質問①|ブログの被リンクは、何本書けば増えますか?
記事の本数だけで決まるものではなく、紹介される理由のある記事が何本あるかで変わります。
同じような解説記事を何十本並べても、ほかのサイトが紹介する理由が生まれなければ、リンクは増えません。
弊社では、まず型に当てはまる記事を1本作り、届けて確かめる流れを一度やってみることをおすすめしています。
被リンクは本数より、紹介される理由のある記事を1本ずつ増やすことが大切です。
質問②|取引先のブログと紹介し合うのは、相互リンクとしてだめですか?
実際に取引があり、読者にとって紹介が役に立つなら、お互いに紹介し合うこと自体は自然なことです。
問題になるのは、関係の薄い相手とリンクだけを交換したり、相互リンクのためだけのページを作ったりする場合です。
取引先との紹介は、関係の実態があり、読者の役に立つ範囲で行います。
質問③|無料ブログに書いた記事から、自社サイトにリンクしてもいいですか?
社員の発信や、無料ブログで続けている情報発信の中で自社サイトを紹介すること自体は、よくあることです。
避けたいのは、リンクを張るためだけに無料ブログを作ったり、中身の薄い記事をいくつも書いたりすることです。
無料ブログからのリンクは、発信の中身が読者に役立つものかどうかで判断します。
質問④|nofollowのリンクしか付かないサイトに紹介されても意味はありますか?
nofollowなどの属性が付いたリンクでも、紹介を読んだ人が記事を訪れるきっかけになります。
そこで記事を知った人が自分のブログで紹介してくれることもあるので、属性だけで紹介の価値を判断しないようにします。
属性に関係なく、紹介は読者と次の紹介を連れてくる入口になります。
質問⑤|リンクが集まった記事のURLを変えてもいいですか?
URLを変えると、ほかのサイトに張られたリンクの行き先は古いURLのままになります。
どうしても変える場合は、古いURLから新しいURLへ301リダイレクトを設定し、リンクレポートで行き先がつながっているかを確かめます。
リンクが集まった記事のURLは、できるだけ変えずに運用します。
質問⑥|ブログの被リンク対策を外注してもいいですか?
記事の企画や調査の設計、図解の制作、告知の段取りを、専門の会社に手伝ってもらうのは有効です。
ただし、「リンクを〇本張ります」と本数を約束するサービスは、リンクの売買や自作自演に当たるおそれがあるので避けます。
カルテットでは、紹介される記事の企画から公開後の確認まで、社内の体制に合わせて支援しています。
外注するなら、リンクの本数ではなく、紹介される記事を作る工程を任せます。
まとめ|ブログの被リンクは、引用される記事を作って届けた結果として集まる

この記事の要点
- ブログの被リンクは、ほかのサイトが記事を紹介して張るリンクで、内部リンクでサービスのページにつなぐと成果に結び付く
- これからブログを作るなら、会社サイトと同じドメインのディレクトリが扱いやすい
- 独自調査、一次情報のまとめ、用語集、図解、専門家の見解、事例の6つの型が、リンクを集めやすい
- 結論の見出し、番号つきの図、出典、著者、引用のルールで、紹介しやすい記事に整える
- 無料ブログの自演、ランキング・リンク集、リンクのための相互リンク、対価のある紹介は避ける
ブログの被リンクは、テクニックで増やすものではなく、引用される記事を作り、届け、確かめる積み重ねの結果として集まります。
まずは自社にしか書けないテーマを1つ選び、型に沿った記事を1本作ってみてください。
どのテーマから始めるか、今のブログをどう直せばよいか迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングにお気軽にご相談ください。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。