保険のSEO対策とは、保険の加入や見直しを考える人が検索したときに自社サイトを見つけてもらい、来店や相談の予約につなげる取り組みのことです。
人生の節目の悩みに答える記事と、保険業法に沿った正しい表示の両方が鍵になります。本記事では、保険代理店のWeb担当者に向けて、施策と守るべきルール、立ち上げの進め方を解説します。

この記事でわかること
- ライフイベントや更新、事故から始まる保険の相談の入口
- 窓口の相談メモを記事に変える、Web担当者の施策
- 保険業法と金融庁の監督指針で守る、比較や保険料の表示
- 外部への記事の依頼や大量生成など、避けたいこと
- 検索広告とSEOの使い分けと、最初の3か月の進め方
なお、保険の相談予約をWebから増やしたいとお考えの方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
店舗の場所や取扱保険会社の数も伺いながら、どの相談の記事から整えるかを一緒に考えます。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
保険のSEO対策とは?ライフイベントから始まる相談の入口

この章でわかること
- 入口①|生命保険は人生の節目に見直される
- 入口②|損害保険は更新と事故のときに探される
- 入口③|相談先は「近く」と「誰に」で選ばれる

保険代理店のサイトには、保険の加入や見直しの相談、店舗への来店、オンライン相談の予約など、いくつもの入口があります。
保険は商品名から探されるより、結婚や出産、事故といった出来事から調べ始められることが多い分野です。
入口①|生命保険は人生の節目に見直される
生命保険は、就職、結婚、出産、住宅の購入、子どもの独立、退職と、人生の節目ごとに見直しが話題になります。
「結婚 保険 見直し」「学資保険 必要か」のように、出来事と疑問を組み合わせた検索が、相談の入口です。
この段階の人はまだ商品を決めておらず、何をどの順で考えればよいかを知りたいので、考え方を整理する記事が受け皿になります。
生命保険の入口は、ライフイベントごとの見直しの考え方の記事で受けましょう。
入口②|損害保険は更新と事故のときに探される
自動車保険や火災保険などの損害保険は、満期の更新が近づいたときや、事故や災害に遭ったときに調べられます。
更新の前は補償の内容と保険料の見直し、事故のあとは連絡の手順や保険金の請求の流れが、知りたいことの中心です。
事故のあとに検索する人は急いでいることが多いので、連絡先と手順をページの上のほうにまとめておきます。
損害保険の入口は、更新前の見直しと、事故のあとの手順の2つに分けて用意しましょう。
入口③|相談先は「近く」と「誰に」で選ばれる
保険の相談先を探す人は、「地域名+保険相談」のように近くの店舗を探すほか、相談する相手の人柄や資格も気にします。
保険は人生や家計にかかわるテーマなので、誰が説明してくれるのかがわかるサイトほど相談しやすくなります。
店舗の場所や予約の方法、相談できる保険会社の範囲がすぐにわかることも、選ばれる条件の1つです。
店舗と募集人の情報を整え、「この人に相談したい」と思える入口を作りましょう。
保険代理店のWeb担当者が進めるSEOの施策

この章でわかること
- 施策①|窓口で受けた相談を、個人が特定されない形で記事にする
- 施策②|ライフイベントごとに見直しの考え方を書く
- 施策③|公的な保障とセットで説明する
- 施策④|募集人の資格と、代理店としての立場を示す
- 施策⑤|店舗の地図の情報と相談予約の導線を整える
- 施策⑥|公開前に保険会社の確認を受ける流れを作る

保険代理店のSEOで使う素材は、窓口や訪問で募集人が毎日受けている相談の中にあります。
Web担当者の役目は、その相談を記事の形に変え、保険のルールに沿って公開できる仕組みを作ることです。
施策①|窓口で受けた相談を、個人が特定されない形で記事にする
募集人は、保険料の負担、保障の重なり、受取人の決め方など、同じような質問を何度も受けています。
図のように、相談のメモから氏名や勤務先、細かい家族構成など個人が特定される情報を外し、誰にでも当てはまる疑問に書き直すと、記事のテーマになります。
毎週の朝礼などで「今週聞かれたこと」を1行ずつ集めるだけでも、記事のテーマ帳ができます。
相談メモから生まれる記事のテーマの例
- 住宅ローンを組んだあと、死亡保障を見直す考え方
- 子どもが独立したあとに、保障を減らす順番
- 共働きの夫婦で、医療保険の入り方を分けるか
- 開業したばかりの人が、最初に考える保険
相談の内容を記事に使うときは、お客様の情報の扱いが社内の個人情報のルールに沿っているかを確かめます。
記事のテーマは、窓口で実際に受けた相談から選びましょう。
施策②|ライフイベントごとに見直しの考え方を書く
ライフイベントの記事の役目は、商品をすすめる前に、何を基準に考えるかを整理することです。
結婚なら受取人と死亡保障、出産なら教育資金と保障の期間、住宅の購入なら団体信用生命保険との重なりのように、出来事ごとに確かめる点を並べます。
お客様が実際に使った「減らせるか」「いつ見直すか」のような言葉は、そのまま見出しに生かします。
記事の最後には、自分の場合を相談したい人のために、相談予約の窓口へのリンクを置きます。
ライフイベントの記事は、商品より先に、考える順番を示しましょう。
施策③|公的な保障とセットで説明する
保険の必要性を説明する記事では、健康保険の高額療養費制度や遺族年金のような公的な保障とあわせて書くと、読み手が必要な保障を考えやすくなります。
金融庁の監督指針も、医療費の自己負担について、次のような表示に注意を促しています。
医療費の自己負担額について、高額療養費制度に基づく給付を反映していない額を表示することにより、過大に認識させるおそれのあるものとなっていないか。
引用元:金融庁「保険会社向けの総合的な監督指針」II-4-10 適切な表示の確保
公的な制度の内容は、厚生労働省の高額療養費制度のページのような公式の情報で確かめ、制度が変わったら記事も直します。
公的な保障を先に説明し、そのうえで足りない部分を保険で考える順番にしましょう。
施策④|募集人の資格と、代理店としての立場を示す
Googleは、人の健康や経済的安定などに大きく影響するテーマをYMYLと呼び、こうしたテーマでは信頼性を特に重く見ると説明しています。
たとえば、Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。
引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
記事の書き手や確認者として、保険募集人の資格やファイナンシャル・プランニング技能士などの資格、担当する相談の分野を載せます。
保険業法は、保険募集人が保険募集を行う前に、所属保険会社の名前や、代理と媒介のどちらで契約を扱うかを、顧客に明らかにするよう定めています。
取扱保険会社の一覧や代理店としての立場を、サイトの見やすい場所にも載せておくと、相談の前に安心してもらえます。考え方はE-E-A-Tの解説もご覧ください。
書き手の資格と、代理店としての立場をはっきり見せましょう。
施策⑤|店舗の地図の情報と相談予約の導線を整える
来店型の保険ショップは、「近くの保険相談」のように地図で探す人がいるため、Googleビジネスプロフィールの情報が入口になります。
Google ビジネス プロフィール ヘルプでは、ローカル検索の結果は主に関連性・距離・知名度に基づいて表示されると説明されています。
営業時間や定休日、オンライン相談の有無、駐車場などの情報を店舗ごとに最新にし、サイトの店舗ページと内容をそろえます。
相談予約のフォームは店舗とオンラインの別がわかるようにし、どのページから予約が入ったかを数えられるようにします。地図検索の基本はMEO対策の解説でまとめています。
店舗の情報と予約の窓口を、どのページからも迷わずたどれるようにしましょう。
施策⑥|公開前に保険会社の確認を受ける流れを作る
保険商品にふれるページは、所属する保険会社が定める募集用の資料のルールの対象になることがあります。
ルールは保険会社や委託の契約ごとに違うため、どんなページに確認が必要かを、保険会社の担当者に先に確かめておきます。
記事を書いたら、募集人が内容を確かめ、必要なものは保険会社の確認を受けてから公開する流れを、最初に決めておきます。
確認に時間がかかることを見込んで、公開の予定は余裕を持って立てます。
公開前の確認の流れを決めてから、記事の本数を増やしましょう。

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保険代理店がサイトの表示で守るルール

この章でわかること
- ルール①|保険業法の比較表示の禁止を守る
- ルール②|保険料だけで比べさせない
- ルール③|将来の金額を確実なように見せない
- ルール④|制限条件と強い言葉の根拠を示す

保険の表示のルールは、パンフレットや店頭のポスターだけでなく、自社サイトにもかかわります。
金融庁の監督指針は、保険契約に関する表示の方法として、パンフレットやポスターなどと並べて、インターネット等による広告も挙げています。
ルール①|保険業法の比較表示の禁止を守る
保険業法第300条は、保険募集人などが保険契約の締結や保険募集に関して行ってはならない行為を定めています。
そのうちの1つが、ほかの保険と比べて示す比較表示のうち、誤解させるおそれのあるものです。
保険契約者若しくは被保険者又は不特定の者に対して、一の保険契約の契約内容につき他の保険契約の契約内容と比較した事項であって誤解させるおそれのあるものを告げ、又は表示する行為
引用元:e-Gov法令検索「保険業法」第三百条第一項第六号
監督指針は、この規定に抵触する行為として、客観的事実に基づかない事項や数値を表示すること、正確な判断に必要な事項を一部しか示さないことなどを挙げています。
比較表を載せるときは、保険期間や保障の内容、主な免責事由、特約、保険料と算出の条件など、判断に必要な項目をそろえて示します。
比較表は、項目をそろえ、事実にもとづく内容だけで作りましょう。
ルール②|保険料だけで比べさせない
監督指針は、保険料を比べる表示で、保険料だけに目が向き、保障の内容など他の大事な要素を見落とさせる表示にならないよう配慮を求めています。
保険料を載せるときは、年齢や性別などの前提条件をあわせて書き、保障の内容も比べるよう一言添えます。
比べているのが誰か、比べた保険会社とどんな関係があるか、何を根拠に比べたかを示すことも、監督指針では望ましいとされています。
保険料は前提条件と一緒に載せ、保障の内容と合わせて比べてもらいましょう。
ルール③|将来の金額を確実なように見せない
保険業法第300条第1項第7号は、将来の配当など金額が不確実な事項について、断定的な判断を示したり、確実だと誤解させたりする表示を禁じています。
貯蓄型の保険の返戻率や、外貨建ての保険の受取額を記事で扱うときは、将来の金額が変わりうることと、計算の前提を書きます。
監督指針でも、外貨建て保険の募集では為替のリスクについて十分に説明するよう求めています。
将来の金額は、変わりうることと計算の前提をセットで書きましょう。
ルール④|制限条件と強い言葉の根拠を示す
監督指針は、保障の内容に一定の制限条件があるのに、その条件を著しく小さな文字で書くなど、見落とすような表示に注意を促しています。
例として、契約後の一定期間は保障されない場合や、年齢や入院日数で給付が減る場合、先進医療の対象にならない場合などが挙がっています。
「最高」「業界初」「割安」のような言葉を使う場合は、根拠となった調査の方法や出典、前提条件を示すよう求められています。
図のような言い換えを社内でそろえ、記事を書く人が迷わないようにしておきます。
制限条件は保障の説明のそばに書き、強い言葉は根拠とセットで使いましょう。
保険のSEOでやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|報酬を払って外部に商品の推奨記事を書かせる
- NG②|用語の解説ページを大量に自動生成する
- NG③|販売が終わった商品や古い保険料を載せたままにする
- NG④|体験談を作る・依頼した紹介を隠す

保険のサイトでは、記事の本数や比較の情報を早く増やそうとして、保険のルールやGoogleのポリシーに反してしまう例があります。
どれも短い期間で入口が増えるように見えますが、信頼が大切な保険の分野では、かえって相談の機会を減らします。
NG①|報酬を払って外部に商品の推奨記事を書かせる
保険代理店が、外部のメディアやアフィリエイトのサイトに報酬を払って、具体的な保険商品をすすめる記事を書いてもらう方法には注意が必要です。
監督指針は、保険募集に該当しうる行為の例として、次のものを挙げています。
比較サイト等の商品情報の提供を主たる目的としたサービスを提供する者が、保険会社又は保険募集人などから報酬を得て、具体的な保険商品の推奨・説明を行う行為
引用元:金融庁「保険会社向けの総合的な監督指針」II-4-2-1 保険募集人の保険募集
図のように、広告を載せるだけ、保険会社からの情報を転載するだけ、報酬を得て具体的な商品をすすめる、の順に、募集のルールに近づきます。
外部に記事を頼むときは、商品の推奨や説明を含まない一般的な内容にとどめ、商品にふれる部分は自社の募集人が書く形にします。
報酬を払う外部の記事に、具体的な商品のすすめを書かせないようにしましょう。
NG②|用語の解説ページを大量に自動生成する
保険の用語や商品の解説ページを、生成AIなどで中身を確かめないまま大量に作るのは避けます。
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
保険の説明は、誤りがそのまま顧客の判断の誤りにつながるため、AIを使う場合も、募集人が内容を確かめてから公開します。
ページの数よりも、窓口でよく聞かれる用語から順に、相談の現場の言葉で説明するほうが読み手の役に立ちます。
用語のページは数を追わず、募集人が確かめた内容だけを公開しましょう。
NG③|販売が終わった商品や古い保険料を載せたままにする
販売を終えた商品のページや、改定前の保険料を載せたままにしていると、読み手は今も同じ条件で入れると誤解します。
監督指針でも、現に提供されていない保険契約の契約内容と比較して表示することを、比較表示の規定に抵触する行為の例に挙げています。
商品や保険料を載せたページには更新日を書き、保険会社から改定の連絡があったら直す担当者を決めておきます。
商品と保険料のページは、更新日と直す担当者を決めて管理しましょう。
NG④|体験談を作る・依頼した紹介を隠す
相談に来たお客様の声として、実際にはない体験談を作ったり、依頼して書いてもらった紹介を広告と明かさずに載せたりするのは避けます。
令和5年10月1日から、広告であることを隠した表示、いわゆるステルスマーケティングは、景品表示法の不当表示として規制されています。
事業者が自己の供給する商品又は役務の取引について行う表示であって、一般消費者が当該表示であることを判別することが困難であると認められるもの
引用元:消費者庁「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(令和5年内閣府告示第19号)
お客様の声を載せるときは、実際にいただいた内容を変えずに、了承を得たうえで、個人が特定されない形にします。
お客様の声は実際の声だけを、了承を得て載せましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
検索広告とSEOの使い分け

この章でわかること
- 使い分け①|今すぐ相談したい人は検索広告で受ける
- 使い分け②|情報を集め始めた人はSEOの記事で受ける
- 使い分け③|広告の検索語句から見直しの悩みを拾う
- 使い分け④|広告文も記事も同じ表示のルールで書く

弊社(カルテット)は検索広告の運用を本業としており、保険代理店の集客でも広告とSEOを組み合わせて考えます。
図のように、検索している人の相談の温度で、広告とSEOのどちらで受けるかを分けると、無駄が減ります。
使い分け①|今すぐ相談したい人は検索広告で受ける
「保険相談+駅名」や「自動車保険 更新」のように、今すぐ相談や手続きをしたい人の検索は、検索広告で受けるのが向いています。
SEOで上位に育つまで待てない語句は広告で受けながら、並行して相談の記事を整えます。
相談の予約が埋まっている時期は広告を絞り、空きがある時期に強めるといった調整ができるのも、広告の利点です。
今すぐ相談したい人は、検索広告で取りこぼさずに受けましょう。
使い分け②|情報を集め始めた人はSEOの記事で受ける
「医療保険 必要か」「保険 見直し タイミング」のように、情報を集め始めた人は、まだ相談先を決めていません。
こうした人には、考え方を整理する記事で役に立ち、相談したくなったときに思い出してもらうことが大切です。
SEOの記事は時間がかかるかわりにページが残るため、広告を止めている時期にも、相談の入口として働きます。
情報を集め始めた人は、考え方を整理するSEOの記事で受けましょう。
使い分け③|広告の検索語句から見直しの悩みを拾う
検索広告の管理画面では、実際に広告が表示された検索語句と、そこからの相談予約を確かめられます。
予約につながった検索語句のうち、「転職 保険 見直し」のような悩みの語句は、相談記事のテーマの候補になります。
考え方はリスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。広告の検索語句の見方から相談したい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングへお問い合わせください。
記事のテーマは、広告で予約につながった悩みの語句から選びましょう。
使い分け④|広告文も記事も同じ表示のルールで書く
検索広告の広告文も、自社サイトの記事も、保険の表示にあたりうる点は同じです。
広告文では控えた言い回しを記事では使ってしまう、というずれが起きないよう、使わない言葉と言い換えの一覧を社内で共通にしておきます。
広告文も、記事と同じく公開前に確認を受ける対象にしておくと、表現のずれを防げます。
広告文と記事で、表示のルールと言い換えの一覧をそろえましょう。
Web担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 1か月目|今のページの商品情報と更新日を棚卸しする
- 2か月目|相談記事の型と公開前の確認の流れを決める
- 3か月目|ライフイベントの記事を出し始める

保険代理店のSEOは、Web担当者ひとりでは進みません。
店長・募集人・保険会社の担当者に、何をいつお願いするかを先に決めると、ふだんの募集の仕事と両立しやすくなります。
1か月目|今のページの商品情報と更新日を棚卸しする
まず、自社サイトのページを一覧にし、商品や保険料を載せたページがどれだけあるかを確かめます。
棚卸しの表に書き出す項目
- ページのURLと、生命保険・損害保険・相談予約のどれにあたるか
- 載っている商品が今も販売されているか
- 保険料や保障の内容を最後に直した日
- そのページからの相談予約の件数
- Search Consoleで表示されている主な検索語句
Search Consoleの見方はSearch Consoleの解説をご覧ください。同時に、店長には店舗の地図の情報を見直してもらい、募集人には相談のメモをため始めてもらいます。
1か月目は、記事を書く前に、古い商品情報が残っていないかを確かめましょう。
2か月目|相談記事の型と公開前の確認の流れを決める
2か月目は、相談記事の型と、公開前に募集人や保険会社の確認を受ける流れを決めます。
型には、相談の内容、考える順番、公的な保障、相談予約への案内、書き手と確認者の名前を入れておきます。
棚卸しで見つけた古い商品情報や保険料は、この月のうちに直すか、ページを下げます。
2か月目は、記事の型と確認の流れを決めて、古い情報をなくしましょう。
3か月目|ライフイベントの記事を出し始める
3か月目からは、たまった相談メモと広告の検索語句をもとに、ライフイベントの記事を出し始めます。
公開した記事は、募集人が相談の場で資料として使えるよう、社内でも共有します。
記事ごとに相談予約の件数を見て、反応のよいテーマの記事を増やしていきます。
3か月目からは、月ごとに出す本数を決めて、相談記事を続けましょう。

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保険のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|保険会社のサイトと同じ商品説明を載せてもいい?
- 質問②|大きな比較サイトに検索で勝てる?
- 質問③|記事は募集人が書くべき?
- 質問④|専属の代理店でもSEOは役に立つ?
- 質問⑤|成果が見えるまで、どれくらいかかる?
ここでは、保険代理店のWeb担当者から弊社がよく受ける質問に、順にお答えします。
質問①|保険会社のサイトと同じ商品説明を載せてもいい?
保険会社のパンフレットやサイトの文をそのまま写すと、ほかの代理店のページと同じ中身になり、自社のページを読む理由が生まれません。
商品の仕組みは保険会社の資料に任せてリンクし、自社のページでは、相談で多い疑問や考え方の整理など、窓口ならではの情報を書きます。
商品の説明は保険会社の資料に任せ、自社は相談の現場の情報で書きましょう。
質問②|大きな比較サイトに検索で勝てる?
保険の商品名や「保険 比較」のような語句は、大きな比較サイトと競うことになります。
地域の代理店は、「地域名+保険相談」や、ライフイベントの具体的な悩みのように、相談する相手を探す検索で強みを出せます。
比較サイトと同じ土俵ではなく、相談の悩みと地域の検索で勝負しましょう。
質問③|記事は募集人が書くべき?
募集人が一から書くと、ふだんの募集の仕事と両立しにくくなります。
募集人には相談の中身と答えを話してもらい、Web担当者やライターが記事にまとめ、最後に募集人が確かめる分担が進めやすい形です。
募集人は話す・確かめる役、書く役はWeb担当者と分けましょう。
質問④|専属の代理店でもSEOは役に立つ?
1社の保険会社の商品だけを扱う専属の代理店でも、ライフイベントの考え方や公的な保障の記事は書けます。
他社の商品と比べる記事は扱わず、自社で相談できる範囲をはっきり書いておくと、読み手の期待とずれません。
専属の代理店は、比較より考え方の整理と相談の入口づくりに力を入れましょう。
質問⑤|成果が見えるまで、どれくらいかかる?
Googleの「SEO スターター ガイド」では、変更が検索結果に反映されるまでの時間は変更によって違い、数時間で済むものもあれば数か月かかるものもあると説明されています。
記事を出してすぐに相談予約が増えるとは限らないため、急ぐ相談は検索広告で受けながら、表示回数や順位の動きを月ごとに見ていきます。
SEOは月単位で効果を見て、急ぐ相談は広告で補いましょう。
まとめ|保険のSEOは相談の言葉と正しい表示で育てる

この記事の要点
- 保険は商品名よりも、ライフイベントや更新、事故から調べ始められる
- 窓口の相談を個人が特定されない形にして、考え方を整理する記事にする
- 比較表示・保険料・将来の金額・制限条件は、保険業法と監督指針に沿って書く
- 報酬を払った外部の推奨記事や、確かめないままの大量生成は避ける
- 急ぐ相談は検索広告で受け、予約につながった悩みの語句を記事にする
保険のSEO対策は、人生の節目や事故のときの疑問に、窓口の相談から生まれた記事で答える取り組みです。
保険の表示は保険業法と監督指針にかかわるため、比較や保険料、将来の金額の書き方を確かめながら進めます。
広告とあわせた相談予約の増やし方や、公開前の確認の流れを含めた記事の進め方に迷う方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングにお気軽にご相談ください。

カルテットのSEOコンサルティング
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