司法書士のSEO対策とは、相続や不動産、会社の手続きで困った人が手続きの名前を検索したときに、事務所のページを見つけてもらうための取り組みです。
事務所の名前を広めるより、手続きのきっかけごとに期限と費用と担当者がわかるページを用意するほうが、面談の予約につながります。本記事では、その施策と広告のルール、立ち上げの進め方を解説します。

この記事でわかること
- 司法書士に依頼する人が、何をきっかけに、どんな言葉で検索するか
- 手続きのページ・費用・必要書類など、面談につながる6つの施策
- 会則と司法書士法から見た、事務所サイトの広告表現の注意点
- 検索広告とSEOを、依頼の急ぎ度で使い分ける方法
- 所長と事務局で進める最初の90日と、よくある質問
なお、事務所のサイトから相談が増えずに悩んでいる方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
得意な手続きと地域を伺い、検索広告もあわせて、最初に整えるページを一緒に決めます。

カルテットのSEOコンサルティング
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司法書士のSEO対策とは?依頼のきっかけから逆算する集客

この章でわかること
- 定義①|依頼する人は手続きの名前で検索する
- 定義②|期限のある手続きほど、検索が急ぎになる
- 定義③|紹介で来る依頼も、事務所のサイトで確かめられる
- 定義④|得意な手続きによって、狙う検索が変わる

司法書士に仕事を頼む人の多くは、人生の中で何度も司法書士に会うわけではありません。
そのため、最初に検索するのは「司法書士」ではなく、目の前の手続きの名前や困りごとです。
定義①|依頼する人は手続きの名前で検索する
親が亡くなった家族は「相続登記 必要書類」、住宅ローンを返し終えた人は「抵当権抹消 自分で」のように、手続きの名前に疑問の言葉を足して調べます。
会社の経営者なら「役員変更登記 期限」、返済に悩む人なら「過払い金 相談」と、きっかけごとに言葉が変わります。
こうした検索の段階では、まだ依頼先を決めておらず、自分でできるかどうかを迷っている人も多くいます。
事務所のサイトには、きっかけごとの手続きの名前と、その疑問への答えを書きましょう。
定義②|期限のある手続きほど、検索が急ぎになる
相続登記は、2024年4月から申請が義務になり、期限のある手続きになりました。
相続人は、不動産(土地・建物)を相続で取得したことを知った日から3年以内に、相続登記をすることが法律上の義務になりました。
引用元:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」
同じQ&Aでは、正当な理由なく申請しない場合に過料が科される可能性があることも示されています。
会社の役員の変更も、会社法で変更から2週間以内に登記をすることが求められており、期限を知った人は急いで依頼先を探します。
期限のある手続きは、期限そのものをページの冒頭で示すと、急いでいる人の役に立ちます。
定義③|紹介で来る依頼も、事務所のサイトで確かめられる
司法書士の仕事は、不動産会社や金融機関、税理士からの紹介で始まることも少なくありません。
ただ、紹介を受けた人も、紹介する側も、面談の前に事務所の名前で検索し、サイトで雰囲気や費用を確かめます。
そのときにページが古いままだったり、扱う手続きがわからなかったりすると、紹介の話が進みにくくなります。
SEOは新しい依頼を探すためだけでなく、紹介を受けた人を安心させるためにも役立ちます。
定義④|得意な手続きによって、狙う検索が変わる
司法書士の業務は幅が広く、手続きによって依頼する人も、検索のきっかけも違います。
| 手続き | 主に依頼する人 | 検索のきっかけ |
|---|---|---|
| 相続登記・遺言 | 相続人の家族 | 親の死亡、義務化の知らせ |
| 売買・抵当権の登記 | 家の買い手・ローン完済者 | 引き渡し、完済の書類 |
| 会社の登記 | 経営者・総務の担当 | 設立、役員や本店の変更 |
| 債務整理 | 返済に悩む本人 | 督促、過払い金の広告 |
| 成年後見 | 高齢の親を持つ家族 | 施設の入所、預金の手続き |
すべてを同じ重さで載せるより、事務所が力を入れたい手続きから順にページを厚くするほうが、検索でも面談でも伝わりやすくなります。
まずは、事務所がいちばん受けたい手続きを決めてから、狙う検索を選びましょう。
司法書士事務所のサイトで面談の予約を増やす6つの施策

この章でわかること
- 施策①|手続きごとに「期限・流れ・費用」を1ページにまとめる
- 施策②|費用は実費と報酬を分け、合計の例を添える
- 施策③|必要書類を「どこで取るか」まで一覧にする
- 施策④|Googleビジネスプロフィールで事務所の場所を伝える
- 施策⑤|面談の条件を先に書く
- 施策⑥|不動産会社や金融機関に向けた案内ページを用意する

司法書士事務所のサイトには、取扱業務の名前だけが並び、中身は「お気軽にご相談ください」で終わっているものがよくあります。
検索から面談につなげるには、依頼する前に知りたいことを、手続きごとのページで先に答えておきます。
施策①|手続きごとに「期限・流れ・費用」を1ページにまとめる
相続登記、抵当権の抹消、役員の変更など、手続きごとに1ページを用意し、期限、手続きの流れ、費用、必要書類を上から順に並べます。
見出しには手続きの名前と事務所のある地域を入れ、「〇〇市の相続登記」のように、探している人の言葉と合わせます。
流れは「初回の面談」「書類の収集」「申請」「完了の連絡」のように段階で分け、それぞれにかかる期間の目安も書くと、依頼後の見通しが伝わります。
1つの手続きにつき1ページとし、依頼する人が知りたい順に情報を並べましょう。
施策②|費用は実費と報酬を分け、合計の例を添える
司法書士への依頼の費用は、事務所に払う報酬と、登録免許税や証明書の取得費などの実費に分かれます。
報酬の金額だけを大きく載せると、実際の支払いが想像より高く感じられ、面談のあとで行き違いが起きやすくなります。
「土地1筆・建物1棟、相続人2人の場合」のように条件を決めた合計の例を添えると、自分の場合の見当がつきます。
費用は報酬・実費・合計の例の3段で見せ、増える条件も書いておきましょう。
施策③|必要書類を「どこで取るか」まで一覧にする
相続登記なら、戸籍謄本、住民票、固定資産の評価証明書、遺産分割協議書など、集める書類が多くなります。
書類の名前だけでなく、本籍地の市区町村、不動産のある市区町村など、どこで取り寄せるかまで書くと、読む人が迷いません。
「事務所で代わりに取り寄せられる書類」と「ご本人に用意していただく書類」を分けて示すと、依頼したほうが楽になる場面も伝わります。
チェックリストは、自分で調べる人にも役立つため、検索で見つけてもらう入口になります。
施策④|Googleビジネスプロフィールで事務所の場所を伝える
「地域名 司法書士」や「近くの司法書士」の検索では、地図の結果に事務所が表示されるかどうかも大切です。
ローカル検索結果は、主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます。これらの要素を組み合わせて、最適な検索結果が表示されます。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
ビジネスプロフィールには、事務所の正式な名前、住所、電話番号、営業時間を、サイトと同じ書き方でそろえて登録します。
地図の検索への対策は、MEO対策とはで詳しく解説しています。
サイトとビジネスプロフィールで、事務所の名前・住所・電話番号の書き方をそろえましょう。
施策⑤|面談の条件を先に書く
相続の相談をする人は、平日の昼間に動けない会社員や、遠方に住む家族であることも多くあります。
土日の面談、オンラインでの面談、自宅や病院への出張ができるかどうかを、予約のボタンの近くに書いておきます。
初回の面談が有料か無料か、何分くらいか、何を持っていけばよいかも書くと、予約の前のためらいが減ります。
面談の条件は、問い合わせで聞かれる前にページで答えておきましょう。
施策⑥|不動産会社や金融機関に向けた案内ページを用意する
売買の決済や住宅ローンの手続きでは、不動産会社や金融機関の担当者が司法書士を探すこともあります。
決済の立ち会いに対応できる地域、見積もりを出すまでの時間、連絡の取り方などを、法人の担当者向けにまとめたページを用意します。
個人向けのページと分けておくと、それぞれの読み手が必要な情報にすぐたどり着けます。
紹介元の担当者が「この事務所なら任せられる」と判断できる材料を、1ページにまとめましょう。

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司法書士がWebの広告表現で守る会則と法令

この章でわかること
- ルール①|虚偽・誇大・品位を欠く広告をしない
- ルール②|報酬の金額か計算の方法を示す
- ルール③|債務整理のページに「140万円」の範囲を書く
- ルール④|事例は秘密を守れる範囲で書く
- ルール⑤|地名だけを変えたページを並べない

司法書士のサイトは、事務所の広告でもあります。
司法書士は所属する司法書士会の会則を守る立場にあるため、Webの文章も会則と法令に照らして確かめます。
ルール①|虚偽・誇大・品位を欠く広告をしない
各地の司法書士会の会則には、広告についての定めがあります。
たとえば神奈川県司法書士会の会則では、次のように定めています。
会員は、虚偽若しくは誇大な広告又は品位を欠く広告をしてはならない。
引用元:神奈川県司法書士会「神奈川県司法書士会会則」第92条
「どんな借金も減らせます」のように結果を約束する書き方や、比べた根拠を示せない「地域でいちばん安い」といった書き方は、誇大な広告と受け取られるおそれがあります。
所属する司法書士会の会則を確かめ、事実として示せる言い方に直しましょう。
ルール②|報酬の金額か計算の方法を示す
同じ会則には、報酬の示し方についての定めもあります。
会員は、依頼者に対し、その報酬の金額又は算定方法を事務所の見易い場所に掲示する等により、明らかにしなければならない。
引用元:神奈川県司法書士会「神奈川県司法書士会会則」第95条
サイトに報酬を載せる場合も、「〇万円〜」だけで終わらせず、どんな条件で金額が増えるのか、計算の方法がわかるようにします。
報酬のページは、会則の考え方に合わせて、金額と計算の方法の両方を示しましょう。
ルール③|債務整理のページに「140万円」の範囲を書く
司法書士が簡易裁判所の訴訟などで代理人になれるのは、法務大臣の認定を受けた認定司法書士で、扱える金額にも上限があります。
(前略)であつて、訴訟の目的の価額が裁判所法(昭和二十二年法律第五十九号)第三十三条第一項第一号に定める額を超えないもの
引用元:司法書士法 第3条第1項第6号イ(e-Gov法令検索)
この額は、裁判所法 第33条第1項第1号で「訴訟の目的の価額が百四十万円を超えない請求」と定められています。
債務整理や過払い金のページでは、司法書士が代理できる範囲と、範囲を超える場合の対応(弁護士への紹介など)を書いておくと、読む人の誤解を防げます。
扱える範囲をはっきり書くことは、依頼する人を守り、事務所の信頼にもつながります。
ルール④|事例は秘密を守れる範囲で書く
司法書士には、業務で知った秘密を守る義務があります。
「こんな相続の相談がありました」という事例は読む人の参考になりますが、地域や家族の構成、不動産の場所から、依頼者が特定されないように書きます。
載せる場合は依頼者の了解を得たうえで、複数の相談に共通する点をまとめた形にするなど、個別の事情がわからない書き方にします。
事例は「よくある相談の型」として書き、依頼者を特定できる情報は載せないようにしましょう。
ルール⑤|地名だけを変えたページを並べない
対応する市区町村ごとに、地名だけを差し替えた同じ中身のページを並べるのは避けます。
Googleのスパムに関するポリシーでは、ユーザーの役に立てるのではなく、順位を操作する目的で大量のページを作ることをスパムとしています。
出張できる範囲や、地域の法務局・家庭裁判所への行き来など、その地域ならではの情報があるときだけ、地域のページを作ります。
地域のページは、その地域の人にしか役立たない情報があるときに作りましょう。
検索広告とSEOを、依頼の急ぎ度で使い分ける

この章でわかること
- 分担①|急いで依頼したい人の検索は、広告で早く拾う
- 分担②|期限や必要書類を調べる人は、解説記事で受ける
- 分担③|検索語句レポートで「自分で」と「依頼」を見分ける
- 分担④|電話の問い合わせも、入口ごとに数える

カルテットは検索広告の運用を本業としており、広告とSEOを組み合わせて、問い合わせの入口を増やす進め方をおすすめしています。
司法書士の検索は、急いで依頼したい人と、まず自分で調べたい人がはっきり分かれるため、受け止め方を変えると無駄が減ります。
分担①|急いで依頼したい人の検索は、広告で早く拾う
「相続登記 司法書士 費用」「抵当権抹消 依頼」のように、依頼の言葉を含む検索は、依頼先を決める直前の人が多く使います。
こうした検索は、ページの評価が育つのを待たずに表示できる検索広告で拾い、手続きのページで費用と面談の条件を見てもらいます。
広告とSEOを組み合わせる利点は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。
依頼の直前の検索は広告で受け、ページの中身で面談を決めてもらいましょう。
分担②|期限や必要書類を調べる人は、解説記事で受ける
「相続登記 期限」「相続登記 自分で」のような検索は、まだ依頼を決めていない人が中心です。
広告で拾うより、期限や流れ、自分でやる場合の手間を正直に書いた解説記事で受け、手続きのページへつなぐほうが向いています。
調べものの検索は、役に立つ記事で受けて、困ったときに思い出してもらいましょう。
分担③|検索語句レポートで「自分で」と「依頼」を見分ける
Google広告の検索語句レポートとは、広告が表示されたときに、実際に検索された語を一覧で確かめられる画面です。
「自分で」「やり方」を含む語で広告が出ていれば、除外して広告費を抑え、その語はSEOの記事の題材にします。
反対に、問い合わせにつながった語は、手続きのページの見出しや本文にも使い、自然検索でも受けられるようにします。
広告の検索語のデータを、SEOで書く記事と、広告で受ける語の仕分けに使いましょう。
分担④|電話の問い合わせも、入口ごとに数える
相続や借金の悩みは、文章で書くより話して相談したい人も多く、事務所への連絡は電話で入ることも少なくありません。
Google広告では、広告からの電話をコンバージョンとして数える設定ができ、サイトの電話番号のタップも計測できます。
電話を受けたときに「何を見てお電話くださいましたか」と一言聞いて記録するだけでも、広告とSEOのどちらが効いているかが見えてきます。
入口の計測の仕方に迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談を承っています。
電話もフォームも、どの入口から来たかを数えてから、広告とSEOの配分を決めましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
所長と事務局で進める最初の90日

この章でわかること
- 段取り①|1〜30日目は、手続きを1つに絞り、質問を集める
- 段取り②|31〜60日目は、所長が話し、事務局がページにする
- 段取り③|61〜90日目は、2つ目の手続きと記録の仕組みを足す
- 段取り④|90日目に見るのは、順位より面談の中身

小さな事務所では、司法書士が本業の合間にサイトの文章まで書くのは負担が大きくなります。
所長は中身を話し、事務局が形にするという分担にすると、本業と並行して続けられます。
段取り①|1〜30日目は、手続きを1つに絞り、質問を集める
所長は、これから増やしたい手続きを1つ選びます。
事務局は、電話やメールでよく受ける質問を書き出し、Search Consoleとビジネスプロフィールで、今どんな言葉で見られているかを確かめます。
Search Consoleの基本は、Google Search Consoleの解説記事で紹介しています。
最初の月は、手続きを1つに絞ることと、質問を集めることに時間を使いましょう。
段取り②|31〜60日目は、所長が話し、事務局がページにする
所長が、手続きの流れや依頼者がつまずきやすい点を話し、事務局がそれを録音して文章にまとめます。
費用の表と必要書類の一覧を整えたら、公開の前に、所長が会則と照らして広告の表現を確かめます。
司法書士本人の言葉で書かれた注意点は、経験にもとづく情報として読む人に伝わります。
Googleが重視する経験や専門性の考え方は、E-E-A-Tの解説記事で紹介しています。
60日目までに、いちばん問い合わせの多い手続きのページを公開しましょう。
段取り③|61〜90日目は、2つ目の手続きと記録の仕組みを足す
1つ目のページの型ができたら、同じ型で2つ目の手続きのページと、期限や必要書類の解説記事を足します。
あわせて、問い合わせを受けたときに、どの手続きの相談か、何を見て連絡したかを記録する表を用意します。
ページを増やすのと同時に、問い合わせの入口を記録する仕組みを整えましょう。
段取り④|90日目に見るのは、順位より面談の中身
90日では、検索順位が大きく動かないこともあります。
見るのは、作ったページが検索で表示され始めたか、狙った手続きの面談が増えたか、費用の行き違いが減ったかです。
| 見る数字 | どこで見るか | 次の手の考え方 |
|---|---|---|
| 手続きの名前での表示回数 | Search Console | 増えた手続きの記事を足す |
| 地図からの電話・経路の検索 | ビジネスプロフィール | 写真や営業時間を見直す |
| 狙った手続きの面談の数 | 問い合わせの記録 | ページの型を広げる |
| 費用についての質問の数 | 面談のメモ | 費用の表の書き方を直す |
順位より「狙った手続きの面談が増えたか」を見て、次の90日に作るページを決めましょう。
司法書士事務所のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|司法書士会の名簿やポータルに載っていれば足りる?
- 質問②|相続の記事は、弁護士や税理士のサイトに勝てない?
- 質問③|記事は司法書士本人が書かないといけない?
- 質問④|口コミを増やすために、お礼を渡してもよい?
- 質問⑤|「自分でやる方法」を書くと、依頼が減らない?
司法書士事務所のWeb担当者や所長から、よく受ける質問に答えます。
迷ったときは、依頼する人にとって役に立つか、会則に照らして問題がないかの2点で考えると判断しやすくなります。
質問①|司法書士会の名簿やポータルに載っていれば足りる?
名簿やポータルは、事務所の存在を知ってもらう入口として役に立ちます。
ただ、そこから事務所のサイトに来た人は、費用や面談の条件、担当する司法書士の人柄を確かめてから連絡します。
名簿やポータルは入口と考え、決め手になる情報は事務所のサイトに用意しましょう。
質問②|相続の記事は、弁護士や税理士のサイトに勝てない?
相続の検索では、弁護士や税理士、大手の情報サイトの記事も並びます。
ただ、登記の手続きや必要書類、法務局での進め方は、司法書士がいちばん詳しく書けるテーマです。
「相続税」や「遺産分割の争い」ではなく、「相続登記」「名義変更」など、登記にかかわる言葉に絞ると、事務所の強みを生かせます。
相続の中でも登記にかかわるテーマに絞り、司法書士ならではの実務を書きましょう。
質問③|記事は司法書士本人が書かないといけない?
文章そのものは、事務局の担当者や外部のライターがまとめてもかまいません。
大切なのは、手続きの注意点や判断の基準など、中身を司法書士が確かめていることです。
記事の最後に、監修した司法書士の氏名と所属する司法書士会を載せると、誰が責任を持って書いた情報かが伝わります。
書くのは分担してよく、中身の確認は司法書士が行いましょう。
質問④|口コミを増やすために、お礼を渡してもよい?
口コミは、事務所を選ぶときの参考にされる情報です。
ただ、謝礼と引き換えに書いてもらうと、口コミの信頼を損なううえ、会則が禁じる不当な手段での依頼の誘致と受け取られるおそれもあります。
依頼が終わった方に、感想を書いていただけるかを丁寧にお願いし、書くかどうかは相手の判断に任せます。
口コミは見返りなしでお願いし、届いた声には事務所として丁寧に返信しましょう。
質問⑤|「自分でやる方法」を書くと、依頼が減らない?
自分で手続きをしたい人は、もともと依頼するつもりがない人も多くいます。
一方で、手順を読んで「思ったより大変だ」と感じた人や、途中でつまずいた人は、手順を丁寧に書いていた事務所に相談しようと考えます。
自分でやる場合の手間と、依頼した場合に任せられる範囲を並べて書くと、読む人が自分に合う方を選べます。
自分でやる方法も正直に書き、依頼したほうがよい場面をあわせて示しましょう。

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まとめ|司法書士のSEOは、手続きごとに「期限・費用・担当者」を見せること

この記事の要点
- 依頼する人は「司法書士」ではなく、相続登記など手続きの名前で検索する
- 手続きごとに期限・流れ・費用(実費と報酬)・必要書類・面談の条件を1ページにまとめる
- 会則の広告と報酬の定め、司法書士が代理できる140万円の範囲を守って書く
- 依頼の直前の検索は広告で、調べものの検索は解説記事で受ける
- 所長が話し、事務局が形にする分担で、90日で1つ目の手続きのページを仕上げる
司法書士のSEOは、事務所の名前を売り込むことより、手続きに迷う人の疑問に一つずつ答えていくことです。
手続きのページが整えば、検索から来た人にも、紹介で来た人にも、安心して面談を申し込んでもらえる事務所のサイトになります。
どの手続きから手を付けるか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
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