今回の記事は、
- WEBマーケターとして転職がしたい!
- WEBマーケティングで副業をしてみたい!
という熱意ある方に向けて、そもそもどういう人がWEBマーケティングの仕事に向いているのかを解説します。
現役のWEBマーケターが忖度抜きで書いていくので、参考になれば幸いです。
また、WEBマーケティングの仕事に興味がある人は、以下の記事もご覧ください。
【手に職がつく】WEBマーケティングの仕事内容とは?現役のWEBマーケターがお伝えします!
1.WEBマーケティングの仕事(WEBマーケター)に向いている人
WEBマーケティングの仕事に向いている人として、色々な候補が挙がりますが、大きくは5つあります。
どれか1つでも当てはまればWEBマーケティングの適性が高いといえますが、筆者個人としては、1つ目の項目が最も大事だと思っています。
マーケティングが好きな人・興味がある人
正直、これが最も向いている人の特徴であるといえます。
「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、WEBマーケターとして活躍する人は総じてマーケティングが大好きな人が多いです。
「当たり前だ!」と思う方がほとんどかもしれませんが、WEBマーケターという仕事自体が「簡単なもの」「稼げる仕事」と思って、安易に始める人が多いです。
結果、WEB広告運用者になっても、ただ管理画面を見て調整するだけの人になったり、SEOマーケターになっても、ただ適当な記事を執筆するだけの人になったりと、需要のないWEBマーケターになってしまいます。
WEBマーケティングはマーケティングの一部です。
ビジネスを成功させるため、ユーザーのことを徹底的に考え分析し、施策に落とし込み、実際に実行し、なぜ成功したのか・失敗したのかを分析し、何度も施策を実行する。PDCAを正しく、根気強く回せるかどうかが重要です。
思っている以上に泥臭い仕事なので、マーケティングが好きで、「お客様のビジネスを成功させたい!」「自分のビジネスを成功させたい!」と思える人でないと、真に必要とされるWEBマーケターにはなれないのです。
最新情報をキャッチアップ・日々勉強できる人
WEB業界は、昨日の常識が今日通用するとは限らないほど、WEB業界は日々アップデートされる業界です。
例えばSEOでは、大小合わせると年に300回以上もアルゴリズムの変更があると言われるほど、日々の変化が起こっており、それにうまく適応していかなくてはいけません。
故に自分から情報をキャッチアップし、仕事に生かせるかは非常に重要です。
また、WEBマーケティングは学習範囲が非常に広く、マスターするのに非常に時間がかかります。
現役で活躍しているマーケターは、日々の情報集めと自己研鑽を欠かしていません。
たとえ転職しても終わりではないので、毎日毎日コツコツと自己研鑽ができる人こそ向いています。
コミュニケーション能力が高い人
WEBマーケティングの仕事では、WEBデザイナーやプログラマー、WEBディレクターなど、様々な職種の人と仕事をする機会が多いです。
また、様々なクライアントとのやり取りや調整が必要です。特に、クライアントとのコミュニケーションは重要で、相手の要望や意向を的確にくみ取り、意思疎通が十分にできないと、トラブルになってしまいます。
円滑にコミュニケーションができれば、社内調整やクライアント対応もスムーズになり、プロジェクトも進めやすくなるでしょう。
論理的思考力が高い人
論理的思考とは、物事を筋道立てて考えることです。ロジカルシンキングともいわれます。
Webマーケティングでは、Web上で集客し、購入するまでの道筋を考えなければいけません。
特に、最近のユーザーの購買行動は複雑化しています。
例えば、1つのお茶を買うにしても、ユーザーの情報の接点を考えると「テレビ」「SNS」「口コミ」「新聞」「サイト検索」「電車の広告」など、無限にあります。
こういった、WEB上だけでは完結しない複雑な情報の関係性を把握して、物事の全体像をつかみ、理解する力が大切です。
データ分析が好きな人
WEBマーケティングの仕事で、どの仕事にも共通して行われるのが「データ分析」です。
「Google Analytics」や「Search Console」各媒体の「管理画面」など、WEBマーケティングでは様々な数字やデータに触れます。
上記のようなツールに表示される様々な数値を分析したうえで、売上アップにつながる戦略を練る必要があります。
毎日数字に触れながら仕事を行うため、数字を見ただけでアレルギー反応を起こしてしまうほど苦手な人はWebマーケターに向いていないかもしれません。
ただ私自身、ドがつくほどの文系出身で数学が苦手ですが、WEBマーケターとして仕事をしています。高度な数学の知識や分析手法は専門家が行ったり、便利なツールが存在するので安心してください。
2.WEBマーケティングの仕事(WEBマーケター)に向いていない人
向いていな人の特徴として、向いている人で紹介した特徴の逆。はもちろんのことですが、明確に向いていない人の特徴として大きく2つ挙げられます。
「簡単に稼げる」と思ってWEBマーケターになろうとしている人
最近は、YouTubeやSNSで「WEBマーケティング=簡単な仕事」だと発信している人が多いので、「簡単に稼げる!」「すぐマスターできる!」と思って、安易にこの世界に飛び込む人が続出していますが、ありえません!
もちろん、未経験からでもWEBマーケターとして活躍する人は多くいますし、私ももともとは未経験からのスタートです。
ですが、あくまでもWEBマーケティングは専門職。「すぐ稼げるようになります!」と謳うスクールやインフルエンサーの言葉は信じてはいけません。
専門的な知識はもちろんのこと、仕事自体は毎日数字とにらめっこして改善を繰り返す泥臭い仕事がほとんど。そして、毎日の勉強は欠かせない仕事です。
もし、簡単に稼げる・簡単にマスターできるという安易な気持ちでマーケティングの世界に入ろうとしているならいますぐやめてください。
未経験からでも、本気で手に職をつけたい!マーケティングを身につけたい!と思う方にむけて、以下の記事を書いたので、こちらも合わせて読んでいただければ幸いです。
【手に職がつく】WEBマーケティングの仕事内容とは?現役のWEBマーケターがお伝えします!
人の行動や心理に興味がない人、気遣いができない人
WEBマーケティングはマーケティングの一部です。
そして、マーケティングは自分のビジネスにかかわるすべての人のことを考え抜く仕事でもあります。
- この商品を買う人はどういう人か
- なぜ購入しようと思ったのか
- 逆になぜ購入しないと決断したのか
など、ユーザーが取った行動や、これから取る行動を考えて施策を立てていきますし、データから見えるユーザーのことを深く考えることも多くあります。
一説によれば、優秀なマーケターほど「HSP」という能力を持っていると言われるほどです。
もし興味があれば、こちらの診断を受けてみてください。
HSP診断テストはこちら
数字アレルギーな人
WEBマーケティングでは、広告の管理画面やGoogle Analytics、Search Console、その他データなど、日々様々なデータを扱います。
そして、そのデータをただ見るだけではなく分析し「なぜこうなったのか」を思考しなければいけません。それ故に、数字アレルギーな人は毎日が苦痛になってしまうでしょう。
ただ、勘違いしてほしくないのは「数学が苦手」な人と違う点です。
筆者自身もド文系ですが、仕事において数学を使用したり、データ解析の知識を使ったりする場面は殆どありません。
もちろん、使えるに越したことはありませんが、それを補うツールや専門家が別でいるので、仲間と協力しながら施策を進めていきましょう。
3.まとめ
今回の記事をまとめます。
WEBマーケティングに向いている人の特徴は5つ
- マーケティングが好きな人・興味がある人
- 情報をキャッチアップし、日々勉強ができる人
- コミュニケーション能力が高い人
- 論理的思考力が高い人
- データ分析が好きな人
WEBマーケティングに向いていない人の特徴は3つ
- 「簡単に稼げる」と思ってWEBマーケターになろうとしている人
- 人の行動や心理に興味がない人、気遣いができない人
- 数字アレルギーな人
以上になります。
WEBマーケティングは本当に楽しい仕事です。
ぜひ未経験からでも勉強して、一緒にWEB業界を盛り上げていきましょう!
よくある質問
ここからは、よくある質問に回答していきます。
Q. WEBマーケティングの最新情報を手に入れる方法はありますか?
結論、様々なWEBマーケティング会社のブログや、Google・Yahoo!といった媒体社のサイトを日々見ることをおすすめします。
一部ですが、オススメのサイトを紹介しますので参考にしてください。
Q. WEBマーケティングのスクールでオススメはありますか?
「イマカラ」というサービスは非常におすすめです!
おすすめポイントは以下です!
- 社内教育のプログラムが元になっているので高品質!
- 現役のマーケターがマンツーマンで講義!
- 未経験からでも「実践力」が付く!
- 40時間、本気で講義!
私自身、某WEBマーケティングスクールで勉強し、現在は副業でWEBマーケティングスクールで講師をしているので、スクールの背景はよくわかっているのですが、ほとんどのスクールが「実践力」がつきません。
WEBマーケティングの仕組みは理解できていても、卒業後に仕事ができるかというと不可能なスクールがほとんどです。
しかし弊社のスクールでは、基礎的な知識はもちろんのこと、卒業後は直ぐに仕事ができる即戦力として力が付きます。
実力の証明が難しいWEBマーケティングの業界でも、しっかりと胸を張って実力があることをアピールできるので、よければ無料相談にお申し込みください!
WEBマーケターの詳細だけでなく、キャリアの相談やぶっちゃけた仕事の話など、ざっくばらんに現役のマーケターがお話するので、ぜひご参加ください!
Q. 独学をする上でオススメの教材はありますか?
本となるとかなり多く種類があるので全てを紹介できませんが、全くの初心者の方にとってまずは以下の本を読んで全体像をつかむのがいいです。
- マンガでわかるWebマーケティング
-
ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方
- 『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』
- コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則
また、本以外で勉強したいという方には、月額のお金はかかりますがいかがオススメです。
Q. WEBマーケティングを勉強する上でのコツはありますか?
結論、「実践あるのみ」です。
私は大学時代、マーケティングを専攻していたのですが、大学で勉強した理論は重要ですが、実践しないと意味がありません。
WEBマーケティングも同じで、広告運用やSEO、SNS運用などの基礎を身につけるだけでは全く意味がありません。勉強したことを実際の仕事に生かして、PDCAを回して初めて身につくことばかりです。
もしまだ転職をする前であれば、試しにブログを運営したり、上述したGoogle Analyticsのデモアカウントを開設したり、SNSアカウントを運用したり、もしくは実践が積めるスクールに通うことをおすすめします。
WEBマーケターになりたいですが、正直ブラックな企業ばかりでしょうか?
結論、ブラックではない企業も多く存在します。
広告業界では一部の労働環境が厳しい企業が取り上げられることがあり、「WEB広告運用者=ブラック」という認識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ブラックではない企業も多く存在します。
ただ、これはあくまでも経験談ですが、完全未経験から始める場合は、いきなり大手の企業に転職は不可能に近いので、1社目は少しハードな企業に就職する可能性はあります。
ですが、キャリアパスで話した通り、本気で2~3年勉強して、次の企業へと言うこともできるので、結局自分次第と言えるでしょう。
キャリアで不安な方は、なんでも無料カウンセリングでご相談ください。