2010年の秋に「掲載料完全無料」ということで日本でサービスを開始したGoogleショッピングですが、現在「有料化」の方向へ大きな変更点が加えられているようです。
どういうこと?
元々2010年のサービス開始時には、GoogleのマーチャントセンターというところにECサイトの情報を送れば、無料でGoogleショッピングへ登録掲載ができるというサービスでした。その登録されている商品情報のうち、値段などで絞り込めたり、ショッピングサイトで絞り込みなどができました。
参考記事:http://googlejapan.blogspot.jp/2010/10/google_869.html
日本でも昨年に始まった商品リスト広告の掲載場所は、Googleショッピング内への掲載でしたので、現在はGoogleショッピング内には無料掲載と有料掲載(商品リスト広告)が混在している状態になります。
それが今回の変更により、商品リスト広告ベースでの運用になるようです。つまり、無料掲載が廃止され、Googleショッピングへ掲載するためには商品リスト広告への出稿が必須になる流れになります。
いつなるの?
既にアメリカでは昨年の10月にこの変更が完了しているようですが、2月13日から日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ブラジル、オーストラリア、スイス、チェコ共和国にてこの変更が開始されているようです。
もう既に始まっている or 完了しているのかもしれません。
まとめ
Googleショッピングはお世辞にもうまくいっているとは思えないサービスでしたが、Googleとしては商品リスト広告との化学反応で何とかしようとしているようですね。
にしても、混在のままでなく無料掲載を無くす(縮小?)ということから考えると、元々のサービス自体は軌道に乗っていなかったと予測されますね。
リスティング広告の新しい形としては、商品リスト広告には今後も期待したいところです。