みなさんこんにちは。
リモートワークがひと段落つき、お客様先の訪問が出来るようになって「WEB会議も便利だけど必要な訪問もやっぱりあるな。」と実感している昭和生まれの営業マン椎名です。
本日はYahoo!広告サービスの品質向上の取り組みから2億3千万件もの広告素材が非承認となっていたお話をご紹介致します。
広告サービス品質に関する透明性レポート
Yahoo!は広告主やユーザーがインターネット広告を安心安全に利用できるように広告・広告掲載面の審査やアドフラウド対策など広告の品質を維持するために様々な対策や取り組みを行っております。
Yahoo!は広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた「広告サービス品質に関する透明性レポート」を2020年8月に初めて公開しました。
上記レポートでは広告審査による審査結果・広告掲載⾯の事前審査結果・アドフラウド対策について報告されています。
広告審査による審査結果
2019年度、Yahoo!広告では約2億3千万件の広告素材が⾮承認になったそうです。
2億3千万件の非承認の内容は、Yahoo!の広告掲載基準・広告⼊稿規定・広告販売ルールに抵触した、広告タイトル・説明⽂・画像・リンク先サイト・キーワードの各⾮承認数を合計した件数となっております。
Yahoo!の定義する広告掲載基準に適さない広告が審査において非承認となりますが、ユーザーにとって有用性の低い広告がその対象となる掲載基準になっております。
非承認理由には、最上級表示・ユーザーに不快感を与えるような表現・医療機関の掲載などが多数を占めています。
下記は広告素材別の理由内訳です。
※Yahoo!「広告サービス品質向上のための取り組み」レポートより抜粋
どの素材でも最上級表示により非承認の割合が大きいですね。最上級表示はユーザーに誤解を与えるため審査に通りません。弊社で出稿する際もまず気を付ける表現です。
上記以外にも化粧品、健康⾷品、健康雑貨などの商材は非承認が多いです。効果効能として医薬品のような表現(例:○○が治る)や誤解を与える表現(例:食べるだけで痩せる)などを使用してしまうことが多く、それらの表現は薬機法に認められていないことから非承認となっています。2019年ではそれらの非承認件数は1千万件弱にもなっています。
これだけの件数を非承認に出来るくらい厳格な審査を行っているYahoo!の取り組みはユーザーに信用してもらえる媒体だと代理店として安心してお客様に話が出来ます。
さらにYahoo!はGoogleと違い、広告掲載時だけではなく事前審査も対応してくれます。(代理店に限定されたサービスです)
ユーザーに対してのみではなく、広告主様や代理店へのサービスもしっかりしています。
まとめ
2億3千万件と数字を見るとすごい件数の非承認だと感じますね。弊社でも非承認による再審査はありますが、実際の数値でみると驚愕です。非承認による広告の見直しや再審査は多少手間に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ユーザーが安心できる広告を発信できることはユーザーからの信用が高まり、結果的に広告の効果向上に繋がります。
広告が非承認となると自社サービス・商品を否定された気持ちになるお客様もいらっしゃるかもしれません。しかし、それはYahoo!がユーザー・広告主様にとって有用な広告媒体であることを徹底している結果なのです。裏を返せば、Yahoo!に出稿できる広告であれば、ユーザーに信用される広告として配信が可能と言えます。
本記事を読んでYahoo!への出稿を行いたい!といった方や、とはいえ審査を通すために何をすればいいのか?とご不安な方はYahoo!事前審査も対応可能な代理店のカルテットへお気軽にご相談ください。
以上、椎名でした。