2012年10月9日にインタレストマッチの大幅バージョンアップが行われました。
これによる変更箇所はたくさんあるのですが、今回は「配信外対象サイト」をピックアップしてご紹介します。
※今回は一般のお申し込みではなく、Yahoo!リスティング広告公認の代理店アカウントでお申込みの場合の内容になっていますので、一般アカウントとは一部表示が異なる部分や機能があります。
配信外対象サイトって何?
配信外対象サイトとは、インタレストマッチによって配信される広告を特定のサイトでは表示されないようにする機能です。
ディスプレイネットワークをやられている方は理解しているかと思いますが、インタレストマッチやディスプレイネットワークのようなコンテンツマッチ系の配信には配信先をコントロールすることが良いパフォーマンスを発揮するために不可欠です。
広告配信を行なっていると当然パフォーマンスの良い配信先、悪い配信先が出てきます。
良い配信にはより重点的に投資を※1、悪い配信先には配信自体を停止、といったことが必要になってきます。
※1 インタレストマッチでは配信先を指定することはまだできません。
ここで言う、「パフォーマンスの悪い配信先に配信をしない」ということを実現するのが「配信外対象サイト」機能です。
配信先はどうやったら分かるの?
そもそも良い配信先が悪い配信先なのかは「広告配信先レポート」でチェックすることができます。
[レポート]→[レポートの形式を設定]→[広告配信先レポート]
ここでダウンロードしたレポートには広告の配信先URLや各種数値(クリック、単価、コンバージョン、etc)が記載されているので、どのURLが良くて、どのURLが悪いかを判断し、配信外対象サイトに設定するURL候補を見つけましょう。
配信外対象サイトの設定方法
[ツール]→[配信外対象サイト]
ここに配信をさせたくないURL※2を入力することでそのURLには広告を配信できないようにすることができます。
※2 現段階では配信外対象サイトとして指定できるURLは10個までです。
まとめ
ディスプレイネットワークと比べるとまだまだインタレストマッチには足りない機能が多いですが、限られたツールの中でもしっかりと良い結果を残すとはできるはずです。
重要なのは新しい機能・ツールが出てきた際には、とりあえず触ってみて自分の知識として吸収することです。
配信外対象サイトも今回のインタレストマッチバージョンアップの一部分にすぎませんがしっかりと使いこなして行きましょう。