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【Web広告】ユーザーの年齢・性別・興味関心はどうやって判断しているの?

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更新日:

こんにちは。
営業部の水野です。

営業という職種柄、Web広告の配信を検討しているお客様と商談を行う機会が日常的にありますが、
その時によく聞かれるのが「ユーザーの年齢・性別とか興味関心ってどうやって判別してるの?」という質問です。

確かに、なぜGoogle広告やYahoo!プロモーション広告などの広告媒体がユーザーのオーディエンスデータをターゲティングできるのか気になりますよね?

そこで今回は、広告媒体のオーディエンスデータはどのように収集されているのかを解説していきます。

年齢・性別

媒体によって異なりますが、基本的には大きく分けて「アカウント登録時の情報」「過去の検索履歴・行動履歴」により判別されています。

アカウント登録時の情報

過去を振り返ってみてください。
例えば、Facebookのアカウントを作る際に「生年月日」や「性別」を登録した覚えはありませんか?

Yahoo! JapanやFacebookなどは、最初にアカウントを作成する際に生年月日や性別などの情報を登録します。

したがって、こういったアカウント作成時に年齢や性別を登録する必要のあるサービスを使って広告配信をする場合は、ユーザーの実際の登録情報をもとに年齢や性別を判断しています。

過去の検索履歴・行動履歴

アカウント登録時の情報の他に、過去のWeb上での膨大な検索履歴や行動履歴を総合的に判断して年齢や性別を判断しています。

特にGoogleはこの精度が高く、アカウント作成時には年齢・性別の登録すら無く(1年ほど前まではあった気がしますが・・・)、ユーザーのGoogle検索履歴やサイトの閲覧履歴などから年齢・性別を判断しています。

エリア

Web広告では、年齢・性別の他にユーザーが所在しているエリアを指定して広告を配信できる媒体も多いです。

ユーザーの所在しているエリアの判別方法については、PCとスマホでデータの取得方法が異なります。

PCの場合

PCの場合は、PCが設置されている場所のIPアドレスによって所在地が判別されている他、GoogleにおいてはGoogle検索でのクエリ情報(「居酒屋 名古屋」など)やGoogleマップでの検索履歴などによってユーザーの所在地が判別されていると言われています。

スマホの場合

スマホの場合は、主にGPSによって所在地が特定されています。

とはいえ、状況によっては現在つながっているWi-Fiの位置データや、通信している基地局の位置データなどの情報をもとに総合的に判断しているようです。

ちなみに

Googleで検索を行うと、検索結果画面の下部に「自分が今どのエリアにいることになっているか」を確認することができます。

興味・関心

Yahoo!プロモーション広告のインタレストカテゴリやGoogle広告のアフィニティカテゴリを始め、Facebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告などはユーザーの興味関心をターゲティングして広告を配信することが可能です。

では、ユーザーの興味関心はどのようにデータ収集しているのでしょうか。

過去のサイトの閲覧履歴や検索履歴

前述のように、GoogleやYahoo! Japanはユーザーの過去のサイト閲覧履歴や検索履歴をもとにユーザーのオーディエンスデータを収集しています。

したがって、ユーザーの興味関心についてもサイト閲覧履歴や検索履歴をもとに判別しています。

例えば、メルセデス・ベンツのサイトばかり見ているユーザーは「高級車に興味がある」と媒体側に判断され、高級車に関連する広告が多く配信されるようになります。

フォローしているアカウントやイイねの傾向など

検索機能の少ないSNSについては、フォローしているアカウントやイイねを押した投稿などから総合的に判断して興味関心を特定しているようです。

例えば、ダイエット系のアカウントや筋トレ系のアカウントをフォローしていたり、そういった投稿に多くのイイねを押している場合は、広告としてトレーニングジムやダイエットサプリ、プロテインなどの広告が多く配信されるようになります。

おまけ

ちなみにですが、Googleでは自分が今どんな興味関心カテゴリに分類されているのかを確認することができます。

まずは下記のリンクをクリックして、プライバシー診断を開いてください。

プライバシー診断

下部の「広告の関連性を高める」をクリック。

「広告設定を管理」をクリック。

すると、自分が今分類されている興味関心カテゴリが表示されます。
(仕事柄様々なサイトを見ているので、かなりバラついていますが・・・)

自分のプライベートアカウントとかで見てみると結構面白かったりします。

まとめ

こういったユーザー情報はすべてCookieという仕組みを使って保存されています。
そのCookie上に保存されたデータを活用して、広告配信時のターゲティングを行っているというわけですね。

「日常的にWeb上での行動が追跡されているなんてコワイ!」と思われる方もいるかもしれませんが、むしろ自分のWeb上での行動をどんどんGoogleやYahoo!、その他SNSに送ることでより快適なネット社会の発展に貢献すると個人的には思っています。

最近ではGoogle広告の機能で収入をターゲティングできるようになったりと、各々が自分に合った広告を受け取ることができる時代になっていますので、こういったビッグデータはどんどん活用していってほしいと思う今日この頃でした。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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