2012年4月20日の記事でもご紹介したことですが、完全一致、フレーズ一致のマッチング方法が拡張されました。(機能が実装されました。)
前回の記事では、2012年5月中旬を目処にスポンサードサーチ、GoogleAdWords共に完全一致のマッチング方法が拡張されるとの内容でしたが、スポンサードサーチで機能が実装されました。
(GoogleAdWordsではスポンサードサーチに先駆け既に実装されています。)
内容おさらい
前回のおさらいになりますが、いままで完全一致で登録したキーワードは、検索クエリが完全に一致した場合にのみ、フレーズ一致で登録したキーワードは検索クエリに、登録したフレーズが含まれる場合のみ広告を表示していましたが、本機能拡張により、変換ミスや省略形、表記違いなどのキーワードで検索された場合にも広告を表示するようになります。
※Yahoo!リスティング広告ヘルプを引用
また、検索クエリレポートのマッチタイプは以下のように表記が変更されます。
- 完全一致(類似する語句)
- フレーズ一致(類似する語句)
まとめ
この機能拡張により、部分一致、フレーズ一致、完全一致で同一のキーワードを設定している場合は、インプレッションの分布が変化する可能性があるので、入札価格に差を設けている場合や、リンク先URL、広告を別々に設定している場合などは、どのように挙動が変化するか注意が必要ですね。