さて、2月もまだ月中ではありますが今月はYDNのアップデート情報がもりだくさんですね!本日はここ数日で公開されたアップデート情報の中で個人的に気になったものをご紹介したいと思います。
ラベル機能の追加
まずは、2019年2月6日に実装されたラベル機能についてご紹介します。
ラベル機能とは、キャンペーンや広告などの入稿物に目印となる語句(ラベル)を付けることで入稿物を任意のグループに分類できる機能です。
本機能を利用すると、任意のグループ単位で実績データの確認や分析、フィルタリングが容易になり、広告運用の効率化が見込めます。ラベルの作成では、任意の語句を設定できるラベル名に加えて、ラベルの色や説明文を設定できます。ラベルごとに色を変更すると、広告管理ツールなどの一覧画面で、ラベルを設定した入稿物を判別しやすくなります。
いや、待ってました・・・待ってましたよラベル機能・・・!
キャンペーンや広告グループを管理するときや、大量の広告の切り替えを行う際に圧倒的にお世話になっているラベル機能がようやくYDNにも実装されました。ラベル機能大好きな私としては、どのアップデートよりも嬉しかったりします。
このラベル機能、1アカウントにつき1,000個まで実装可能で、他媒体と同じようにYDNキャンペーンエディター・管理画面どちらからも設定が行えるようです。
キャンペーンエディター
- 「共有ライブラリ」内の「ラベル管理」を選択
- 「ラベルの追加」を選択
- 「ラベル名」と「ラベルの色」を作成
管理画面
- 「管理画面」の中央部の「ラベル」を選択
- 「新規作成」を選択
- 「ラベル名」と「ラベルの色」を作成
ちなみにYDNラベルの管理画面上での表示は、Yahoo!スポンサードサーチと同じでした。
上記でも少し触れたように、ラベル機能を使用することで大量のキャンペーンや広告グループの管理が格段としやすくなります。また、配信の期間が決まっているイベント系のキャンペーンや、細かいのスパンでの広告文・バナー画像の切り替えを行う際のミスも減らすことができます。どんどん活用して、ミスを軽減&アカウント内をキレイにしちゃいましょう!
各種ターゲティング機能の改善
次に、ターゲティング機能の改善についてご紹介します。
こちらまだ実装はされておらず、2019年2月26日、27日に実装予定のようです。
■推定ユーザーごとの入札価格調整率の設定
性別ターゲティングと年齢ターゲティングにおいて、選択した性別または年齢と推定されるユーザーごとに、入札価格調整率を個別に設定できるようになります。従来の拡張機能との違いは、以下のとおりです。従来:
選択した性別または年齢のユーザー、および推定されるユーザーに、まとめて入札価格調整率を設定できます。画面上の表示例は「男性(拡張あり)」です。実施日以降:
選択した性別または年齢のユーザー、および推定されるユーザーに、それぞれ異なる入札価格調整率を設定できます。画面上の表示例は「男性」と「男性(推定)」に分かれます。
※推定されるユーザーのみの設定はできません。
従来のYDNの仕様ですと、「性別」や「年齢」ごとで入札の強弱をつけたい場合はそれぞれの「性別」「年齢」で広告グループを分けて入札単価で強弱をつけるしかありませんでした。そのため、こまかくセグメントをしていくためにはどうしても広告グループが大量にできてしまうことに・・・。
しかしアップデート後は、同じ広告グループ内で「男性 引き上げ率50%」「女性 引き上げ率25%」など個別の調整が行えるようになるようです。
いやはや、これはまたも神アップデートの予感ですね。
まだ未実装のため、実際の管理画面でどのように見えるのかはわかりかねますが、実装後すぐに設定画面をチェックしてみたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この他にも、『動的ディスプレイ広告の開始』や先日弊社記事で紹介した『YDNブラパネ掲載の開始』だったりYDNのアップデートが止まりません!
従来のYDNのイメージだと「ここの設定が個別にできたら・・」などむず痒いところに手が届かないイメージがありましたが、年々のアップデートによりどんどん出来ることが増え使用しやすくなっているように思います!この神アップデートで出来るようになったことを使いこなして、神運用者の道を登っていきたいですね!