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【Google広告】レスポンシブディスプレイ広告とは?

公開日:
更新日:

皆さんこんにちは。
通勤中、金木犀の香りがして秋を感じたかと思いきや、銀杏並木の下を歩けば銀杏の香り、気づいたら冬です。

さて、9月上旬より全世界へ展開された「レスポンシブディスプレイ広告」が、気づいたら我々のアカウントでも使用可能になっていましたので紹介したいと思います。

レスポンシブ ディスプレイ広告とは

従来のレスポンシブ広告に代わって登場し、ディスプレイネットワークのデフォルトの広告タイプになりました(バナーのみのアップロードも可能なのでご安心ください)。

従来は画像・見出し・広告文の組み合わせを何パターンか自分で作成する必要がありましたが、レスポンシブディスプレイ広告では複数のアセット(画像、ロゴ、見出し、広告文などの要素)をアップロードするだけで機械学習により自動で最適な広告を作成してくれます。スマートディスプレイキャンペーンでも共通の形式が使用できます。

メリット

広告の最適化

複数のアセットをアップロードすることでGoogleの機械学習モデルにより、配信結果に基づいた最適なアセットの組み合わせを決めて配信してくれます。

幅広いリーチ

配信先の広告枠に合わせてサイズ・表示形式・フォーマットが自動的に調整されるため、様々な枠に幅広く配信することが可能です。ネイティブ広告のようになったり、テキストのみで配信されたりします。

時間の節約

アセットを自動で組み合わせてくれるので管理時間を節約でき、その他調整に時間を掛けることができます。

動的リマーケティングとの併用

レスポンシブディスプレイ広告でも動的リマーケティングが利用できます。フィードの情報とアセットの組み合わせで個々のユーザー向けにカスタマイズされたコンテンツが表示されます。

入稿してみる

早速入稿してみましょう。
管理画面、エディターの両方から入稿が可能です。

必要なもの

入稿に必要なアセットは以下のとおりです。

画像

  • 横長(横縦比 1.91:1 で、600×314 より大きいもの):1枚以上
  • スクエア(横縦比 1:1 で、300×300 より大きいもの):1枚以上

最大ファイルサイズは5MB。横長・スクエア合わせて最大15枚まで入稿可能です。また文字は使用しない、使用しても画像全体の20%を超えないことが推奨されています。画像の各辺最大5%がトリミングされる可能性があるので注意です。
※画像のピクセル数の上限については明記されておらず、サポートセンターに問い合わせたところ、記載はないので5MB以下であれば入稿可能、ただし大きすぎるとアップロード時に不具合があるかもしれない、とのことでした。

  • ロゴ(横縦比 1:1 で、128×128 より大きいもの):省略可

最大ファイルサイズは同じく5MBで、最大5枚まで入稿可能です。推奨サイズは 1,200×1,200で、ヘルプでは512×128 以上の横長(4:1)のロゴを追加することもおすすめしています。

文字情報

  • ①短い広告見出し(全角15文字、半角30文字以下):1~5個

長い広告見出しが収まらない小さな広告スペースの一行目に表示されます。後ろに広告文が表示される場合とされない場合があります。従来のレスポンシブ広告では文字数が半角25文字以下でしたが、少しだけ長くなりました。

  • ②長い広告見出し(全角45文字、半角90文字以下):1個

大きい広告スペースに表示されますが、表示できる長さはサイトによって異なり、省略される場合は末尾に省略記号(…)がつきます。後ろに広告文が表示される場合とされない場合があります。

  • ③広告文(全角45文字、半角90文字以下):1~5個

広告見出しのあとに表示されることがあります。長い広告見出しと同様、表示される長さはサイトによって異なります。

  • ④会社名(全角12文字、半角25文字以下):1個
  • ⑤最終ページURL

入稿画面

実際の入稿画面を見ていきます。

通常通り[広告]タブから+ボタンをクリックします。
「レスポンシブディスプレイ広告(新規)」があるので選択しましょう。

すると上図のように入稿画面が開きます。
左側でアセットを設定(数字は上記文字情報の数字とリンクしています)し、右側でプレビューが見れるようになっています。

ちなみに画像とロゴは事前に準備したものを使用することもできますし、ない場合はサイトをスキャンして画像を抽出したり、Google独自のストック画像からサイトURLやキーワードで検索した画像を使用することも可能です。

プレビューしてみた

 

 

 

プレビューは配信面・デバイスごとに見ることができます。
なじみのあるサイズのイメージ広告や、ネイティブ広告、テキストのみの広告も見ることができ配信イメージが湧きやすいですね。ヘルプによるとレスポンシブディスプレイ広告はディスプレイネットワークのほぼすべての広告枠に表示できるため、そのレイアウトは何千種類にも及ぶとのことです。

★参考ページ
レスポンシブディスプレイ広告について
レスポンシブ ディスプレイ広告を作成する

まとめ

いかがでしたでしょうか。
アセットを用意するだけでほぼすべての広告枠にしかも自動で最適化した広告を出してくれるなんて、どんどんハイテクになっていくなぁと感じています。まだ実装されているアカウントは少ないようですが検索でもレスポンシブ広告がリリースされたということで、機械学習でどこまで最適化し成果につなげられるのかその活躍に期待ですね。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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