寒かった2月もいよいよ終わりを迎え、同時に花粉シーズンも迎えようとしているこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、1月にローンチされたカスタムインテント、皆様利用していますか?
似たような名前のカスタムアフィニティもあり、いまいち差がパッとしない…。カスタム…なんだっけ…。
そんな方のために、カスタムアフィニティ、カスタムインテントの両者の違いを整理してみました。
カスタムアフィニティ
カスタムアフィニティを理解する前にまずはアフィニティカテゴリについておさらいをします。
アフィニティカテゴリとは
アフィニティカテゴリとは、ライフスタイルや購買傾向など、長期的な関心に基づくユーザーのカテゴリを指します。効率的に認知度の獲得を狙いたいときに利用が推奨される配信となります。どういう人かといった属性がカテゴリになっているように見受けられます。
カテゴリの例
・投資マニア
・倹約家
・出張の多い人
・アマチュアカメラマン
・犬好き
カスタムアフィニティとは
アフィニティカテゴリに面白そうなものもけっこうありますね。しかしそれでもリーチしたいターゲットがない…。そんなときに、利用するのがカスタムアフィニティ。
オーディエンス作成に必要なもの(5つ以上)
・興味/関心
・URL
・場所 ※
・アプリ ※
※アプリや場所を指定すると、用途がYouTubeに掲載される動画キャンペーンに限定されます。いわゆるTrueView広告やバンパー広告ですね
ちなみにカスタムアフィニティオーディエンスを作成すると、カスタムアフィニティカテゴリに登録されます。名前が混ざりやすいので、この機会に覚えてください。
カスタムインテントとは
カスタムインテントの前に、こちらもカスタム前の状態、インテントを理解しましょう。
インテント(購買意向の強いユーザー層)とは
インテントという単語にあまり馴染みがないかもしれませんが、従来から存在する購買意向の強いユーザー層と同義です。提供する商品やサービスに似たものを調べていたり、購入を前向きに検討しているユーザーに広告を配信できます。購入段階に近いユーザーへの配信を狙うときに効果的です。
そのため、「◯◯用品」や「家電」「求人」などアフィニティカテゴリよりも”モノ”に依った内容が含まれる印象です。
カテゴリの例
・旅行 > ホテル、宿泊施設
・美容商品、サービス > スキンケア商品
・自動車 > 自動車種類別 > SUV
・デートサービス
カスタムインテントとは
カテゴリが多いインテント(購買意向の強いユーザー層)ですが、もっとオリジナルなカテゴリがあったら良いなと思うときもありますよね。そんなときに利用するのがカスタムインテント。
ターゲティング方法は、以下のいずれかを15以上(精度向上とリーチ拡大のため)指定します。
オーディエンス作成に必要なもの(商品やサービスに関連するもの/15個程度)
・キーワード
・URL
特に、目的のユーザー層が探しているはずの商品・サービスに関連するキーワードは必ず含めたほうが良いとのこと。また、ログインが必要なURLは入力してはいけません。
なお、キーワードの候補も表示されまして、これらを追加することも可能です。
ちなみにカスタムインテントオーディエンスを作成すると、カスタムインテントオーディエンスに登録されます。ここはアフィニティと名称ルールが異なるので改善されるといいですね。
なお、カスタムインテントオーディエンスの自動作成も英語圏では実装されているようです。日本での登場も待ち遠しいですね。
おさらい
カスタムアフィニティ、カスタムインテントそれぞれについて学びましたね。それではおさらいです。
アフィニティは長期的に関心を持つユーザーに認知メインで配信するもの、インテントは買い気が強いユーザーに購入を促すために配信するもの、となります。それぞれカスタムして、商材にマッチした配信を狙いましょう!