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【Google AdWords】トラッキング方法に変更アリ

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更新日:

皆さんこんにちは。

日々インターネットを活用して、お気に入りの洋服を買ったり、飲み会の会場を調べたり、動画を見たり、SNSを渡り歩いたり、様々なサイトを閲覧しているかと思いますが、そんなネットユーザーの天敵といえば、唐突に現れる『読み込み速度の遅いサイト』ではないでしょうか。

さっきまでサクサクサイト閲覧してたのにこのサイト全然開いてくれない、3秒以上とか待っていられない、すぐつながらないならウィンドウ閉じる!という方も少なくないと思います。

実際下記のようなデータが発表されています。

★モバイルサイトへのすべての訪問数のうち 53% は、ページの読み込み時間が 3 秒を超えると離脱されています。
★モバイルページの読み込みに 1 秒かかると、コンバージョン数が最大 20% 減少します。

広告だったらなおさら、クリックしたのに読み込みが遅くて離脱、なんてもったいないですね。
Googleはこのような遅延を少しでも減らそうと、新しいトラッキング方法を導入するとのことです。

その名も、『並行トラッキング』

その名の通り、「ランディングページの表示と並行して、その裏でトラッキングを行う」という仕組みです。

従来との違い

従来のトラッキング処理

  1. ユーザーが広告をクリックする
  2. AdWordsのクリックトラッカーが読み込まれる
  3. トラッキングURLが読み込まれる
  4. 追加のトラッキングURLがあれば読み込まれる
  5. ランディングページがユーザーに表示される

これまでは広告をクリックしてからランディングページに至るまでに見えないところで複数の読み込みが発生していました。そのため、ページの読み込みに時間がかかってしまう場合があったようです。

並行トラッキング

  1. ユーザーが広告をクリックする
  2. ランディングページがユーザーに表示される

その裏で、

  1. AdWordsのクリックトラッカーが読み込まれる
  2. トラッキングURLが読み込まれる
  3. リダイレクトがあれば読み込まれる

トラッキング処理が行われます。
ユーザーは直接ランディングページへ誘導されるので、読み込みの時間が短縮されます。

いつから変わるの?

2018年初めにAdWordsリニューアル版で設定可能になり、2018年後半にはすべてのアカウントでデフォルトの設定になる予定のようです。

変更に伴う注意

広告効果測定ツールを使用し、トラッキングテンプレートを設定しているアカウントでは特に注意が必要です。「並行トラッキング」を有効にした際に、正しくトラッキング処理が行われなくなったり、ランディングページが動作しなくなる可能性があります。

この変更について、すでに利用者に注意喚起しているツールもあるようです。
不安な場合は詳しい対応についてツールの提供元に確認すると良いかと思います。

まとめ

ページの読み込み時間の短縮はユーザーにとっても広告主にとってもありがたい、素敵なアップデートですね。付随して設定変更が必要な場合もありますが、事前に確認し対処法を知っておけばスムーズに移行出来るのではないでしょうか。
AdWordsでは管理画面のリニューアルに伴い様々なアップデートが行われているので、置いていかれないよう地道に情報収集に励みたいと思います。

参考:
AdWordsヘルプ:並行トラッキングとは
AdWords公式ブログ:並列トラッキングを導入し、ユーザーに迅速にランディング ページを表示
AdWords公式ブログ:AMP の速度を検索広告とディスプレイ広告でも実現

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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