僕にとってSNSとは青春時代を共に過ごした相棒のようなものです。友人関係、家族、恋愛、就活、情報収集と様々な場所でSNSを利用してきました。最近ではLINE、Instagram、Twitter、Facebookのチェックは毎日欠かさず行っており、トレンドには常に敏感であり続けようと心がけております。
SNSの利用者数は年々増加の一途を辿っており、広告業界に焦点をおいてもSNS広告はリスティング広告に肩を並べるほどの人気がある印象です。ある調査では国内のネットユーザーの6割以上が何らかのSNSのアクティブユーザーであるという結果も出ています。
先日InstagramのMAUが2000万人を超えたという記事も拝見したこともあり、SNSについて調べずにはいられなくなったので記事を書いてみました。
今回調査した項目は国内4大SNSの以下の項目です。
- MAU
- 性別比
- 年齢比
国内4大媒体と呼ばれるSNS
日本でユーザー数が多い4大SNSと呼ばれる媒体についてそれぞれの簡単な特徴をまとめてみました。
※個人的主観も含まれています。
・匿名でのユーザーが多い
・1回につき140文字までのメッセージを投稿可能
・1ユーザー当たりの投稿頻度も高い
・リツイートや引用リプライなどの機能で情報の拡散も早い印象
・世界最大のSNSともいわれている
・実名の利用が原則
・多様なプロフィール項目が存在
・企業ページ等ビジネスとしての活用も盛ん
・投稿に「いいね」や「シェア」等の反応をすることで、投稿を拡散できる
・写真を加工、共有できるSNS(投稿に写真や動画が必須)
・ハッシュタグという独自の文化で投稿を装飾、拡散できる
・Facebookに買収された背景もあり、Facebookとの投稿連携も可能
・24時間で消えるストーリー投稿の機能もあり投稿の種類も豊富
・著名人の利用も多く様々なトレンドを生み出している
LINE
・日本国内で最も利用されているメッセージアプリ
・タイムライン上にテキスト、画像、動画、スタンプで自分の近状を共有したり、友達の近状も確認できるなどSNSとしての機能もある
・企業アカウントなどによるプロモーション活動が活発
・メッセージアプリであるが故、国内スマホユーザーの殆どが利用している
4大SNSユーザー比較
国内ネットユーザーの6割がSNSを利用しているということは、そこに広告を配信したらかなりの数の人に広告を見てもらえそうですね。しかし上記に紹介したようにSNSにはさまざまな種類があり、それぞれに違いがある分、利用する層も違いがあるはずです。
広告を配信する際に気になるのが、どの媒体で広告を配信するのが効果があるのか。
そこで配信する媒体を決める際に役立ちそうな数値を表やグラフにまとめてみました。
MAU、男女比(国内)
LINE | ||||
MAU | 4000万人 | 2800万人 | 2000万人 | 6600万人 |
数値発表時期 | 2016年9月 | 2017年9月 | 2017年10月 | 2017年7月 |
男:女 | 52:48 | 54:46 | 39:61 | 54:46 |
※1アカウント1ユーザーとした場合の数値となります。
※MAUとはMonthly Active Userの略で月間アクティブユーザー数を表します。他にもDAU(Daily Active User)やWAU(Weekly Active User)も指標としてありますが、Webサービスやアプリの賑わい具合を表す指標として一般的です。今回はInstagramのニュースにもでてきたMAUを調査してみました。
世界的にみるとFacebookのユーザー数が最も多いですが、日本国内で見ると、LINEのユーザー数が最も多く6600万人となっております。男女比はほとんどの媒体でさほど変わりはありませんが、Instagramのみ唯一女性ユーザーが男性ユーザーを上回っています。
年齢比(国内)
「Facebookはおじさんが多い」という噂をちらほら聞きますが果たして実際はどうなのか、4大SNSを調査しグラフにまとてみました。
全体的に20代の利用率が高い傾向にあります。特にInstagramは半数以上が20代以下という結果になりました。MAUが最も多いLINEでは年代を問わず、数多くのユーザーに利用されています。Facebookはおじさんが多いという噂はおじさんの定義によります。諸説ありですね。
まとめ
Web広告の中でも人気上昇中のSNS広告配信する際に役立ちそうな情報を調査しまとめてみました。媒体の特徴を理解していないと思ったように効果が出なかったりがあります。自社の商材がどの媒体に適しているか少しでも判断する材料になって頂ければ幸いです。Web広告に携わる人間として4大SNSにとどまらず様々なWebサービスの情報を収集して行きたいと思います。
次回以降更に踏み込んだ情報をお届けさせていただきます。
ー参考サイトー
・SNSの動向整理-三菱UFJリサーチアンドコンサルティング