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【スポンサードサーチ】広告表示の最適化の仕様変更について

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リスティング広告では複数の広告を入稿してテストすることも多いかと思いますが、その際にYahoo!スポンサードサーチでは、「広告表示の最適化」の設定で複数の広告をどのようにローテーションさせるか設定することができます。(Google AdWordsでは広告のローテーションという項目ですね)

先日、Yahoo!より「広告表示の最適化」の仕様変更についてアナウンスがありました。本日はこちらについて説明しようと思います。

どのように変わるの?

広告表示の最適化について、現在は下記の4つから選択することができます。

  • 最適化して配信(クリック率の高い広告を優先的に配信)
  • 無期限で均等に配信(最適化しない)
  • 均等に配信(90日間均等に配信、その後最適化)
  • 最適化して配信(コンバージョンが期待できる広告を優先的に配信)

これが2017年9月25日(昨日ですね!!!)より、「最適化して配信(クリック率の高い広告を優先的に配信)」「均等に配信(90日間均等に配信、その後最適化)」「最適化して配信(コンバージョンが期待できる広告を優先的に配信)」の3つの配信が「最適化して配信」の1つに統合されます。

つまり、2017年9月25日以降は下記の2つの選択肢のみになります。

  • 最適化して配信
  • 最適化しない

「均等に配信(90日間均等に配信、その後最適化)」、「最適化して配信(コンバージョンが期待できる広告を優先的に配信)」も表示はされ続けるようですが、グレーアウトされて選択できなくなるようです。

これによる影響は?

2017年9月25日以降に統合される従来の3つの最適化配信の設定のままにしていると、強制的に「最適化して配信」が適用されるとのことです。

なので、「均等に配信(90日間均等に配信、その後最適化)」を現在選択していて、90日経っていない広告だとしても、2017年9月25日以降は強制変更されてしまいます。

リリース情報を見る限りですと、「最適化が使われる最適化して配信(クリック率の高い広告を優先的に配信)」=「最適化して配信」というように見えるので、「最適化して配信(コンバージョンが期待できる広告を優先的に配信)」を選択している場合も、2017年9月25日以降は少し挙動が変わってくる可能性もあります。

さらに、気になるのはこの一文。

自動入札を設定しているキャンペーンの場合、広告表示の最適化で「最適化しない」を選択しても、配信時には「最適化して配信」が適用されます。 自動入札と広告表示の最適化を併用することで、より高い効果を期待できるためです。

つまり、自動入札設定をしている場合も強制的に「最適化して配信」となるようです。自動設定しつつ広告は均等に配信してテストし続けたいということができなくなるようですね。

キャンペーンエディターでは?

キャンペーンエディター上では2017年9月25日以降も「均等に配信(90日間均等に配信、その後最適化)」、「最適化して配信(コンバージョンが期待できる広告を優先的に配信)」が選択できるとのことですが、選択しても実際は「最適化して配信」になるようですのでご注意ください。

まとめ

今回の仕様変更は運用者が何かしないと広告が止まってしまうというような重大な変更ではありませんが、設定や施策次第では今まで意図していなかったような動きをしてしまう可能性もあります。(実際はそう大きな影響はないと思いますが)

こういった細かい部分でも仕様変更をキャッチアップして、思い通りにアカウントをコントロールして成果を出せるようにしておきたいですね。

【スポンサードサーチ】広告表示の最適化機能の改善について

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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