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【Yahoo!スポンサードサーチ機能紹介】地域別レポートに「地域判定の種類」が追加された件

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更新日:

こんにちは!
最近、某「膵臓をたべたい」映画を見て、号泣した齢30の加藤です。涙腺が緩い・・!

今回はYahoo!スポンサードサーチの「地域別レポート」について、8月2日にアップデートされた情報の紹介です。ざっくりとですが、今回のアップデートで地域別の実績にも「ユーザーの所在地」と「関心を示している地域」といった単位でデータが集計できるようになりましたね^^

Googleアドワーズでは、「詳細分析」から「ユーザーの所在地」と「関心を示している地域」を確認できていますが、Yahoo!でも地域データをより詳細に見れるようになったのは嬉しいですね!
本記事では、その機能についての簡単な紹介と実際に出力した結果を記載しました。

※機能の詳細は下記のリンクからご参照ください。
https://portal.yadui.business.yahoo.co.jp/agencyportal/?p=40122

地域別レポートとは

簡単にですが、従来の地域別レポートは、地域ターゲティングの設定有無に関係なく、検索時に取得した地域別の実績を出力することが出来ます。今回のアップデートは、地域判定の種類」と言う項目が追加されており、下記の項目値で出力できるようになっています。

追加された項目値

  • ユーザーの所在地:取得した地域内から検索を行ったユーザー
  • 関心を示している地域:取得した地域に関心を持っているユーザー(該当の地域外
  • その他:地域を特定できる情報が取得できない場合に「その他」が出力される

どうやって出力するの?

全然難しくありません。下図の通り、レポート出力時に「表示項目」から「地域判定の種類」を選択するだけです。

ね?簡単でしょ?

どのように変わったのか?

実際にデータを出力してみました。

上図、枠内が今回追加された項目になります。従来の地域別レポートは、どの地域の成果が良いかは分かりましたが、「地域判定の種類」が加わったことで、そのエリアにユーザーがいるか・いないか(ユーザーの所在地/関心を示している地域)が分かるようになりました。

案件によっては、地域ごとの成果の優劣がガラッと変わるものもありそうですね・・!では実際に、とある案件のデータを使って「地域判定の種類」の使用・未使用別で集計してみました。

試しに集計してみた

今回、データ集計に使用したのは、東京のとある高級オーダー家具(ベットやソファー、イス・・など)を販売されているクライアント様になります。蛇足ですが、クライアント様のビジネススタイル上、来店型ビジネスとなっており、エリア配信と言うのはかなり重要な位置づけになりますね。

〇「地域判定の種類」未使用(従来の地域別レポート出力)


従来の地域別レポートはエリアAとBでCVを多く獲得していますね。この結果から、エリアAとBの入札強化や、エリアC、D、Eの配信量を抑制するための調整をしたら、より効率的なCV獲得が期待できると言えます。

では、「地域判定の種類」別で出力するとどうなるか、下記にまとめました。

〇「地域判定の種類」使用

エリアによって「ユーザーの所在地」と「関心を示している地域」の成果がまちまちですが、合算すると「関心を示している地域」の方がCPAやCVRが良いですね。※同じクリック数条件にそろえて比較

エリアAやBの入札強化や、エリアC、D、Eの抑制施策は実施した方が良いですが、CPA重視なら「関心を示している地域」のみにする方法もありかもしれませんね。他にも色々と出来る施策はありますが、本記事では、出来る施策の幅が広がりそうだねって認識してもらえたと思います。

まとめ

如何でしたでしょうか。今回の機能追加で地域設定や調整の内容に幅が広がったと思います。これまでYahoo!スポンサードサーチを配信していて、エリア調整に注力している方は一度レポートで確認してみることをオススメします。

私自身、案件の要件や、クライアント様の要望によってYahoo!のみを配信している案件が多数あります。その中では来店型ビジネスで、過去のエリア実績をもとに試行錯誤していたけど、思ったより成果が伸びないケースがありました・・。今回の機能実装はすごく歓迎しており、さっそく色々と見直したいなーと思います!

あとは「ユーザーの所在地」がどの地域なのか分かる機能が実装されると、Yahoo!スポンサードサーチを利用するいちユーザーとしては嬉しいですね^^

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