みなさんこんにちは!スマホの電池は6割くらいがSNSで消費しています。世はまさに大SNS時代といっても過言ではありませんね。直近では『インスタグラム利用者の約1割が「投稿された商品を購入」』という記事もあり衝撃を受けました。SNSでダイレクトレスポンスが取れるのはかなり巧みな運用、仕掛けが必要と思っていましたが、最先端のSNSの中で女子たちはいろいろなものを買ったりするのだな~と、、。男子側ではあまり気が付きにくいですが、実際にSNS経由で買う人たちは増えつつあるようです。
そこで今日は、SNS広告の一つである「Facebook広告」のポリシーの特徴的な点と、Twitter広告との比較をして、広告配信について耽ってみることにしました。どうぞご覧ください!
Facebook広告のポリシーとTwitter広告の比較
ご覧ください!力技ですが、ポリシーについて対照表を作成してみました。
ポリシーの引用元はこちら ※表ポリシーに関しては解釈の違いもあり得ますのでご了承ください。
◆Facebookはこちら、と、こちら ◆Twitterはこちら
早速まず、Facebookのポリシーで特徴的な部分と、それについてTwitterはどうなっているかをご紹介していきたいと思います。
広告内画像の画像内テキスト
有名なルールですが、躓きやすい部分でもあります。2016/6月以前ですと、画像内のテキストの面積が20パーセントを超える広告は配信ができませんでした。現在は、画像内のテキストが増えれば増えるほどリーチが減る仕組みとなっています。この件について触れているヘルプはこちらで、画像内のテキストの量を調べる公式ツールはこちらです。
Twitterではどうなの?
Twitterでは、実は画像内のテキストの量については何も触れられていません。実際に、テキスト量の多い広告も多くみられます。以下の画像をご覧ください。
左は、Twitter上で見かけたとあるテキスト量の多い広告です。目算ですが50-60パーセントはテキストで構成されています。試しに、先ほどのテキスト量チェックツールに画像を入れてみましたが「画像内のテキスト:中」ということでFacebook上では大幅にリーチが狭くなる可能性があるようでした。こういった、文字を多めの訴求が制限なく可能なのはSNS広告においてはTwitterならではですね。
画像の中にテキストをバンバン含めて宣伝をしたい場合はTwitterで試してみるのがよいでしょう。
政治的なコンテンツ・選挙
Facebook広告ポリシーでは、微妙な触れ方をしているのですが「個人に対する扇情的、中傷的なコンテンツ、政治的、宗教的なコンテンツ」を禁止しているように、過度に偏っていたり、誹謗中傷や非難が含まれる内容は許可されないです。また一方で、「米大統領選、選挙広告の勝者はフェイスブック」のような記事もあるのですが、選挙に関してはそのほかポリシーでは特に触れられていないので、一部の代理店や広告主(政治家など)にのみ許可がされているものと推測されます。
Twitterではどうなの?
当然、誹謗中傷、攻撃的、差別的な広告表現は禁止されていますが、選挙関連に関しては明確に規定があります。政治広告が可能と認められたプロモーションには、紫色のバッチを与えられ政治に関する広告のみが打てるようになります。利用するためにはTwitterへ直接お問い合わせが必要です。また、当然ですが日本の選挙法等に則った配信が求められます(期間など)。
出会い系サイト・アプリ広告
Facebookを見ていると、魅力的な出会い系アプリの紹介がたくさん流れてくるあなた。あなたは、独身ですね?そうですね?。
実は、Facebookは、出会い系サイト・アプリの配信に関してはFacebookのプロフィール情報が『独身』のユーザーしかターゲティングできないような制限がされております※既婚を狙う≒(最近ドラマでよく見る)不倫などを推奨するなどの観点からできないのでしょうね。そのほか、細かい制限はあるものの配信自体はできます。
Twitterではどうなの?
実は、日本のTwitterでは『出会い系』のプロモーションは禁止されています。
嘘!!って思ったあなた。その直感は正しいです。(よく見かけてますよね?私だけ?)
実は、『結婚相談』のサービスであればプロモーションは許可されているのです。
おやおや、、こんなマイナールールがあるんですね。。気になってTwitterのタイムラインを見て調べましたが、見かけたマッチング系アプリ広告にすべて『婚活』という言葉が入っていました。安易な出会い系は禁止するという認識なんでしょうかね。このルールにかかわる配信を考えている方は要注意です。以下は、P社とY社のアプリの例です。赤枠の個所に婚活の文字がありますね!
両SNSで禁止されている広告
さて、以下一気に禁止されてる広告について触れたいと思います。
- ショックを与えるような内容の広告
- 過度に性的な広告
- タバコ
- 武器(花火の販売も怪しい、火薬関連なので)
- 誹謗中傷
- 偽造品・偽造文書
- 怪しいビジネスモデルなどの宣伝(マルチ商法・詐欺)
- 健康に関するもので表現が過度なもの
特に花火の販売は穴になりやすいですが、直感的に禁止されても仕方ないな、と思うものがほとんどなので気にしないでもいいかなと思います。
まとめ
今回はFacebookのポリシーに着目し、様々言及させていただきました。
こういった対照表を作成しますと、媒体間の特性把握や、ポリシーにぎりぎりの商材(悪い意味ではないですよ)の配信への適切な判断ができるのではと思いますのでこの表の強化並びに知見の共有を進めていきたいと思います!ポリシーを覚えやすくするための掛け声を考えてみました。
春の七草を覚える感じで覚えてみてください!
『医療・金融・詐欺・健康・アダルト・政治・危険物』
それでは、皆さんよい運用ライフを。
次回はTwitterのポリシーについて着目していきたいと思います。