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【Google AdWords】AdWords UI リニューアル版を試してみた

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更新日:

先日、GoogleからAdWordsがUI リニューアル版に変更されることが発表されましたね。
AdWords リニューアル版について

私が担当している案件でも一部、リニューアル版管理画面を試せるものがありましたので早速使ってみました。
※今回の内容はアルファ版の内容となりますので、今後内容が変更される可能性がございます。

使ってみた感想

『概要』ページ

デザインのテイストはAdWordsのスマートフォンアプリに合わせてフラットデザインになり、「キャンペーン」「広告グループ」等はこれまでのタブ形式から左側のサイドバーに変更しています。

旧UIになかった点としてカード形式で情報が表示されるようになりました。
現時点ではカードの内容は指定できず、AdWords側からの指定のみですが「最も変化の大きい要素」では過去との比較が表示され、ひと目で変化に気づきやすくなりました。

また、これまで「分割」を使って表示していた「デバイス」「曜日と時間」といったエンドクライアントが興味を持ちやすい内容が表示されるようになり、操作に不慣れな方にも見やすいデザインになりました。

『最適化』ページ

「最適化」自体は既に機能としてありますが、表示がカード形式になりアイコンと項目が分かりやすくなり、これまでの管理画面よりも見やすくなっています。

また、旧UIの「最適化」に比べ費用に関する内容が多く表示されるようになったので、施策提案の際の予算シミュレーションとしても参考にできますね。

『高度な入札単価調整』ページ

こちらはリニューアル版から実装された機能で、広告のタイプや広告表示オプションを使用した設定の有無で比較することができ、入札調整も可能となります。

例えば、電話でのお問い合わせが多いアカウントの場合、電話番号表示オプションが表示される広告に対して入札単価調整を行うことが可能です。

リニューアル版UIのデメリット

リニューアル版UIは見やすいUIになりましたが、これまでのUIと大きく変更されていますので、慣れていないせいもありますが操作や設定に対して不安があります。

また、デザインの切り替えに細かな動きを多様しているため、読み込みや動作に時間が掛かかり遅くなっています。
更に現時点ではアルファ版のため、ユーザーリスト作成やディスプレイ広告のターゲティング設定といった機能がリニューアル版UIでは使用できません。
※リニューアル版UIと旧UIは切り替え可能であり、旧UIでは今までの機能は引き続き使用可能です。

まとめ

まだ、アルファ版の状態なので、デメリットに挙げたような旧UIで使用できる機能が使えないので、個人的にはまだ旧UI版の使用で良いと思います。
『概要』はこれまでの数字の羅列だった旧UIに比べ見やすいものになり、リスティングの知識がないクライアントとの意思疎通も図りやすくなったと思います。

『最適化』はこれまでよりも多くの最適化提案を表示されるようになりました。
しかし、あくまでシステムが機械的に算出した提案内容ですので、鵜呑みせず内容を理解し取捨選択するといった、システムとうまく付き合っていくこともこれからの運用者に必要な能力になるかもしれませんね。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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