スポンサードサーチVer.3に移行してから「コンバージョン」が2つのタイプにわかれれ集計されるようになりました。
そもそも、コンバージョンとは、広告をクリックしてサイトに訪問したユーザーがサイト上で商品の購入や、会員登録、資料請求など、広告主にとって「成果」とみなされる行動をとることをいいます。 その成果の数が「コンバージョン数」であり、コンバージョン数には、「ユニークコンバージョン数」と「総コンバージョン数」があります。
ユニークコンバージョン数
ユニークコンバージョン数は、広告1回のクリックに対して30日以内に発生した全コンバージョン数のうち、最初の1回のみがカウントされます。広告1回のクリックに対し複数のコンバージョンが発生しても、2回目以降のコンバージョン数はカウントされません。 たとえば、ユーザーがウェブサイトで商品を購入し、コンバージョン測定タグを設置しているサンクスページが表示された場合、「ユニークコンバージョン数」は1回カウントされます。その後、同じユーザーが再びサイトに戻りもう1回商品購入を行いサンクスページが表示されても、ユニークコンバージョン数は増えません。ユニークコンバージョン数は、広告をクリックし購入を行った「人の数」、と考えることができます。
つまり、購入した「人数」をカウントするのはユニークコンバージョン数です。
総コンバージョン数
総コンバージョン数は、広告1回のクリックに対して30日以内に発生したコンバージョンをすべてカウントします。 たとえば、ユーザーがお客様のサイトで商品を購入し、コンバージョン測定タグを設置しているサンクスページが表示された場合、「総コンバージョン数」が1回カウントされます。その後、同じユーザーが再びサイトに戻り、もう1回商品購入を行いサンクスページが表示された場合、総コンバージョン数は1回増え、2回になります。総コンバージョン数は、広告をクリックしてサイトに訪れたユーザーの総「購入回数」をカウントします。
つまり、「購入回数」をカウントするのが総コンバージョン数です。
補足
コンバージョンタグを設置したのに、スポンサードサーチの管理画面にコンバージョンの項目が表示されていない、という方は、「広告管理画面」→「表示」→「表示項目の編集」→「追加項目」と進みチェックボックスにチェックを入れることで管理画面上に表示をさせることができます。
ただ、スポンサードサーチVer.3の広告管理画面は表示項目を自由に設定できるのですが、 あれもこれもと表示させると、モニターの横幅に項目が収まりきらなくなり、ちょっと見辛くなってしまいます。
一般的には「総コンバージョン数」がサイトからの成果であるとみなされると思うので、管理画面には「総コンバージョン数」関連の項目(総コンバージョン率、コスト/総コンバージョン数、売上/総コンバージョン数)を表示させ、必要であればレポートの出力項目には「ユニークコンバージョン数」関連の項目も追加で表示されるようにしておくのがいいかもしれませんね。