コンテンツ連動型広告は認知を広げる為のもの、コンバージョン獲得を目標に置くならあまり効果的ではない」
リスティング広告運用者なら多かれ少なかれそんなイメージを持っているのではないでしょうか。
確かに検索連動型広告は、ニーズが顕在化しているユーザーに対して広告を表示する為、コンバージョンへ転化しやすいですよね。
ではコンテンツ連動型広告ではコンバージョンは付きにくいのか?
そんな印象が変わるかもしれません。
YDNから画期的なサービスがリリースされたのです。
その名は「サーチターゲティング」!
何ができるのか?
サーチターゲティングは、「検索履歴をターゲティングできる」機能です。
例えば「新築マンション」「転職」「ダイエット」などキーワード指定し、そのキーワードを検索したことのあるユーザーに対して広告が配信できるのです。
ちなみに・・・Google AdWordsに同じ機能はあるのか?
あります!その名は「サーチコンパニオンマーケティング」!しかしこの機能はまだ正式リリースされていません。
珍しくYahoo!がAdWordsの先を行っていますね。何があったんでしょうか。
何が良いのか?
- 検索連動型広告よりCPCが安いことが多い。
YDNはまだ参入しているライバルが少ないため、安いCPCでクリックを集められます。
特に上記のようなキーワードは、競合が多くCPCもとても高いですよね。
- キーワード単位でターゲティングができる。
ディスプレイネットワークのインタレストカテゴリーは、なんとなくこの分野に興味あるんじゃないかなーといった広めのターゲティングなのに対し、キーワードという明確でピンポイントなターゲティングができます。
キーワードリストの一覧からキーワードを選択し、サーチキーワードリストを作成し、そのリストを元に広告が表示される仕組みです。※ただし、どんなキーワードでも指定できる訳ではなく、ある程度の検索ボリュームがあるものに限られます。
まとめ
個人的にはサーチターゲティングの機能は非常に素晴らしいと思います。
ただこの機能が本当に効果を発揮するのか、それはまだ分かりません。
どの業種に合っているのか、他の機能とどのように使い分けて行くのか、色々と考えながら成果に繋げていく、それが運用者の腕の見せ所ですよね!