今月もGoogle広告において重要なアップデートが行われましたので、まとめて紹介します。
広告運用を効率化できる最新情報です。
ぜひご一読ください!
デマンドジェネレーションキャンペーン向けにショート動画広告オプションが追加
デマンドジェネレーションとは、
- YouTube(ショート・インフィードを含む)
- Discover
- Gmail
といったGoogleが提供しているさまざまなサービスに対して広告を配信できる機能です。
こちらのキャンペーン内で、
- ステッカー広告
- アニメーション画像広告
の二つの新しい広告フォーマットが追加されました。
それぞれの特徴をもう少し詳しく説明していきます。
ステッカー広告の特徴

ステッカー広告では商品一覧(フィード)から1つの商品画像が表示され、ユーザーのタップによって商品一覧のカルーセル画像へ遷移します。
アニメーション画像広告

一方アニメーション画像広告は、フィードにある商品画像が次々と画面上に出てくる、という仕様です。
どちらもショッピング広告で大きな効果を発揮できそうな、ビジュアルで訴求できる広告となっています。
さらにデマンドジェネレーションキャンペーンでは、今後「クリエイターパートナーシップ」というタブを追加し、インフルエンサーやアフィリエイトの取り組みを一元管理できるようになる見込みです。
誤解を招く広告デザイン(不実表示)のポリシー更新

ショッピングや予約、ソフトウェアのダウンロードなどをWeb上で行おうとした際に、それらしい「ダウンロードボタン」をクリックしたら全く別の広告だった……という煩わしい経験のある方は多いはずです。
こちらは2025年1月23日以降の実装予定ですが、今後はそういった誤解を招きやすい広告に対して”ポリシー違反”が突きつけられ、制限がかかるようになります。
- 機能がはっきりと説明されていないイメージ広告内の独立したボタン
- 周囲の広告コンテンツと比べて視認性が不釣り合いであり、イメージ広告内のボタンであることがユーザーにわかりにくいような広告
の2つが違反対象となり、悪質なものは最大でアカウント停止の措置が取られます。
見つかり次第即広告が停止になるわけではなく、7日前までに警告があり、それでも改善しなかった場合はアカウント停止という流れです。
もし自社で紛らわしい広告を配信してしまっている場合は、違反とまではいかなくてもイメージ毀損の可能性もあるため、この機会に削除しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、Google広告の最新情報をお届けしました。
ショッピング広告はより視覚的に商品やサービスを訴求できるようになり、紛らわしいボタンクリック広告は制限の対象になるなど、今後もよりユーザーに寄り添った広告が求められていくことがわかりました。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください!