2023年5月からGoogle広告の管理画面において、レスポンシブ検索広告の分析情報が表示されるようになりました。
本記事では、Googleレスポンシブ検索広告の分析情報の概要と確認方法について解説します。
レスポンシブ検索広告の分析情報について
レスポンシブ検索広告の分析情報は、広告表示につながった上位の検索カテゴリとその変化を月単位で確認できる機能です。
この機能を活用することで、以下のような広告パフォーマンスアップにつながる情報を得やすくなり、アセット更新に確信を持てるようになります。
- パフォーマンスが低いアセットの置き換え
- 検索カテゴリに応じたクリエイティブの作成
検索語句に関する情報
レスポンシブ検索広告の分析情報は、過去56日間に広告表示につながった検索語句を分析し、意図に基づいた検索カテゴリとサブカテゴリに分類してそれぞれのパフォーマンス指標を提示します。
特定された検索カテゴリでは、下記集計指標を確認することができます。
- クリック数
- クリック率
- コンバージョン数
- コンバージョン率
- コンバージョン値
- インプレッション
- 検索ボリューム
なお、費用が低い、または特定できる検索カテゴリがない検索語句は、「他の検索語句」にグループ化されています。
レスポンシブ検索広告の分析情報の確認方法
レスポンシブ検索広告の分析情報の確認方法は、以下手順を参考にしてください。
- Google広告のアカウント左側のページメニューより、 「広告とアセット」を選択
- 情報を分析したいレスポンシブ検索広告を選んでクリック
- レスポンシブ検索広告の下に表示されている「アセット詳細を表示」を選択
- 表の上側にある分析情報バー「さらに表示」をクリック
クリエイティブ戦略を更新
レスポンシブ検索広告の分析情報からニーズの高い検索カテゴリを特定したら、分析情報に基づいてクリエイティブ戦略を実行していきましょう。
例えば、パフォーマンスの低いアセットは上位の検索カテゴリに合わせてアセットを変更し、新規ユーザーの獲得を目指す際はターゲティングを変更して予算を引き上げる方法があります。
まとめ
Googleのレスポンシブ検索広告の分析情報の追加機能によって、ユーザーの検索意図やサービスの属性分析ができ、広告配信の戦略に適正な判断がしやすくなりました。
今後のアップデート情報にも注目して、広告運用にお役立て頂ければ幸いです。
