Google広告で動画キャンペーンを配信する場合、効果計測指標として「サーチリフト」を利用することもあるでしょう。
サーチリフトした数を確認するには、広告管理画面で見る方法とデータポータルで見る方法があります。
本記事では、サーチリフトについての説明と、サーチリフト数をデータポータルで確認する方法の特徴をご紹介します。
サーチリフトについて
サーチリフトは、 動画キャンペーンなどの認知施策を行った場合に、キーワードの検索数がどれくらい上昇しているのかを測定する指標です。
Google広告の動画広告を視聴したユーザーが自社名や自社商品名などのキーワードを検索した数を計測できるため、認知施策の是非が判断できます。
サーチリフトを確認するには、動画視聴をしたオーディエンスリストを作成し、検索キャンペーンにモニタリングとして設定する方法が一般的です。
また、サーチリフト数は広告管理画面だけでなく、データポータルでもオーディエンスリストを作成・利用することで設定や確認が可能です。
データポータルでのサーチリフト確認の特徴
データポータルでは、ピポットテーブルの表でオーディエンス別数値が見られます。
設定方法としては、まず、行のディメンションは「オーディエンス」「キャンペーン」「広告グループ」に設定し、「展開する – 折りたたむ」はオンに、デフォルトの展開レベルは「オーディエンス」にしておきましょう。
サーチリフト数の確認は、指標に「表示回数」を追加することで可能になります。
その後の行動も見たい場合は、クリック数やコンバージョンなども追加可能です。
サーチリフトをデータポータルで見ることには以下のメリットがあります。
- リストの数値を集計した状態での可視化が可能
- どのキャンペーン・広告グループへのサーチリフトが多かったのかが確認しやすい
- サーチリフトが増えた時期や頭打ちになった時期などが確認しやすい
サーチリフトの数値を広告管理画面で見る場合、キャンペーン単位または広告グループ単位の数値に分割されて確認しづらくなりますが、データポータルならオーディエンスリスト単位の集計も日別の集計も可能なので、効率的に効果計測が実施できます。
まとめ
今回は、サーチリフトについて、さらにデータポータルでのサーチリフト数確認の特徴をご紹介しました。
計測に便利な機能なので、動画広告を実施する際におすすめです。
ぜひ今後の運用にお役立てください。