RLSAを活用することで、見込みの高いユーザーへ効率的にアプローチができ、リスティング広告の精度を高めることができます。
本記事では、RLSAの特徴と、Yahoo!広告でのRLSAの設定方法と活用の注意点をご紹介します。
RLSAの特徴
RLSAは、Remarketing Lists for Search Adsの略で、自社サイトを閲覧した履歴やスマートフォンのアプリ内の行動履歴などのリストに基づいた、リスティング広告のことです。
RLSAで配信先を絞り込むことで、自社の商品やサービスに対して、より関心を持つユーザーを対象に広告を配信できるため、広告の効果を高められるメリットがあります。
Yahoo!広告でのRLSAの設定方法について
Yahoo!広告でのRLSAの設定方法は、以下の通りです。
- 広告管理画面にて「ツール」をクリック
- 「ターゲットリスト管理」をクリック
- 広告データ利用基準に同意する
- 「サイトリターゲティング用のタグを取得する」をクリック
- 該当のキャンペーンを選択
- 「ターゲットリスト管理」で紐づけたいターゲットリスト名にチェックを入れる
- 「関連付けの設定」から「キャンペーン」を選択
- 入札単価の調整や広告文の設定を行い、完了
また、Yahoo!広告の場合は、サイトの訪問やアプリユーザーのみが対象になります。
RLSAを活用する際の注意点
RLSAを活用する際の注意点は、以下の2つです。
- リーチ数が少なすぎると広告出稿されない
- ターゲティングを細かくしすぎないようにする
それぞれ以下で解説していきます。
リーチ数が少なすぎると広告出稿されない
Yahoo!広告では、リーチ数が1,000件以上ないと出稿されないため、事前にリーチ数を把握しておく必要があります。
なお、Yahoo!広告のターゲットリスト管理画面でリーチ数を確認することができます。
ターゲティングを細かくしすぎないようにする
RLSAでターゲティングを細かくしすぎると、リスティング広告の表示数が減り過ぎてしまうほか、リーチ数不足で出稿されなくなるリスクがあります。
Yahoo!広告では、「いずれかの条件に一致(OR)」「それぞれの条件に一致(AND)」などの条件を使うことができるため、柔軟なターゲティングを行いましょう。
まとめ
今回は、RLSAの特徴と、Yahoo!広告でのRLSAの設定方法と活用の注意点をご紹介しました。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。