Yahoo!広告では、特定の地点から半径エリアにいるユーザーに対して広告配信できる「半径指定ターゲティング」という機能が提供されています。
本記事では、半径指定ターゲティングについてご紹介します。
半径指定ターゲティングの特徴
半径指定ターゲティングとは、地域ターゲティングにおいて、特定の地点からの半径距離を指定し、半径エリアにいるユーザーや半径エリアを定期的に訪れるユーザーに対して広告を配信する機能のことです。
半径指定ターゲティングは、運用型広告の全てのキャンペーン目的で利用することができ、広告管理ツール、キャンペーンエディターで設定が可能です。
また、対象の距離範囲は、最小で1km、最大で80kmまでカバーできます。
制限と注意点
半径指定ターゲティングは、以下の場所では設定及び配信不可です。
- 日本国外の範囲
- 海上(半径指定で設定しても広告は不可)
また、半径指定ターゲティングは、広告グループ単位で、指定した範囲内にユーザー数が少ない場合、配信設定全て完了していても配信されません。
配信予定日以降に必ず実績をレポートで確認するようにしましょう。
また、地域名指定と半径指定が重複している範囲については、入札価格調整率が同じ場合、半径指定の設定が優先され、入札価格調整率が違う場合は、入札価格調整率が高い方の設定が優先されてレポートに表示されます。
半径指定ターゲティングのメリット
半径指定ターゲティングのメリットは以下の3つです。
- 実店舗からの距離でターゲティングできるため、店舗への集客強化に期待できる
- 性別・年齢などの他のターゲティングと併用できる
- 距離に応じて入札価格に強弱をつけ調整できる
細かい粒度で地域を限定して配信したい広告主に特におすすめの機能になります。
まとめ
今回は、半径指定ターゲティングについてご紹介しました。 特に実店舗をかまえる広告主にとっては、近隣にいるユーザーに対してアプローチできます。
ぜひこの機会にご活用してみてください。