Criteo広告は、ECサイトを中心に活用されている運用型広告のひとつです。
なかでも、ユーザーの行動に合わせて商品を表示するダイナミック広告を得意としています。
一方、運用していると「Criteoの管理画面では成果が出ているのに、GA4では売上が伸びていない」というケースもあります。
そこで注目したいのが、Criteo広告のGoogle Analytics連携・最適化機能です。
今回はCriteo広告の基礎から、GA4と連携して最適化するメリットまで解説します。
Criteo広告とは?

Criteo広告とは、ユーザーの興味関心や行動履歴をもとに、一人ひとりに適したクリエイティブを自動配信できる広告サービスです。
代表的なのが、サイトで閲覧した商品などをデータフィードから選び、ユーザーごとに異なる広告を表示するダイナミック広告です。
現在はサイト未訪問の新規ユーザー向け配信や、動画・アプリ広告などにも対応しています。
Criteo広告とGA4で成果が異なることも
Criteo広告を運用する際に注意したいのが、広告管理画面とGA4における成果の評価方法の違いです。
Criteo広告ではデフォルトで、Criteoタグによって計測された独自基準のコンバージョンを最適化対象としています。
一方、広告主側ではGA4を使い、複数の広告チャネルを横断して売上やROASを評価しているケースも少なくありません。
そのため、「CriteoではCVが多いのに、GA4では成果が少ない」といったズレが生じる場合があります。
Google Analytics連携・最適化機能とは?
Google Analytics連携・最適化機能とは、GA4のPurchaseイベントを最適化対象として、Criteo広告が学習できるようにする機能です。
- CriteoとGA4を連携する
- アトリビューション方式に「Google アナリティクス・アトリビューション」を設定する
- GA4で設定したPurchaseイベントや、アトリビューションモデルに基づいたキャンペーン最適化が可能になる
これにより、広告主が実際に評価している指標と、Criteo広告が最適化に使用する指標をそろえられます。
Google Analytics連携・最適化機能のメリット
大きなメリットは、広告の「評価指標」と「最適化指標」をそろえられることです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 成果とのズレを抑える | GA4で計測した成果を学習に活用できる |
| パフォーマンス改善 | 実際に評価している売上・成果に沿った最適化を目指せる |
| 判断精度の向上 | GA4を基準に予算配分や運用方針を判断しやすくなる |
| 運用負荷を抑えられる | GA4の基本設定済みなら追加設定は比較的シンプル |
アナグラムの事例では、Google Analytics連携・最適化機能の導入後、GA4のROASが2倍以上に改善したケースや、Criteo管理画面のCVとGA4のTransactionの一致率が向上したケースが紹介されています。
ただし、すべてのアカウントで同様の成果が得られるとは限りません。
活用前に確認しておきたいポイント
Google Analytics連携・最適化機能を利用するには、GA4側の計測環境を整えておくことが重要です。
Criteoからの流入を識別できるトラッキングURL、Purchaseイベント、トランザクションIDなどが正しく設定されているか確認しましょう。
また、現状ではGA4データを活用した最適化は、リターゲティングキャンペーンのみで利用できます。
まとめ
Criteo広告は、ユーザーの行動データや商品データを活用し、パーソナライズされた広告配信を得意とするサービスです。
管理画面とGA4の成果に乖離がある場合は、Google Analytics連携・最適化機能を活用することで、広告主が実際に評価しているGA4の成果に最適化の基準を近づけられます。
GA4を広告成果の評価基準としている場合は、Criteo広告の最適化を見直す選択肢として活用を検討してみましょう。