リスティング広告 運用代行サービス|株式会社カルテットコミュニケーションズ|Yahoo広告/Google広告正規代理店

【Google広告】アトリビューションレポートでディスプレイ広告、YouTube広告が確認可能に

公開日:
更新日:

2021年2月18日にGoogle広告は、アトリビューションレポートにディスプレイ広告とYouTube広告が含まれるようになったとアップデートを発表しました。

昨年の10月にもベータ版として「YouTube広告」がアトリビューションレポートに追加されており、今回は新たに「ディスプレイ広告」がレポート内容に追加、より広告配信の全体像を把握しやすくなりました。いまだ、ベータ版での提供ですが追加が確認できたアカウントがございましたので概要をご紹介いたします。

アトリビューションレポートとは

アトリビューションレポートは、広告クリックをしたユーザーが、実際にコンバージョン地点に至るまでにどのような経路をたどったか確認できる機能です。検索広告、ディスプレイ広告、YouTube広告など、それぞれの広告掲載がどのように関係してコンバージョンにつながっているかを詳しく分析することが可能です。

たとえば、コンバージョン獲得したキャンペーンは「ディスプレイ:リマーケティング」であったが、直前に実は「検索広告:商材KW」で検索広告をクリックしていたユーザーだった。などを確認することが可能です。これにより、最後にクリックされた広告だけでなく、コンバージョン経路の全体像をより的確に把握できます。

アトリビューションレポートの基本的な項目紹介は、弊社過去記事をご確認ください。

ディスプレイ広告とYouTube広告の確認が可能に!

従来は、検索広告キャンペーン内でのアトリビューションレポートしか確認できなかったのですが、ディスプレイキャンペーン、動画キャンペーンなどネットワークをまたいだレポートを作成することが可能になりました。ベータ版が利用できるかの確認方法、ベータ版でのコンバージョン経路の確認方法を以下記載いたします。

確認方法

確認方法は以下となります。

1.管理画面右上「ツールと設定」>「アトリビューション」を選択

2.画面上部に「ベータ版への招待」が表示されるため、OKを選択

ここで「ベータ版への招待」が表示されない場合は、対象外のアカウントです。

3.画面左「コンバージョン経路」を選択し、ディメンション「ネットワーク」に切り替え

 

4.対象期間やコンバージョンアクションを選択

これにて設定は完了となります。「検索>ディスプレイ」といった経路も無事に表示されていますね。

  • 計測しづらかったディスプレイ広告のコンバージョンへの貢献度
  • ネットワークをまたいだユーザーの行動

などを、端的に確認することが可能ですね。

注意点

利用する場合は、以下の点について注意しましょう。

参照できる期間に制限がある

2021年3月時点では、ディスプレイ広告やYouTube広告を含んだアトリビューションレポートを表示できるのは、2020年11月前後以降となります。(アカウントによってまちまちでした)

ベータ版への招待を確認した時期に関わらず、2020年11月ごろ部からはデータの確認が行えるようです。ベータ版のための制限で、正式に登場した際は、過去までさかのぼって確認できると嬉しいですね。

同一アカウント内でのみ比較が可能

検索広告とディスプレイ広告(YouTube広告)を別アカウントで管理している場合は、各アカウントのアトリビューションレポートでは横断した確認が行えません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?従来のアトリビューションレポートと比較して、より広告全体の貢献度を確認しやすくなったと感じます。配信の目的やアカウントの構成に合わせて、しっかりと使いこなしていきたいですね。

1営業日以内に返信いたします 広告の運用代行についてのお問い合わせはこちら
シェアする

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


リスティング広告の
情報をお届け

メルマガではリスティング広告に詳しくなれる記事を毎週一週間分まとめてお届けします。不定期にはなりますがリスティング広告に限らず、Web集客改善に繋がる資料もお送りしていきますので、興味のある方はぜひご登録ください。

同じカテゴリの最近の記事