こんにちは。営業の成瀬です。
今回は、LINE広告の配信の際に必要な、LINE公式アカウント(旧 LINE@)の種類と開設方法をまとめました。これからLINE広告を始めようと思っている広告主さまや、LINE広告を運用されている代理店さまのご参考になりますと幸いです。
LINE広告とは
皆さんすでにご存知かとは思いますが、簡単におさらいです。今ではほとんどの方がコミュニケーションツールとして使用しているLINE。そのLINEのタイムライン上やLINE NEWS内、更にはLINEマンガなどに表示される広告のことです。LINE広告が登場したのは2016年。4年が経ちますが徐々に配信面も増えており、今後も拡大が想定されています。
LINEは日本の人口の65%以上が使用しており、どの年齢層でも幅広く利用されております。
LINE広告を利用する為には、LINE公式アカウント(旧 LINE@)が必要となります。LINE公式アカウント(旧 LINE@)とLINE広告アカウントの連携は、LINEが独自に定める基準によって行われ、基準を満たしていないと判断された場合はLINE広告アカウントの開設が行えません。
また、LINE公式アカウント(旧 LINE@)にはいくつか種類があります。それぞれのアカウントでLINE広告の配信は可能ですが、特徴なども踏まえて簡単にご説明させていただきます。
認証済アカウントと未認証アカウント
LINE公式アカウント(旧 LINE@)には、プレミアムアカウントと認証済アカウント、未認証アカウントの3種類のアカウントがあります。
※LINE Business Guide_202007-12.pdf 参照
プレミアムアカウントについては、LINEが設定した一定の基準を満たした認証済アカウントが、認定されることで作成されます。一定の基準については、公開はされておりませんが、プレミアムアカウントのほとんどが大手企業となります。プレミアムアカウントになるとバッジが緑色になります。
今回はLINE公式アカウント(旧 LINE@)を作成する際にまず選ぶことになる「認証済アカウント」「未認証アカウント」について下記にておまとめしております。
認証済アカウント
認証済アカウントは、LINE独自に定める審査を通過することで、アカウントバッジ(紺色)が付与され、LINEアプリ内での検索結果にも露出されるようになります。その他、友達登録の為のQRコードの作成や、支払い方法の選択が可能になるなどの特徴があります。また、認証済アカウントであれば、LINE広告の配信メニュー「お友だち獲得広告」の配信が可能です。「お友だち獲得広告」については、下記弊社過去記事をご覧ください。
【LINE Ads Platform】友だち追加課金型のサービスを提供開始
イメージとして、認証済アカウントはビジネス向けの設定が可能ですので「みんなに見つけてもらいたい!」「LINE公式アカウント(旧 LINE@)を使用して、集客に繋げたい!」という方は、認証済アカウントをおすすめ致します。
未認証アカウント
未認証アカウントは、個人/法人問わず、誰でも取得できるアカウントです。基本機能は認証済アカウントと変わらず、未認証アカウントから認証済アカウントへの移行も可能です。認証済アカウントは、LINEの審査が必要ですが、未認証アカウントは審査不要で作成できる為、気軽に始められます。認証済アカウントとは異なり、アカウント名での検索では表示されず、ID検索でのみ表示される為、会員制のサービスや、一見さんお断りの飲食店など、未認証アカウントでの使用が良いかもしれません。
各アカウントによって特徴が異なるため、LINE公式アカウントの使用用途を考えて開設することをおすすめします。それでは、LINE公式アカウント(旧 LINE@)の作成方法を見ていきましょう。
LINE公式アカウント(旧 LINE@)の作成方法
LINE公式アカウント(旧 LINE@)の作成方法は大きく分けて3ステップです。
- 認証済アカウントもしくは、未認証アカウントを開設から「アカウントを作成」を選択
- 個人のLINEアカウントもしくはメールアドレスを登録
- 管理画面にログインして完了
まずは、LINE for BusinessのLINE公式アカウントを開設するページからスタートします。
認証済アカウントもしくは、未認証アカウントを開設、から「アカウントの作成」を選択します。
そうすると、下記ページに変わります。LINEアカウントもしくは、メールアドレスで登録を選択します。
登録完了後、「LINE Official Account Manager」(管理画面)にログインできたら、アカウント登録は完了です。
認証済アカウントの開設審査のお申し込みから審査完了までの期間は、通常で約10営業日とのことです。審査状況によっては、通常よりも伸びる可能性もあるようですので、注意が必要です。
アカウントの登録が完了したら、今度はアカウントの基本情報を入力していきましょう。プロフィールページを設定するには、Web版管理画面は右上部にある「設定」から、アプリ版管理画面では「設定→アカウント」から設定が可能です。細かい設定内容については、今回は割愛させていただきますが、LINE公式アカウント(旧 LINE@)には様々な活用方法があります。できることが多いと逆に悩みがちですが、本当にやりたいことや、目標をしっかり定め、その中で一つの施策として活用していけるとよいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。LINE公式アカウント(旧 LINE@)の開設は、とても簡単です。LINE広告を配信する際は、LINE公式アカウント(旧 LINE@)が必要となりますが、思っていた以上にチャレンジしやすいのではないでしょうか。だれに、どのように、配信するかをしっかり考え、LINE公式アカウント(旧 LINE@)の活用や、LINE広告への配信を考えてみてはいかがでしょうか。
弊社では、LINE広告の運用代行も可能です。LINE広告の配信をご希望される方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。