こんにちは。営業部の齋藤です。
今回は、2020年2月27日にアップデートされたLINE広告の新機能についての記事です。
私たちの生活において必要不可欠なツールとまで呼ばれているLINEですが、SNSとしては、国内最大級のユーザー数を誇り、他のSNSではリーチできない顧客層へアプローチが可能なことからLINE広告への出稿依頼も益々増えてきております。その中でLINE広告のターゲティング方法「ウェブトラフィックオーディエンス」「LINE 公式アカウントの友だちオーディエンス」などに加えて、「メールアドレスアップロード」「電話番号アップロード」が使用できるようになりましたのでご紹介させていただきます。
LINE広告とは
LINE広告とは、国内の月間アクティブユーザー数(以下:MAU)が8,400万人(2020年3月末時点)を誇るコミュニケーションアプリ「LINE」 に広告配信が可能な運用型広告のプラットフォームです。LINEのトークリスト最上部やタイムラインのほか「LINE NEWS」や「LINEマンガ」など多くの提携サービスに広告配信が可能です。
「電話番号」と「メールアドレス」のアップロード機能
LINE広告のターゲティング方法に電話番号とメールアドレスがオーディエンスとして追加されました。広告主様が保有している電話番号やメールアドレスなどを元に、広告の配信対象となる「配信ユーザー」を絞り込むことが可能となりました。
ただし、あまりアップロードできるリストが少ないと配信ボリュームがなく、効果も見込めないと思いますので、ある程度まとまったリスト数がある広告主様向けですね。最低でも1,000以上が望ましいと思います。GoogleやFacebookでも同様の機能はありましたが、アクティブユーザー8,400万人のLINEだからこそリーチできるユーザーも多いのではないでしょうか?
LINEの仕様上、サービス利用時に電話番号とメールアドレスを登録しないと利用出来ないことから顧客リストの精度の高さが期待できますね。
ハッシュ化についての詳しい概要は、弊社過去記事をご参照ください。
https://quartet-communications.com/info/listing/column/27150
顧客リストの作成
電話番号とメールアドレスのデータをLINE広告にアップロードすることで、顧客リストを作成できますので簡単です。管理画面の「共有ライブラリ:オーディエンス」を選択します。
新規オーディエンス作成をクリックし、選択して下さい。必須記入項目は少ないので、リストをお持ちであれば数分の作業です。
記入項目は赤枠になります。簡単ですね!
下記が公式ヘルプページになりますので、注意点などより詳細な設定に関してはご参照下さい。
公式ヘルプページ
おすすめの活用方法
電話番号やメールアドレスといった正確なデータをアップロードするため下記のようなケースがおすすめです。私の主観もありますので「なるほどね」程度に読んで下さい。
- リピーター獲得向けに過去に購入歴のあるユーザーに配信
- 類似ターゲティングを実施し顧客リストと類似した傾向を持つユーザーに配信
個人的には、「昨年に中学校・高校・大学の資料請求を頂いたユーザーをリスト化して類似オーディエンスでアプローチ」や、「お試し商品を購入頂いたユーザーに対して本商品のバナーを出してアプローチ」などを目的として広告出稿するのも良さそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
認知拡大施策としてのイメージが強かったLINE広告ですが、電話番号とメールアドレスのアップロードが可能となり、購入者獲得のための刈取り施策として広告出稿ができそうですね。顧客リストがある広告主様は、ぜひ一度、利用してみてはいかがでしょうか。
以上、齋藤でした。
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