こんにちは。
昨今ではSNSを使ったプロモーションがだいぶ浸透してきて、ウェブサイト集客の主要な存在になっています。特に2016年は、Instagramのストーリー機能をはじめ、各社SNSで「ライブ配信」や「動画」のサービスが強化されています。今後も更なるバージョンアップが期待されますね。
今回は、主要SNSであるLINE、Twitter、Facebook、Instagramの比較データを見て、今後の動向やプロモーションにどう役立てていけるか考えていきます。
比較1:ユーザーのボリューム
まずは、各社の利用者の規模感を比較してみます。
アクティブユーザー数は、LINEが群を抜いてトップですね。メッセンジャーアプリとしての立ち位置を確立しており、年齢・男女問わず利用者が増え続けています。日本人の約半数が利用していることもあり、プロモーションの観点からも非常に注目されています。
この中で最もアクティブユーザー数が少ないのがInstagramですが、伸び率で言うと前年比130%と最も高く、今後の動向がかなり期待されています。2016年にスナップチャットのようなストーリー機能が追加されたこともあり、ユーザーの心をうまく掴んでいるのではないでしょうか。
比較2:ユーザーの男女比・年齢層
続いて、それぞれの男女比と年齢層を見ていきます。
LINE
性別も年齢もそこまで偏りなく、幅広く利用されていることがわかります。若年層以外のユーザーにもアプローチの幅が広げられる可能性を秘めいているのは、非常に魅力的ですね。企業向けにLINEの運用型広告も配信開始されたので、プロモーションの機能や質がさらに加速することが期待されます。
Twitterは男女比はほぼ同じですが、年齢層を見るとLINEに比べて若年層(10代~20代)の割合が高いことが分かります。女性に関しては、ユーザーの半数以上が20代以下という結果です。タイムラインを閲覧する以外に、情報収集としても活用されるTwitter。広告を配信する場合は、キーワード等を工夫して若年層や学生をターゲットとしたテーマが刺さりそうです。
Facebookの主な特徴としては、男女共に30代・40代のユーザー層が半数を占めているという点です。職業や興味関心などを選択でき、本名登録でのアカウントとなるため、ビジネス関係で利用しているユーザーもかなり多い印象です。
Facebookの広告もかなりアップデートされ、様々なフォーマットで配信できるようになりました。職業や役職でセグメントもできるので、特定の層にターゲットを絞り込みたいときは積極的に活用できそうです。
Instagramは、女性の利用率が6割を超えており、男女の利用率の差が顕著に出ています。また、年齢層は20代~30代が半数以上を占めており、トレンドに敏感な層が多く利用していることがわかります。おしゃれな写真を投稿することで、他のユーザーと繋がるという、ビジュアルに特化した特徴を持っているInstagram。トレンドに合ったプロモーションを行うことで、ユーザーの心を掴むことが可能です。ファッション・アプリ・料理など、若い女性が興味がありそうなテーマのプロモーションが刺さりそうですね。
まとめ
4つのSNSの性別や年齢層を見ていきましたが、各々違いや特徴があり、特徴に合ったプロモーションが必要であることがわかります。2017年もSNS広告がアツくなるのは間違いないと思います。今後の新機能や各社の動向に注目しながら、目標やターゲットに合ったプロモーションを選択していきましょう。
参考サイト