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【これから始めるアクセス解析】第3回:どんなことが分かるのかを知ろう その2《Google Analytics》

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これから始めるアクセス解析

今回は前回ご説明した『ユーザーレポート』『集客レポート』に続き、『行動レポート』と『コンバージョンレポート』についてご紹介したいと思います。

Googleアナリティクスのレポートは大きく分けてこの4種類なので、しっかりマスターしましょう。

3. 行動レポート

行動レポートは言葉の通り、訪問ユーザーがサイト内をどう行動したのかなどを確認できるレポートです。どんなことが分かるかは下記の通りです。(キャプチャは縦長なのでクリックで拡大してください)

行動レポートGoogle Analytics

  • 行動フロー … 閲覧開始ページから離脱までのページ遷移
  • サイトコンテンツ … ページ、ディレクトリごとのページビュー数や滞在時間、直帰率など。ランディングページ・離脱ページごとも確認可能。
  • サイトの速度 … プラウザ、ページごとの読み込み時間など
  • サイト内検索 … サイト内検索使用時のキーワード(サイト内検索の設定が必要です)
  • イベント … イベント数、ユニークイベント数など(イベントの設定が必要です)
  • AdSense … AdSenseアカウントとリンクするとデータを確認できます
  • ウェブテスト … ABテストの最大10ページ(パターン)バージョン

行動レポートのポイント

行動レポートで普段確認するのは、サイトコンテンツ内の『すべてのページ』『ランディングページ』になると思います。どのページの閲覧が多いかはもちろん、TOPページ以外にどんなページが閲覧開始ページになっているのかがわかるため、(not provided)が増えてしまった今、大切なデータになります。

※(not provided)についてはこちら

4. コンバージョンレポート

効果測定が必要な場合、欠かせないのがこのコンバージョンレポートの確認です。コンバージョンレポートを使用するには予めアナリティクス設定で『目標』を設定しておく必要があります。

コンバージョンレポートGoogle Analytics

  • 目標 … 設定したコンバージョン数を参照元別に確認したり、コンバージョンした訪問ごとのページ遷移を確認できます。
  • eコマース … ECサイトの売上等を確認できます(トラッキングコード等の設定が必要です)
  • マルチチャネル … チャネルごとの目標達成数やアシストコンバージョン、コンバージョンしたユーザーのサイト訪問経路を確認できます。
  • アトリビューション … どのチャネルがコンバージョンにどのくらい貢献しているか(説明はこちら)

コンバージョンレポートのポイント

コンバージョンレポートは設定した目標に対して、『サイト流入経緯(参照元やチャネル)』と『ユーザー・訪問』の観点からデータを分析することができます。

Googleアナリティクスはリスティング広告とコンバージョンの計測基準(コンバージョン日時や参照元など)が異なるため、マルチチャネルやアシストコンバージョンはリスティング広告などの広告施策を実施した際には必ず確認が必要です。

まとめ

Googleアナリティクスで見るととても数が多いように思えるレポートですが、カテゴリごとにまとめてみるとなんとなく把握できたのではないでしょうか。

次回からはこの様々なレポートを、実際のアクセス解析でどんな時に使用するのかをご紹介していきたいと思います。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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