美容室のSEO対策とは、髪型や店を探す人に、検索結果やGoogleマップから自店を見つけてもらい、予約や指名につなげるための取り組みです。
予約サイトでは伝えきれないスタイリストの得意や店の考え方を、自社サイトで正確に伝えることが近道です。本記事では、美容室のSEOで押さえる施策と表示のルールを解説します。

この記事でわかること
- 美容室のSEO対策の考え方と、予約サイト・地図・自社サイトの役割
- 美容室のSEOで押さえる5つの施策
- 割引の表示・口コミ・店販品で守るべきルール
- やってはいけないことと、予約サイト・検索広告との使い分け
- Web担当者が最初の3か月でやること
なお、予約サイトに頼らない集客の進め方に迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
店の状況を伺い、検索広告と自社サイトをどう組み合わせるかを一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
美容室のSEO対策とは?予約サイト・地図・自社サイトの役割を分けて考える取り組み

この章でわかること
- 定義①|「地名+美容室」と「髪型・髪の悩み」の2つの検索
- 定義②|予約サイト・Googleマップ・自社サイトが入口になる
- 定義③|自社サイトは、指名と再来店の理由を伝える場所

美容室のSEOは、お客様が店を選ぶまでに通る入口を整え、自店を選んでもらう理由を伝える取り組みです。
まず、お客様がどんな言葉で探し、どこで店を比べているのかを押さえます。
定義①|「地名+美容室」と「髪型・髪の悩み」の2つの検索
美容室を探す検索は、大きく2つに分かれます。1つは「地名+美容室」「駅名+ヘアサロン」のように、通える店を探す検索です。
もう1つは「くせ毛 ショート」「白髪ぼかし 頻度」のように、髪型や髪の悩みそのものを調べる検索です。
前者には場所・営業時間・メニューと料金を、後者には悩みに合う施術の考え方や、実際に担当したスタイルを示すことが求められます。
「店を探す人」と「髪の悩みを調べる人」で、用意するページを分けて考えましょう。
定義②|予約サイト・Googleマップ・自社サイトが入口になる
店を探す人の多くは、予約サイトで空いている日時やクーポンを比べ、Googleマップで場所や口コミを確かめます。
予約サイトの店舗ページは、サイトごとに決まった項目に沿って作るため、店の考え方を詳しく説明する場所としては限りがあります。
そこで、自社サイトで店の個性を伝え、予約サイトや地図には同じ店名・住所・営業時間をそろえておくことが土台になります。
Googleマップでの見つけ方は、MEO対策とはで詳しく解説しています。
3つの入口の基本情報をそろえ、自社サイトで「この店に行く理由」を伝えましょう。
定義③|自社サイトは、指名と再来店の理由を伝える場所
美容室では、同じ店の中でも、スタイリストによって得意な髪型や施術が違います。
髪型や悩みを調べてたどり着いたお客様は、写真や説明を見て「この人に頼みたい」と感じたときに、指名で予約します。
自社サイトを、こうした指名や再来店の理由をつくる場所として使うと、予約サイトとの役割の違いがはっきりします。
自社サイトは、スタイリストと店の考え方を伝える場所と決めておきましょう。
美容室のSEOで押さえる5つの施策

この章でわかること
- 施策①|ビジネスプロフィールを、店名・メニュー・写真でそろえる
- 施策②|メニューと料金のページに、施術の内容・時間・追加料金まで書く
- 施策③|スタイル写真に、髪型が分かる説明と代替テキストを付ける
- 施策④|スタイリストごとのページで、得意な施術と予約の方法を示す
- 施策⑤|髪の悩みに答える記事を、店の施術の範囲で書く

ここからは、美容室のオーナーやWeb担当者が、店のスタッフと一緒に進められる施策を紹介します。
どれも、お客様が予約の前に知りたいことを、正確に分かりやすく伝えるための作業です。
施策①|ビジネスプロフィールを、店名・メニュー・写真でそろえる
Googleビジネスプロフィールには、看板と同じ店名、住所、電話番号、営業時間を登録し、予約サイトや自社サイトと表記をそろえます。
カテゴリは中心となる業種を選び、カット・カラー・パーマなどの施術は、サービスやビジネスの説明の欄で伝えます。
店内や施術の写真、定休日や臨時休業の情報もこまめに更新しておくと、地図で比べている人に安心してもらえます。
店名・住所・営業時間は、看板・予約サイト・地図・自社サイトで同じ表記にしましょう。
施策②|メニューと料金のページに、施術の内容・時間・追加料金まで書く
メニューのページでは、料金だけでなく、施術の内容、かかる時間の目安、髪の長さや量によって追加料金がかかる場合の条件まで書きます。
ロング料金や指名料、トリートメントの追加などが後から加わると、お客様が思っていた金額と違う、と感じる原因になります。
予約サイトのクーポンと自社サイトのメニューで、料金や内容が食い違っていないかも定期的に確かめます。
料金のページは、来店してから驚かない書き方にしましょう。
施策③|スタイル写真に、髪型が分かる説明と代替テキストを付ける
スタイル写真は、お客様が店やスタイリストを選ぶときの大きな手がかりです。ただ、写真だけを並べても、何の髪型の写真なのかは検索エンジンに伝わりにくくなります。
Googleは、画像の内容を説明する代替テキストの書き方について、次のように示しています。
代替テキストを設定するときは、適切にキーワードを使用して、ページのコンテンツの内容に沿った、情報に富む、役に立つものになるようにします。alt 属性にキーワードを羅列すること(キーワードの乱用とも呼ばれます)は避けてください。
引用元:Google検索セントラル「画像の SEO ベスト プラクティス」
写真のすぐ近くには、髪型の名前と、長さ・色・メニュー・施術時間を書き、担当したスタイリストのページや予約の方法へつなぎます。
同じページでGoogleは、ファイル名も画像の内容を判断する材料になるとしています。「IMG0001.jpg」のような名前ではなく、髪型が分かる短い名前にします。
代替テキストは見たままを短く書き、キーワードを並べないようにしましょう。
施策④|スタイリストごとのページで、得意な施術と予約の方法を示す
スタイリストごとのページには、得意な髪型や施術、経歴、担当したスタイル、指名での予約の方法をまとめます。
「くせ毛を生かしたショート」「白髪を目立たなくするカラー」のように、得意を具体的な言葉で書くと、同じ悩みで検索した人に見つけてもらいやすくなります。
スタッフが辞めたときや長く休むときはページを早めに直し、指名できない人のページが残らないようにします。
得意な施術を具体的な言葉で書き、指名の予約まで迷わない形にしましょう。
施策⑤|髪の悩みに答える記事を、店の施術の範囲で書く
「くせ毛 まとまらない」「白髪 何日おきに染める」のような悩みには、スタイリストがふだんお客様に説明している内容を記事にして答えます。
その際は、店で行っている施術の範囲で書き、記事の最後に、関係するメニューやスタイリストのページを案内します。
頭皮のかゆみや抜け毛など、医療機関への相談が向いている悩みもあるため、美容室の施術でできることとできないことを分けて書きます。
記事は、店で実際に受けている相談から書き、店の施術の範囲で答えましょう。

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美容室のサイトが守るべき表示のルール

この章でわかること
- ルール①|「通常価格」と比べる割引の表示は、比べる価格の実態に注意する
- ルール②|スタッフや知人の口コミ・投稿は、ステマ規制の対象になりうる
- ルール③|店で売るヘアケア商品は、化粧品の効能の範囲で書く

美容室には、医療機関や整骨院のように広告できる事項を細かく限る法律はありません。その代わり、景品表示法などのルールが関わります。
特に、割引の表示、口コミや投稿の頼み方、店で売るヘアケア商品の説明の3つに注意します。
ルール①|「通常価格」と比べる割引の表示は、比べる価格の実態に注意する
「通常価格〇円→今だけ〇円」のように、2つの価格を並べる表示を二重価格表示といいます。
消費者庁の「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」は、過去の販売価格と比べる場合について、次のように示しています。
過去の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示を行う場合に、同一の商品について最近相当期間にわたって販売されていた価格とはいえない価格を比較対照価格に用いるときは、当該価格がいつの時点でどの程度の期間販売されていた価格であるか等その内容を正確に表示しない限り、一般消費者に販売価格が安いとの誤認を与え、不当表示に該当するおそれがある。
引用元:消費者庁「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」
同じ資料では、一般的な目安として、割引を始める時点からさかのぼる8週間のうち、半分を超える期間その価格で販売されていれば、「最近相当期間にわたって販売されていた価格」とみてよいとしています。
ただし、その価格だった期間が通算2週間未満の場合や、最後にその価格で販売した日から2週間以上たっている場合は、当てはまらないとされています。
「通常価格」と比べるときは、その価格でふだん受け付けていたかを先に確かめましょう。
ルール②|スタッフや知人の口コミ・投稿は、ステマ規制の対象になりうる
令和5年(2023年)10月1日から、広告であることを隠したステルスマーケティングは、景品表示法の不当表示として規制の対象になりました。
消費者庁の運用基準は、事業者の表示に当たるものについて、次のように示しています。
事業者が自ら行う表示には、事業者が自ら表示しているにもかかわらず第三者が表示しているかのように誤認させる表示、例えば、事業者と一定の関係性を有し、事業者と一体と認められる従業員や、事業者の子会社等の従業員が行った事業者の商品又は役務に関する表示も含まれる。
引用元:消費者庁「『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』の運用基準」
同じ運用基準は、事業者が第三者に頼んで、SNSや口コミサイトに自社の商品やサービスについて投稿させる場合も、事業者の表示になる例に挙げています。
スタッフや知人がお客様のふりをして口コミを書くことは避け、店から頼んで投稿してもらう場合は、「広告」「PR」などの表示で、店の依頼による投稿だと分かるようにします。
店が関わる投稿は、店の名前で出すか、広告だと分かる形にしましょう。
ルール③|店で売るヘアケア商品は、化粧品の効能の範囲で書く
シャンプーやトリートメントなどの店販品をサイトで紹介する場合は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)の決まりにも注意が必要です。
化粧品として表示できる効能には範囲があります。大阪府「化粧品の効能効果の範囲」のページでは、厚生労働省の通知にもとづき、「毛髪にはり、こしを与える」「裂毛、切毛、枝毛を防ぐ」などの項目が示されています。
「髪が生える」のように範囲を超える効果をうたう書き方は避け、サロンでの施術の説明と、商品の説明を分けて書きます。
店販品の説明は、化粧品の効能の範囲に収まっているかを確かめてから載せましょう。
美容室のSEOでやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|ビジネス名に「髪質改善」「駅徒歩1分」などを足す
- NG②|特典と引き換えに口コミを頼む
- NG③|スタッフや知人に、お客様のふりをして投稿してもらう
- NG④|髪型の名前だけ変えた記事を大量に作る

表示のルールに加えて、Googleにも、検索結果やGoogleマップで守るべきルールがあります。
早く上位に出したいときほど手を出しがちな、次の4つは避けてください。
NG①|ビジネス名に「髪質改善」「駅徒歩1分」などを足す
地図で目立たせるために、ビジネスプロフィールの店名に、施術の名前や駅からの距離を足してしまうケースがあります。
Googleのローカル ビジネス情報のガイドラインは、ビジネス名には店頭やウェブサイトなどで一貫して使われている実際の名称を使い、不要な情報を含めないよう求めています。含めると、プロフィールが停止される場合があります。
店名は看板と同じ名前だけにし、施術の内容はサービスや説明の欄で伝えます。
店名は看板と同じ名前だけにして、言葉を足さないようにしましょう。
NG②|特典と引き換えに口コミを頼む
「口コミを書いたらトリートメント無料」のように、特典と引き換えに口コミを頼むことは避けます。Googleマップの投稿に関するポリシーは、禁止される行為として次の例を挙げています。
クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。
引用元:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」
同じポリシーでは、スタッフを特定する内容など、具体的な内容を含む口コミを集めるよう、店がスタッフに求めることも禁止の例に挙げられています。
指名を増やしたいからといって、「担当者の名前を書いてください」とお願いするのは避けます。
口コミは特典を付けずにお願いし、書いてほしい内容も指定しないようにしましょう。
NG③|スタッフや知人に、お客様のふりをして投稿してもらう
口コミの数を増やすために、スタッフや知人にお客様のふりをして投稿してもらうことは、Googleのポリシーでも、実体験に基づかないコンテンツとして禁止されています。
また、前の章で説明したとおり、店が関わる投稿を第三者の感想のように見せることは、景品表示法のステマ規制にもふれるおそれがあります。
口コミは、実際に来店したお客様の声だけが集まる形にしましょう。
NG④|髪型の名前だけ変えた記事を大量に作る
検索の入口を増やそうと、髪型の名前だけを入れ替えた、中身のほとんど同じ記事を大量に作ると、読む人の役に立たないページばかりが増えます。
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
記事は、実際に担当したスタイルや、よく受ける相談に絞ります。AIで下書きを作る場合も、スタイリストが内容を確かめてから公開します。
記事の数より、店で答えられる相談に1本ずつ丁寧に答えることを優先しましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
美容室の予約サイト・検索広告とSEOの使い分け

この章でわかること
- 使い分け①|予約サイトは「近くで空いている店」を探す人の入口
- 使い分け②|検索広告は、開店直後や新しいメニューを知らせたいときに
- 使い分け③|広告の検索語句から、SEOで作るページを決める

弊社カルテットコミュニケーションズは、リスティング広告などの運用型広告の運用代行を本業としています。その立場から、美容室の集客経路の分担を整理します。
予約サイト、検索広告、Googleマップ、自社サイトは、どれか1つを選ぶものではなく、役割を分けて組み合わせるものです。
使い分け①|予約サイトは「近くで空いている店」を探す人の入口
予約サイトは、日時や場所、クーポンで店を比べたい人が多く使う入口です。新しいお客様に知ってもらうきっかけとして、大切な役割があります。
一方で、予約サイトの中ではほかの店と同じ形で並ぶため、店の個性やスタイリストの考え方までは伝えきれません。
予約サイトで店を知った人が店名で検索したときに、自社サイトで詳しく確かめられるようにしておきます。
予約サイトで知った人が店名で調べたときに、答えられる自社サイトを用意しましょう。
使い分け②|検索広告は、開店直後や新しいメニューを知らせたいときに
検索広告は、出稿したその日から、地名と「美容室」を組み合わせた検索などで表示できます。開店したばかりで検索からの来店がまだ少ない時期や、新しいメニューを始めたときに向いています。
広告のリンク先は、メニューと料金、予約の方法がすぐ分かるページにします。割引を打ち出す場合は、前の章の二重価格表示の考え方に沿って書きます。
広告とSEOの組み合わせ方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。
急いで知らせたいことは検索広告、時間をかけて伝えたいことは自社サイトと、役割を分けましょう。
使い分け③|広告の検索語句から、SEOで作るページを決める
検索広告を出していれば、検索語句レポート(広告が表示された実際の検索の言葉の一覧)で、予約につながった言葉を確かめられます。
たとえば「縮毛矯正」「白髪ぼかし」など、施術の名前を含む言葉で予約が多いと分かれば、そのメニューの説明ページや、担当するスタイリストのページを優先して作ります。
広告と自社サイトのデータをまとめて見たい場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談を承っています。
広告で予約につながった言葉から、自社サイトで育てるページを決めましょう。
美容室のSEOでよく受ける5つの質問

この章でわかること
- 質問①|予約サイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
- 質問②|Instagramだけでは足りない?
- 質問③|ブログは誰が書くべき?
- 質問④|口コミに低い評価が付いたら、どうする?
- 質問⑤|効果が出るまで、どのくらいかかる?
最後に、美容室のオーナーやWeb担当者からよく受ける質問に答えます。
質問①|予約サイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
予約サイトだけでも予約は受けられますが、店名やスタイリストの名前で検索した人が、店の考え方を詳しく確かめられる場所がなくなります。
予約サイトへの掲載を続ける場合も、自社サイトを持っておけば、予約サイトに頼らない集客の入口を少しずつ育てられます。
予約サイトと自社サイトは、どちらかではなく、役割を分けて両方を使いましょう。
質問②|Instagramだけでは足りない?
Instagramはスタイル写真を見せるのに向いていますが、投稿は時間とともに流れていき、検索で悩みを調べている人に見つけてもらうには限りがあります。
反応の良かったスタイルを自社サイトのスタイルページにも載せ、髪型の説明と予約の方法を書き足すと、検索からも見つけてもらいやすくなります。
Instagramは見せる場所、自社サイトは説明して予約につなぐ場所と分けましょう。
質問③|ブログは誰が書くべき?
髪の悩みに答える記事は、実際にお客様に説明しているスタイリストが書くのが理想です。ただ、施術の合間に長い文章を書くのは負担が大きくなります。
スタイリストが話した内容を受付やWeb担当者が聞き取って下書きにまとめ、スタイリストが確かめる分担にすると続けやすくなります。
下書きは分担しても、内容の確認はスタイリストが行いましょう。
質問④|口コミに低い評価が付いたら、どうする?
低い評価の口コミにも、事実を確かめたうえで丁寧に返信します。感情的に反論したり、お客様が分かる情報を書いたりするのは避けます。
仕上がりや接客について改善できる指摘であれば、店内で対応を決め、その内容を返信に書きます。
返信は、これから来店を考える人も読んでいると意識して書きましょう。
質問⑤|効果が出るまで、どのくらいかかる?
ビジネスプロフィールの修正は比較的早く反映されますが、自社サイトのページが検索で評価されるまでには時間がかかります。
効果を見るときは順位だけでなく、自社サイトからの予約の数や、指名での予約の数を月ごとに記録して比べます。
短い期間で判断せず、月ごとの予約と指名の数で変化を見ましょう。

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美容室のWeb担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 1か月目|店名・営業時間・料金の表記をそろえる
- 2か月目|スタッフとメニューのページ、スタイル写真を作る
- 3か月目|検索の言葉を見て、ページを直す

最初の3か月は、Web担当者1人で抱えず、店のスタッフと分担して進めます。
1か月目|店名・営業時間・料金の表記をそろえる
まず、看板・予約サイト・Googleマップ・自社サイトで、店名、住所、電話番号、営業時間、定休日の表記がそろっているかを確かめます。
あわせて、メニューと料金、追加料金の条件が、予約サイトのクーポンと自社サイトで食い違っていないかを見直します。
自社サイトがGoogleにどう表示されているかを見るため、Google Search Consoleの登録もこの月に済ませます。
1か月目は、新しいページを作る前に、今ある情報のずれを直しましょう。
2か月目|スタッフとメニューのページ、スタイル写真を作る
スタイリストに得意な施術と経歴を書き出してもらい、スタッフごとのページを作ります。
担当したスタイルは、お客様の了解を得たうえで撮影し、髪型の説明と代替テキストを付けてスタイルページに載せます。
メニューのページには、施術の内容・時間・追加料金の条件を書き足します。
2か月目は、指名につながるスタッフのページとスタイル写真から増やしましょう。
3か月目|検索の言葉を見て、ページを直す
Search Consoleで、どんな言葉で自社サイトが表示され、クリックされているかを確かめます。
表示はされているのにクリックが少ないページは、タイトルや説明の文を見直します。タイトルの考え方はSEOで勝つタイトルの付け方も参考にしてください。
受付でよく聞かれる質問はメモしておき、翌月の記事やページの種にします。
3か月目からは、検索の言葉と予約の数を見て、ページを直す流れを毎月回しましょう。
まとめ|美容室のSEOは、予約サイトでは伝えきれない店の個性を届けること

この記事の要点
- 美容室のSEOは、予約サイト・Googleマップ・自社サイトの基本情報をそろえることから始める
- 自社サイトでは、メニューと料金、スタイル写真、スタイリストの得意を具体的に伝える
- スタイル写真には、見たままの代替テキストと、髪型が分かる説明を付ける
- 割引の二重価格表示、ステマ規制、店販品の効能の範囲に注意する
- 特典付きの口コミ依頼、店名への言葉の追加、記事の大量生成は避ける
美容室のSEOは、上位に出すための特別な技よりも、来店を考えている人の疑問に、店の言葉で正確に答えることの積み重ねです。
まずは店名・営業時間・料金の表記をそろえ、スタッフのページとスタイル写真から増やしてみてください。
予約サイトに頼らない集客を、検索広告とあわせて考えたい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
どの入口で何を伝えるか、広告と自社サイトをどう分担するかを、店の状況に合わせて一緒に整理します。
※本記事の法令・ガイドラインの記載は、2026年11月時点で消費者庁・Googleなどが公開している資料にもとづきます。個別の表示に問題がないかは、所管の行政機関などにご確認ください。

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