外壁塗装のSEO対策とは、外壁の傷みに気づいた人や塗り替えを考える人が検索したときに、塗装店のサイトを見つけてもらい、見積もりの依頼につなげる取り組みです。
値引きより、施工事例と費用の内訳を正直に見せるほうが、比べる人の信頼を得られます。本記事では、塗装店の施策と広告表現のルール、立ち上げの進め方を解説します。

この記事でわかること
- 塗り替えを考える人が、どんな順番で、どんな言葉で検索するか
- 施工事例・費用の内訳・症状の記事など、見積もりの依頼につながる6つの施策
- 景品表示法などから見た「足場代無料」「〇年長持ち」といった表現の注意点
- 口コミや地域のページで、やってはいけないこと
- 検索広告との使い分けと、現場と事務所で進める最初の3か月
なお、塗装店のサイトから見積もりの依頼が増えずに悩んでいる方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
施工エリアと得意な工事を伺い、広告運用のデータも生かしながら、どのページから整えるかを一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
外壁塗装のSEO対策とは?依頼する人の調べ方から考える

この章でわかること
- 定義①|塗り替えのきっかけは、家の傷みに気づくこと
- 定義②|依頼する人は、症状・費用・地域名の順に調べる
- 定義③|訪問営業への警戒が、サイトでの確かめを増やす
- 定義④|塗装店・リフォーム会社・メーカー系で狙う検索が違う

外壁塗装のSEOは、検索で上位に出ることだけが目的ではありません。
塗り替えを考える人が調べる順番に合わせてページを用意し、比べる段階で「この会社なら任せられる」と思ってもらうことが目的です。
定義①|塗り替えのきっかけは、家の傷みに気づくこと
外壁の塗り替えは、住んでいる間に何度も経験する工事ではないため、依頼する人の多くは業者選びに慣れていません。
きっかけは、壁を触ると手に白い粉が付く、ひびが入っている、色があせてきたといった、家の傷みに気づくことです。
チョーキングとは、塗膜が紫外線や雨風で傷み、表面が粉のようになって手に付く現象で、塗り替えを考えるきっかけとしてよく知られています。
塗装店のサイトは、傷みに気づいた人の「これは塗り替えが必要?」という疑問に答える場所にしましょう。
定義②|依頼する人は、症状・費用・地域名の順に調べる
傷みに気づいた人は、まず「外壁 白い粉」のように症状で調べ、次に「外壁塗装 費用」「塗料 種類」で相場や塗料を比べます。
依頼先を探す段階になると、「〇〇市 外壁塗装」のように地域名を入れて、近くの塗装店を比べ始めます。
地域名を入れた検索では、通常の検索結果に加えて地図の結果も表示され、施工事例や口コミを見比べながら候補を絞り込みます。
症状・費用・地域名の3つの段階それぞれに、受け止めるページを用意しましょう。
定義③|訪問営業への警戒が、サイトでの確かめを増やす
外壁塗装は、訪問営業やチラシで勧められることも多い工事です。
国民生活センターは、訪問販売によるリフォーム工事について、次のように注意を呼びかけています。
訪問販売によるリフォーム工事では、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が寄せられています。
引用元:国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」
同じページでは、屋根・壁・塗装工事などを合わせた訪問販売によるリフォーム工事の相談件数が、2023年度で11,879件と示されています。
こうした話を知っている人ほど、訪問やチラシで知った会社の名前をあらためて検索し、所在地や施工の実績を確かめてから連絡します。
会社の実在と実績がすぐ確かめられるサイトは、それだけで比べる人の安心材料になります。
定義④|塗装店・リフォーム会社・メーカー系で狙う検索が違う
外壁の塗り替えを請け負う会社は、大きく3つの種類に分かれ、それぞれ選ばれる理由が違います。
| 依頼先の種類 | 選ばれる理由 | 狙いやすい検索の例 |
|---|---|---|
| 地域の塗装店(自社施工) | 職人の顔と工程の細かさ | 〇〇市 外壁塗装、塗料名 |
| リフォーム会社 | 塗装とほかの工事をまとめる | 外壁 リフォーム、屋根 同時 |
| ハウスメーカー系 | 建てた家の点検と保証 | メーカー名 外壁塗装 |
自社の職人が塗る塗装店なら、工程の写真や職人の言葉など、下請けに任せる会社には出しにくい情報で差をつけられます。
自社がどの種類の依頼先として選ばれたいかを決めてから、狙う検索を選びましょう。
外壁塗装店のサイトで見積もりの依頼を増やす6つの施策

この章でわかること
- 施策①|施工事例は同じ型で1件ずつ載せる
- 施策②|費用は見積書と同じ項目で例を示す
- 施策③|劣化症状の記事で、調べ始めた人を迎える
- 施策④|塗料のページは「選び方」で書く
- 施策⑤|Googleビジネスプロフィールで、対応する地域を伝える
- 施策⑥|職人・資格・保証の中身を見せる

塗装店のサイトには、完成写真の一覧と「お気軽にお問い合わせください」だけが並んでいるものがよくあります。
検索から見積もりの依頼につなげるには、比べる人が知りたいことに、問い合わせの前にページで答えておきます。
施策①|施工事例は同じ型で1件ずつ載せる
施工事例は、比べる人が塗装店の腕と進め方を確かめるために、よく見るページです。
1件ごとに、地域・築年数・建物の種類を見出しに入れ、施工前の症状、工程の写真、使った塗料と色、工期と費用、お客さまの声を同じ順で並べます。
写真は「施工前」「工程」「施工後」を同じ角度から撮っておくと、変化が伝わりやすくなります。
工程と塗料まで書いた事例は、「〇〇市 外壁塗装」で比べる人にも、塗料の名前で調べる人にも役立ちます。
施工事例は数を急がず、同じ型で中身のそろった1件を積み重ねましょう。
施策②|費用は見積書と同じ項目で例を示す

費用のページは、「外壁塗装 30坪 費用」のように、家の大きさと費用を合わせて調べる人が読みます。
坪数や塗る面積などの条件を決めた例を、足場、高圧洗浄、下地補修、下塗り・中塗り・上塗り、付帯部、諸経費と、見積書と同じ項目で示します。
「足場代無料」と書くより、足場を項目として見せるほうが、何にいくらかかるかが伝わり、他社と比べる人も納得しやすくなります。
建物の形、傷みの程度、塗料のグレードなど、金額が変わる条件も書いておくと、現地調査のあとの行き違いが減ります。
費用の例は、見積書と同じ項目で、金額が変わる条件とあわせて示しましょう。
施策③|劣化症状の記事で、調べ始めた人を迎える

傷みに気づいたばかりの人は、まだ塗装店を探しておらず、「この症状は塗り替えが必要か」を知りたい段階です。
チョーキング、ひび割れ、目地のコーキングの割れ、鉄部のサビ、北側のカビなど、症状ごとに見分け方と、急ぐ場合・様子を見てよい場合を書きます。
職人が現場で実際に見た症状の写真を使うと、ほかのサイトにはない、経験にもとづく記事になります。
Googleが重視する経験や専門性の考え方は、E-E-A-Tとはで解説しています。
症状の記事では塗り替えを急がせず、判断の目安を正直に示しましょう。
施策④|塗料のページは「選び方」で書く
シリコン系、フッ素系、無機系など、塗料の種類で調べる人は、価格と持ちの違いを知りたがっています。
塗料のページでは、種類ごとの特徴を並べるだけでなく、「次の塗り替えまでの期間をどう考えるか」「予算とその家に住む年数で選ぶ」といった選び方の軸で書きます。
耐用年数を書くときは、塗料メーカーが公表している目安と、その前提(立地や下地の状態)をあわせて示します。
塗料のページは、性能の自慢ではなく、お客さまが選ぶための軸で書きましょう。
施策⑤|Googleビジネスプロフィールで、対応する地域を伝える
「外壁塗装 〇〇市」や「近くの塗装店」の検索では、地図の結果に表示されるかどうかも、問い合わせを左右します。
ローカル検索結果は、主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます。これらの要素を組み合わせて、最適な検索結果が表示されます。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
塗装店のように、お客さまの家に出向く業種は、ビジネスプロフィールでサービスを提供する地域を設定でき、施工事例の写真も載せられます。
地図の検索への対策は、MEO対策とはで詳しく解説しています。
サイトとビジネスプロフィールで、会社名・住所・電話番号と対応する地域の書き方をそろえましょう。
施策⑥|職人・資格・保証の中身を見せる
比べる人は、「誰が塗るのか」「自社の職人か、下請けに任せるのか」を気にします。
職人の顔写真と経験、持っている資格、加入している保険、保証の期間と対象を、会社案内のページにまとめます。
保証は年数だけを大きく書かず、どの不具合をどこまで直すのか、対象にならないのはどんな場合かを添えると、誤解を防げます。
「誰が、どんな体制で塗るか」を見せることが、訪問営業との違いを伝える大きな材料になります。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
外壁塗装店が広告表現で守るルール

この章でわかること
- ルール①|「足場代無料」「今だけ半額」は値引きの根拠を示す
- ルール②|耐用年数は、合理的な根拠を持って書く
- ルール③|「技能士」は技能検定に合格した人の名称
- ルール④|建設業の許可の有無を正しく書く
- ルール⑤|不安をあおって契約を急がせない

塗装店のサイトは会社の広告でもあり、景品表示法などの広告のルールがかかわります。
チラシやWeb広告と同じ言い回しをサイトに載せることも多いため、ここで一度まとめて見直しておきましょう。
ルール①|「足場代無料」「今だけ半額」は値引きの根拠を示す
有利誤認表示とは、価格などの取引条件を、実際より著しく有利だと一般消費者に誤認させる表示のことで、景品表示法で禁じられています。
消費者庁は、有利誤認表示の具体例として、運送業者の次のような例を挙げています。
基本価格を記載せずに、「今なら半額!」と表示したが、実は50%割引とは認められない料金で仕事を請け負っていた。
引用元:消費者庁「有利誤認とは」(有利誤認表示の具体例)
塗装店の「足場代無料」「今だけ半額」も、もとの価格や値引きの条件を示せないと、同じように誤認を招くおそれがあります。
値引きを書くなら、もとの価格と条件・期間を示し、示せないなら総額で見せましょう。
ルール②|耐用年数は、合理的な根拠を持って書く
「〇年塗り替え不要」「長持ちする塗料」といった耐久性の表示は、工事の品質についての表示で、その根拠が問われます。
消費者庁は、品質などを実際より著しく優良に見せる優良誤認表示について、次のように説明しています。
優良誤認表示を効果的に規制するため、消費者庁長官は、優良誤認表示に該当するか否かを判断する必要がある場合には、期間を定めて、事業者に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができ、(後略)
引用元:消費者庁「優良誤認とは」
耐用年数を書くときは、塗料メーカーが公表している資料を根拠にし、立地や下地の状態で変わることを添えます。
耐久性の数字は、根拠になる資料を手元にそろえてから書きましょう。
ルール③|「技能士」は技能検定に合格した人の名称
塗装の技能を評価する国家検定として、技能検定には「塗装」の職種があります。
試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
引用元:厚生労働省「技能検定制度について」
サイトで「一級塗装技能士在籍」と書くなら、実際に合格した職人の人数と等級を事実どおりに示し、合格していない職人まで技能士と呼ばないようにします。
資格は、持っている人と等級を正確に書くことで、信頼の材料になります。
ルール④|建設業の許可の有無を正しく書く
塗装工事を請け負うときは、工事の金額によって建設業の許可が必要になります。
国土交通省の「建設業の許可とは」では、建築一式工事以外の工事で、1件の請負代金が500万円未満(消費税を含む)のものを「軽微な建設工事」とし、これだけを請け負う場合は許可を受けなくてもよいとしています。
許可を持っているなら、業種(塗装工事業など)と許可番号を会社案内に書き、持っていないなら請け負う工事の範囲を正直に示します。
許可の有無と番号は、比べる人が会社を確かめる材料として、会社案内に明記しましょう。
ルール⑤|不安をあおって契約を急がせない
「放置すると雨漏りします」「今すぐ塗らないと手遅れ」といった言い回しは、症状の記事でも避けます。
国民生活センターが注意を呼びかけている点検商法と同じ印象を与え、かえって警戒されるからです。
症状ごとに、早めに直したほうがよい場合と、次の点検まで様子を見てよい場合を分けて書くと、読む人が自分で判断できます。
不安をあおらず判断の材料を渡すことが、訪問営業との違いになります。
外壁塗装のSEOでやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|謝礼と引き換えに口コミを集める
- NG②|地名だけを変えたページを大量に作る
- NG③|他社やメーカーの写真を、自社の施工事例として載せる
- NG④|中身のない日報ブログで更新の回数を稼ぐ
検索や地図で目立つための近道に見えても、Googleのポリシーに反したり、比べる人の信頼を損なったりする方法があります。
ここでは、塗装店のWeb担当者が手を出しがちな4つの方法を取り上げます。
NG①|謝礼と引き換えに口コミを集める
口コミは、地図の結果で塗装店を比べる人がよく見る情報です。
ただし、Googleマップのポリシーでは、販売者が次のことをするのを禁止しています。
クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。
引用元:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」
工事代金の割引や商品券と引き換えに口コミを頼むのは、この禁止に当たります。
引き渡しのときに見返りなしで感想をお願いし、届いた口コミには会社として丁寧に返信します。
口コミは見返りなしでお願いし、厳しい口コミにも事実にもとづいて返信しましょう。
NG②|地名だけを変えたページを大量に作る
対応する市区町村ごとに、地名だけを差し替えた同じ中身のページを並べるのは避けます。
Googleのスパムに関するポリシーでは、ユーザーの役に立てるのではなく、検索順位の操作を主な目的に大量のページを作ることを、大量生成されたコンテンツの不正使用としています。
地域のページを作るなら、その地域での施工事例、海沿いの塩害など立地による傷み方の違い、事務所からの移動の目安など、その地域ならではの情報を入れます。
地域のページは、その地域での施工事例がそろってから作りましょう。
NG③|他社やメーカーの写真を、自社の施工事例として載せる
塗料メーカーのカタログ写真や、ほかの会社の施工写真を、自社の施工事例のように載せるのは避けます。
比べる人を誤解させるうえ、写真の権利の問題にもなり、あとで気づかれると会社の信頼を大きく損ないます。
メーカーの資料を使う場合は、出典を示したうえで、塗料の説明にだけ使います。
施工事例の写真は、自社の現場で撮ったものだけを使いましょう。
NG④|中身のない日報ブログで更新の回数を稼ぐ
「ブログは毎日更新しないと順位が上がらない」と考えて、現場名と一言だけの日報を増やしても、検索する人の疑問には答えられません。
更新の回数より、症状や費用、塗料など、調べる人が知りたいことに答えるページを1本ずつ仕上げるほうが役に立ちます。
現場の日報を生かすなら、工程の写真と注意点を足して、施工事例の1件にまとめ直します。
更新の回数より、1本のページが読む人の疑問に答えているかで判断しましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
検索広告とSEOを、検索の段階で使い分ける

この章でわかること
- 分担①|地域名と依頼の言葉を含む検索は、広告で早く拾う
- 分担②|症状や塗料の検索は、記事で受ける
- 分担③|検索語句レポートで、受けたい検索と避けたい検索を分ける
- 分担④|電話の問い合わせも、入口ごとに数える

カルテットは検索広告の運用を本業としており、広告とSEOを組み合わせて、問い合わせの入口を増やす進め方をおすすめしています。
外壁塗装は、調べ始めてから依頼するまでの段階がはっきり分かれるため、段階ごとに受け止め方を変えると広告費の無駄が減ります。
分担①|地域名と依頼の言葉を含む検索は、広告で早く拾う
「〇〇市 外壁塗装」「外壁塗装 見積もり」のように、地域名や依頼の言葉を含む検索は、依頼先を決める直前の人が多く使います。
サイトの評価が育つまでには時間がかかるため、こうした検索は検索広告で拾い、施工事例と費用のページを見てもらいます。
天候のよい時期に工事を考える人が増えやすいため、広告の予算は、相談が増える時期の少し前から厚くしておくと機会を逃しにくくなります。
広告とSEOを組み合わせる利点は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。
依頼の直前の検索は広告で受け、施工事例と費用のページで決めてもらいましょう。
分担②|症状や塗料の検索は、記事で受ける
「外壁 白い粉」「塗料 種類」のような検索は、まだ依頼を決めていない人が中心です。
広告で拾うより、症状や塗料の記事で役に立ち、塗り替えを決めたときに思い出してもらうほうが向いています。
記事の最後には、同じ症状だった現場の施工事例へのリンクを置き、自然に次のページへ進めるようにします。
調べものの検索は記事で受け、施工事例や費用のページへつなぎましょう。
分担③|検索語句レポートで、受けたい検索と避けたい検索を分ける
Google広告の検索語句レポートとは、広告が表示されたときに、実際に検索された語句を一覧で確かめられる画面です。
「DIY」「自分で」「求人」を含む語句で広告が出ていれば除外し、症状や塗料の語句は記事の題材にまわします。
反対に、見積もりの依頼につながった語句は、施工事例の見出しや地域のページにも使い、自然検索でも受けられるようにします。
広告の検索語句のデータを、広告で受ける語とSEOで書く記事の仕分けに使いましょう。
分担④|電話の問い合わせも、入口ごとに数える
外壁塗装の相談は、家の様子を話しながら聞きたい人も多く、問い合わせが電話で入ることも少なくありません。
Google広告では、広告からの電話をコンバージョンとして数える設定ができ、サイトの電話番号のタップも計測できます。
電話を受けたときに「何をご覧になってお電話くださいましたか」と一言聞いて記録するだけでも、広告と検索のどちらが効いているかが見えてきます。
入口の計測や広告との分担に迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談を承っています。
電話もフォームも入口ごとに数えてから、広告とSEOの配分を決めましょう。
塗装店のWeb担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 段取り①|1か月目は、写真が集まる仕組みを作る
- 段取り②|2か月目は、施工事例5件と費用のページを公開する
- 段取り③|3か月目は、症状の記事と問い合わせの記録を始める
- 段取り④|3か月目の終わりに見るのは、順位より依頼の入口

塗装店では、職人や現場監督が現場に出ている時間が長く、サイトの更新は事務所の担当者が受け持つことが多くなります。
現場は写真と言葉を集め、事務所がページにするという分担にすると、忙しい時期でも更新が止まりにくくなります。
段取り①|1か月目は、写真が集まる仕組みを作る
現場には、施工前・工程ごと・施工後の写真を同じ角度で撮る決まりを伝え、写真を送る先(共有フォルダやチャット)を決めます。
事務所は、過去の現場の写真と見積書を整理して施工事例にできる現場を選び、掲載の了解をお客さまにもらいます。
あわせて、Search Consoleとビジネスプロフィールで、今どんな言葉で見られているかを確かめます。Search Consoleの基本は、Google Search Consoleの解説記事で紹介しています。
最初の月は、記事を書くより、写真が集まる仕組みを作ることに時間を使いましょう。
段取り②|2か月目は、施工事例5件と費用のページを公開する
施工事例を同じ型で5件そろえ、費用の例を見積書の項目で載せたページを公開します。
工程ごとの注意点は、職人に話してもらって録音し、事務所が文章にまとめると、現場の言葉がそのまま残ります。
公開の前に、値引きや耐久性の表現を、この記事のルールの章と照らして確かめます。
2か月目の終わりまでに、施工事例5件と費用のページを公開しましょう。
段取り③|3か月目は、症状の記事と問い合わせの記録を始める
現場や電話でよく聞かれる症状の質問から順に、症状の解説記事を足していきます。
問い合わせを受けたら、どの入口から来たか、どの施工事例を見たかを記録する表を用意します。
完工した現場では、引き渡しのときに口コミをお願いする流れも決めておきます。
記事を足すのと同時に、問い合わせの入口を記録する仕組みを整えましょう。
段取り④|3か月目の終わりに見るのは、順位より依頼の入口
3か月では、検索順位が大きく動かないこともあります。
見るのは、作ったページが検索で表示され始めたか、見積もりの依頼がどの入口から来ているか、どの施工事例が見られているかです。
| 見る数字 | どこで見るか | 次の手の考え方 |
|---|---|---|
| 症状・塗料名での表示回数 | Search Console | 伸びた記事を厚くする |
| 地図からの電話・経路の検索 | ビジネスプロフィール | 写真と対応地域を見直す |
| 入口ごとの見積もりの依頼 | 問い合わせの記録 | 広告とSEOの配分を見直す |
| 見られた施工事例 | 問い合わせの記録 | 近い条件の事例を足す |
順位より、見積もりの依頼がどの入口から増えたかを見て、次に作るページを決めましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
外壁塗装店のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|一括見積もりサイトに載っていれば、自社のサイトは要らない?
- 質問②|職人が忙しく、写真を撮る余裕がない
- 質問③|費用を載せると、他社に真似されない?
- 質問④|施工エリアが広いと、地域のページはいくつ作る?
- 質問⑤|SEOの手応えが出るまで、どのくらいかかる?
塗装店の社長やWeb担当者から、よく受ける質問に答えます。
迷ったときは、比べる人にとって役に立つか、事実と根拠で示せるかの2点で考えると判断しやすくなります。
質問①|一括見積もりサイトに載っていれば、自社のサイトは要らない?
一括見積もりサイトや紹介サイトは、新しいお客さまに知ってもらう入口として役に立ちます。
ただ、そこで社名を知った人も、比べるときには自社のサイトで施工事例や職人、保証の中身を確かめます。
紹介の手数料がかからない問い合わせを増やすためにも、自社のサイトは整えておく価値があります。
紹介サイトは入口と考え、決め手になる情報は自社のサイトに用意しましょう。
質問②|職人が忙しく、写真を撮る余裕がない
写真は、きれいに撮ることより、同じ角度で工程ごとに撮ることが大切です。
足場をかけた日、洗浄の日、下塗りの日など、撮る場面を決めておけば、作業の合間にスマートフォンで数枚撮るだけで足ります。
撮った写真は日付ごとに共有フォルダへ送ってもらい、どの現場の写真かは事務所が整理します。
撮る場面と角度を決めて、現場の負担を小さくしましょう。
質問③|費用を載せると、他社に真似されない?
費用の例は条件を決めた目安なので、実際の見積もりは建物ごとに変わり、金額だけを真似されても困ることは多くありません。
比べる人にとっては、費用の考え方がわかる会社のほうが相談しやすく、価格を隠すことのほうが問い合わせの妨げになりがちです。
費用は条件つきの例として載せ、現地調査で正確な金額を出す流れを書きましょう。
質問④|施工エリアが広いと、地域のページはいくつ作る?
地域のページの数は、施工エリアの広さではなく、その地域での施工事例の数で決めます。
施工事例が少ない地域は、近くの地域とまとめた1ページにし、事例が増えてから分けると、中身のないページが増えません。
地域のページは、事例がそろった地域から順に作りましょう。
質問⑤|SEOの手応えが出るまで、どのくらいかかる?
検索での表示が増え始めるまでには、ページを公開してから数か月かかることが多く、時期は地域の競合の状況でも変わります。
その間は検索広告で問い合わせを受けつつ、施工事例と記事を積み上げ、Search Consoleの表示回数の伸びで手応えを確かめます。
手応えを待つ間も、広告で受けながら施工事例を積み上げましょう。
まとめ|外壁塗装のSEOは、施工事例と費用の内訳で「確かめられる会社」になること

この記事の要点
- 塗り替えを考える人は、症状・費用・地域名の順に調べ、最後は塗装店のサイトで会社を確かめる
- 施工事例は同じ型で、症状・工程・塗料・工期と費用まで書き、写真は自社の現場で撮る
- 費用は見積書と同じ項目で例を示し、「足場代無料」「今だけ半額」は根拠と条件を示す
- 技能士・建設業の許可・耐用年数は事実と根拠で書き、謝礼つきの口コミや地名だけのページは作らない
- 地域名の検索は広告で拾い、症状や塗料の検索は記事で受け、入口ごとに依頼を数える
外壁塗装のSEOは、目立つ言葉で呼び込むことより、比べる人が「この会社なら任せられる」と確かめられる材料を、ひとつずつ積み上げることです。
施工事例と費用の内訳がそろえば、検索で探した人にも、訪問やチラシで知った人にも、安心して見積もりを頼んでもらえるサイトになります。
どのページから手を付けるか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
施工エリアと得意な工事を伺い、検索広告のデータも使いながら、最初に整えるページを一緒に選びます。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。