リフォーム会社のSEO対策とは、水回りや外壁などの工事を考えている人が、症状や工事の名前で検索したときに、自社のページを見つけてもらうための取り組みです。
現場の記録から施工事例と価格の目安を積み上げる会社ほど、見積もりの依頼につながりやすくなります。本記事では、その施策と表示のルール、検索広告との使い分けを解説します。

この記事でわかること
- リフォームを考える人が、どんな順番で何を検索するか
- 施工事例・価格・補助金など、相談につながる6つの施策
- 建設業法と景品表示法から見た、サイトの書き方の注意点
- 検索広告とSEOを、工事の急ぎ度で使い分ける考え方
- Web担当者の最初の90日の進め方と、よくある質問
なお、自社サイトからの問い合わせが伸びずに悩んでいる方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
得意な工事と施工エリアを伺い、検索広告の使い方も含めて、最初に手を入れるページを一緒に決めます。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
リフォームのSEO対策とは?施主が依頼先を決めるまでの道のり

この章でわかること
- 定義①|施主は「症状」から調べ始める
- 定義②|工事の名前がわかると、費用と補助金を調べる
- 定義③|最後に「家に上げてよい会社か」を確かめる
- 定義④|全国向けのページと、地元の会社の役割は違う

リフォームを考える人の多くは、最初から「リフォーム会社」を探しているわけではありません。
浴室が寒い、トイレの水が止まらない、外壁にひびが入ったなど、目の前の困りごとを解決する方法を探すところから検索が始まります。
リフォームのSEO対策は、この困りごとから依頼先を決めるまでの道のりのどこかで、自社のページに出会ってもらうための準備です。
定義①|施主は「症状」から調べ始める
築年数がたった家に住む人は、「浴室 寒い 対策」「床 きしむ 原因」のように、症状に疑問の言葉を足して調べます。
この段階では、まだ工事をするかどうかも決めておらず、自分で直せる方法や、工事の種類を知りたい人が中心です。
症状への答えを、自社が手がけた工事の写真とあわせて示せるのは、現場を持つリフォーム会社ならではの強みです。
症状の言葉で書いたページは、工事を決める前の人に会社を知ってもらう入口になります。
定義②|工事の名前がわかると、費用と補助金を調べる
「ユニットバスに交換する」「内窓を付ける」など工事の名前がわかると、検索は「費用」「相場」「工期」に移ります。
断熱や省エネ、バリアフリーの工事では、国や自治体の補助金、介護保険の住宅改修が使えるかどうかも、同じ時期に調べられます。
価格の目安と使える制度の案内が1か所にまとまっていると、読む人は自分の家の場合に置きかえて考えやすくなります。
工事の名前がわかった人には、費用・工期・使える制度をまとめて答えましょう。
定義③|最後に「家に上げてよい会社か」を確かめる
リフォームは、職人や営業担当が自宅に入って工事をする仕事なので、依頼する前に会社の素性を確かめる人が多くいます。
訪問販売のリフォームをめぐっては、国民生活センターにも相談が寄せられ、注意が呼びかけられています。
訪問販売によるリフォーム工事では、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が寄せられています。
引用元:独立行政法人国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」
こうした話を見聞きしている施主は、会社の所在地、建設業の許可、担当者の顔、過去の施工事例を見て、安心して連絡できる会社かどうかを判断します。
会社の所在地や担当者を隠さずに見せることが、見積もりの依頼を後押しします。
定義④|全国向けのページと、地元の会社の役割は違う
「リフォーム 費用」のような大きな言葉で検索すると、設備メーカーや一括見積もりサイトなど、全国向けのページと並ぶことになります。
地元のリフォーム会社が勝負しやすいのは、施工エリアの地名や、自社が得意な工事の細かい悩みが入った検索です。
その地域の家に多い傷み方や、実際の現場で見たことを書けるのは、全国向けのページにはない地元の会社の価値です。
| 検索の段階 | 調べていること | 用意するページ |
|---|---|---|
| 症状に気づく | 原因と直し方 | 症状から選ぶ工事の案内 |
| 工事を知る | 費用・工期・補助金 | 工事ごとの価格の目安 |
| 会社を比べる | 事例・評判・許可 | 施工事例と会社概要 |
| 依頼する | 見積もりの流れ | 現地調査の案内と予約 |
大きな言葉を追うより、地名と得意な工事の悩みが入った検索から順に押さえましょう。
リフォーム会社のサイトで相談を増やす6つの施策

この章でわかること
- 施策①|「症状」から工事を選べる入口のページを作る
- 施策②|施工事例は1件ごとに「悩み・費用・工期」を残す
- 施策③|価格は税込み・工事費込みで、含まないものも書く
- 施策④|補助金や介護保険の案内は、公式の情報につなぐ
- 施策⑤|地図の検索には、ビジネスプロフィールの写真と返信で備える
- 施策⑥|現地調査の流れと担当者の顔を見せる

リフォーム会社のサイトでよく見かけるのは、対応できる工事の名前が並んでいるだけで、中身は「お気軽にご相談ください」で終わっているページです。
検索から相談につなげるには、依頼する前に施主が知りたいことを、工事ごとのページと施工事例で先に答えておきます。
施策①|「症状」から工事を選べる入口のページを作る
施主の言葉と会社の言葉はずれやすく、施主が「お風呂が寒い」と調べているのに、サイトには「ユニットバス」「浴室暖房乾燥機」とだけ書かれていることがよくあります。
「冬の浴室が寒い」「キッチンの収納が足りない」のように症状を見出しにし、その原因と、選べる工事を2〜3通り並べたページを用意します。
工事ごとに、費用の目安と工期、向いている家の条件を短く添えると、読む人は自分の家に合う方法を選べます。
症状のページから工事のページへつなぐ道を作ると、調べ始めた人を相談まで案内できます。
施策②|施工事例は1件ごとに「悩み・費用・工期」を残す
施工事例は、リフォーム会社のサイトの中でいちばん他社と差がつくページです。
写真だけを並べるのではなく、お客さまの悩み、選んだ工事と商品、費用、工期、築年数、担当者の一言を、同じ形で1件ずつ残します。
Googleも、役に立つコンテンツかどうかを自分で確かめるための質問として、実際の経験を示しているかを挙げています。
コンテンツは、実体験や深い知識(たとえば、実際に商品やサービスを使用したり、ある場所を訪れたりした経験に基づく特別な知識)を明確に示していますか。
引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」
現場で見た傷み方や、工事中に気づいて手を加えたことを書いた事例は、まさに実際の経験に基づく情報です。
経験や専門性の考え方は、E-E-A-Tとはで詳しく解説しています。
施工事例は、現場の記録を決まった形で残すほど、検索でも商談でも役に立ちます。
施策③|価格は税込み・工事費込みで、含まないものも書く

リフォームの価格は、商品の本体価格、取り付けの工事費、古い設備の解体や処分の費用、諸経費などを合わせたものです。
本体価格だけを大きく載せると、見積もりのときに想像より高く感じられ、話がこじれる原因になります。
「税込み・工事費込みの合計の目安」と「この価格に含まないもの」をセットで載せ、下地の補修や配管の延長など、費用が増える条件も書いておきます。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターには、リフォームの見積書について相談できる窓口もあります。
施主が見積もりの中身を第三者に確かめられる時代だからこそ、内訳をはっきり示す会社のほうが信頼されやすくなります。
価格は合計の目安と含まないものをセットで見せ、見積もりとの差を小さくしましょう。
施策④|補助金や介護保険の案内は、公式の情報につなぐ
断熱の窓や高断熱の浴槽、手すりの設置などは、国や自治体の補助金、介護保険の住宅改修の対象になることがあります。
ただし、補助金は年度ごとに名前や条件、受付の期間が変わり、予算に達すると締め切られることもあります。
自社のページでは、対象になりやすい工事と、申請を会社が手伝えるかどうかを書き、条件の細かい部分は国や自治体の公式ページへリンクします。
ページの冒頭に情報を確かめた日を書き、制度が変わったら書き直す担当を決めておくと、古い情報が残りません。
補助金のページは、自社にできることを書き、制度の中身は公式の情報で確かめてもらいましょう。
施策⑤|地図の検索には、ビジネスプロフィールの写真と返信で備える
「地名 リフォーム」「近くの 外壁塗装」のような検索では、地図の結果に会社が表示されるかどうかも大切です。
Googleビジネスプロフィールには、会社の正式な名前、住所、電話番号、営業時間を、サイトと同じ書き方でそろえて登録します。
工事が終わるたびに施工後の写真を追加し、いただいたクチコミには担当者の言葉で返信すると、会社が今も動いていることが伝わります。
地図の検索への対策は、MEO対策とはで詳しく解説しています。
ビジネスプロフィールは、登録したら終わりではなく、現場の写真と返信で育てましょう。
施策⑥|現地調査の流れと担当者の顔を見せる
リフォームの相談は、電話やフォームで連絡したあと、担当者が家を見に来る現地調査から始まるのが一般的です。
問い合わせのページに、現地調査にかかる時間、見積もりが届くまでの目安、見積もりに費用がかかるかどうか、断っても問題ないことを書いておくと、連絡の壁が下がります。
担当者の写真と名前、持っている資格、得意な工事を載せた紹介のページも、家に人を上げる施主にとって大切な判断材料です。
問い合わせの前の不安を一つずつ消すことが、見積もりの依頼を増やす近道です。

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リフォーム会社がサイトに載せる前に確かめたい法令

この章でわかること
- ルール①|建設業の許可が要る工事と、許可番号の載せ方
- ルール②|「今だけ半額」は、比べる価格の根拠をそろえてから
- ルール③|保険や団体への加入は、事実だけを書く
- ルール④|お客さまの写真や声は、掲載の同意を取ってから

リフォーム会社のサイトは、会社の案内であると同時に、工事の広告でもあります。
検索で見つけてもらうためのページだからこそ、建設業法や景品表示法など、工事や表示にかかわる法令に合っているかを確かめてから公開します。
ルール①|建設業の許可が要る工事と、許可番号の載せ方
建設工事を請け負う会社は、工事の金額によって建設業の許可が必要になります。
建設工事の完成を請け負うことを営業するには、その工事が公共工事であるか民間工事であるかを問わず、建設業法第3条に基づき建設業の許可を受けなければなりません。
引用元:国土交通省「建設業の許可とは」
ただし、同じページでは、金額の小さい工事だけを請け負う場合は、許可を受けなくてもよいとされています。
その対象となる軽微な建設工事は、建築一式工事なら1件の請負代金が1,500万円未満の工事か延べ面積150㎡未満の木造住宅工事、それ以外の工事なら1件の請負代金が500万円未満の工事です。
この金額には消費税を含むため、税抜きの見積もりで判断しないように注意が必要です。
許可を受けている会社は、会社概要に許可番号と許可を受けた業種を載せると、施主が確かめやすくなります。
許可を受けていない会社は、請け負える工事の金額の範囲に気をつけ、サイトで大きな工事まで受けられるように見える書き方をしないようにします。
建設業の許可の有無と業種は、会社概要の目立つ場所に正しく書きましょう。
ルール②|「今だけ半額」は、比べる価格の根拠をそろえてから
リフォームの広告では、「キャンペーン価格」「今だけ〇〇%オフ」のような値引きの表示がよく使われます。
景品表示法は、価格などの取引条件を実際より著しく有利に見せる有利誤認表示を禁じています。
具体的には、商品・サービスの取引条件について、実際よりも有利であると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に安いわけでもないのに、あたかも著しく安いかのように偽って宣伝する行為が有利誤認表示に該当します。
引用元:消費者庁「有利誤認とは」
消費者庁のページでは、基本の価格を書かずに「今なら半額」と表示しながら、実際には半額と認められない料金で請け負っていた例も紹介されています。
同じページには、わざとでなく誤って表示した場合でも、有利誤認表示に当たれば規制されることも書かれています。
値引きを打ち出すときは、比べる元の価格で実際に請け負っていたことと、キャンペーンの期限を説明できるようにしてから載せます。
値引きの表示は、元の価格の根拠と期限を説明できるものだけにしましょう。
ルール③|保険や団体への加入は、事実だけを書く
リフォームには、工事のあとに欠陥が見つかったときに備えるリフォーム瑕疵保険や、国が登録した住宅リフォーム事業者団体など、施主の安心につながる仕組みがあります。
こうした保険や団体は、加入している、登録しているという事実があるときだけ書き、工事ごとに保険を付けるかどうかが変わる場合は、その点も添えます。
資格も同じで、建築士や施工管理技士など、社内に在籍する人が実際に持っている資格だけを、氏名とあわせて載せます。
安心につながる情報ほど、事実と条件を正確に書くことが信頼につながります。
ルール④|お客さまの写真や声は、掲載の同意を取ってから
施工事例には、家の外観や室内、ときにはお客さまの顔や声が写ります。
住所がわかる外観や表札、家族の写真を、本人の同意がないまま載せると、トラブルのもとになります。
契約や引き渡しのときに、事例として載せてよい範囲(外観・室内・お名前のイニシャル・地域名)を書面で確かめておくと、現場の担当者も迷いません。
事例の掲載の同意は、工事の流れの中に組み込んで、毎回同じように取りましょう。
リフォームのSEOで避けたい5つのやり方

この章でわかること
- NG①|カタログや他社の写真を、自社の施工事例として載せる
- NG②|中身が同じ地域のページを、市町村の数だけ作る
- NG③|割引をする代わりに、星の評価を書いてもらう
- NG④|「地域で一番」など、根拠のない言葉を並べる
- NG⑤|「点検したら傷んでいた」で不安をあおる

検索で上に出したい気持ちが強いほど、近道に見えるやり方に手を出しやすくなります。
ここでは、リフォーム会社のサイトで見かけやすく、検索の面でも信頼の面でも損をするやり方を5つ挙げます。
NG①|カタログや他社の写真を、自社の施工事例として載せる
事例が少ないうちは、設備メーカーのカタログ写真や、他社のサイトの写真を借りたくなるかもしれません。
しかし、自社で施工していない写真を事例のように見せるのは、施主を誤解させるうえ、写真の権利の面でも問題があります。
商品の写真を使うときは「商品のイメージ」と明記し、施工事例には自社の現場で撮った写真だけを使います。
事例が少ないうちは、件数より1件ごとの中身の濃さで勝負しましょう。
NG②|中身が同じ地域のページを、市町村の数だけ作る
施工エリアを広く見せるために、市町村の名前だけを入れ替えた同じ文章のページを大量に作るやり方があります。
Googleは、こうしたページを誘導ページの不正使用として、スパムに関するポリシーで取り上げています。
誘導ページの不正使用とは、特定の類似した検索語句で検索結果の上位に表示されることを目的にサイトまたはページを作成することです。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
同じポリシーでは、特定の地域や都市を対象にしたページを複数持ち、そこから1つのページにユーザーを誘導するやり方も例に挙げています。
地域のページを作るなら、その地域で実際に手がけた事例、移動にかかる時間、地域の家に多い傷み方など、そのページにしかない情報を入れます。
地域のページは、実際に施工した地域から、中身のあるものだけを作りましょう。
NG③|割引をする代わりに、星の評価を書いてもらう
「クチコミを書いてくれたら工事代金から割り引きます」というお願いは、Googleビジネスプロフィールのルールで禁じられています。
クチコミの投稿、クチコミの変更、否定的なクチコミの削除と引き換えに、無料または割引価格で商品やサービスを提供するといったインセンティブを顧客に提供することは、虚偽のエンゲージメントと見なされ、固く禁じられています。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」
クチコミは、引き渡しのあとに感想を聞く流れの中で、QRコードやリンクを渡して素直にお願いするのが基本です。
届いたクチコミには、良い内容でも厳しい内容でも、担当者が事実に沿って丁寧に返信します。
クチコミは見返りなしでお願いし、届いた声には担当者の言葉で返信しましょう。
NG④|「地域で一番」など、根拠のない言葉を並べる
「地域で一番安い」「満足度トップクラス」のような言葉は、調べた根拠がなければ書かないようにします。
根拠のない比較の言葉は、景品表示法の面で問題になるおそれがあるうえ、施主から見ても決め手になりません。
「浴室の交換を年に何件手がけているか」のように自社で数えられる事実や、「〇〇市内なら翌日までに伺える」のような具体的な約束のほうが、選ぶ理由になります。
飾りの言葉より、自社で確かめられる事実を書きましょう。
NG⑤|「点検したら傷んでいた」で不安をあおる
屋根や外壁の記事で、「放っておくと家が傷む」「今すぐ工事を」と強い言葉で不安をあおる書き方は避けます。
点検商法のトラブルが知られるようになった今、不安をあおる文章は、かえって施主に警戒されます。
傷みの見分け方と、すぐに工事が要る状態とまだ様子を見てよい状態の違いを、写真つきで落ち着いて説明する記事のほうが信頼されます。
記事は施主を急がせるためではなく、自分で判断できるようにするために書きましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
検索広告とSEOは「工事の急ぎ度」で使い分ける

この章でわかること
- 使い分け①|水漏れや故障の「今すぐ」は、検索広告で受ける
- 使い分け②|外壁や断熱のような計画の工事は、SEOで育てる
- 使い分け③|広告の検索語句から、記事のテーマを拾う
- 使い分け④|季節の波に合わせて、広告と記事の準備をずらす
- 使い分け⑤|広告もSEOも、同じ表示のルールで書く

弊社カルテットは、リスティング広告などの運用型広告の運用代行を本業としながら、SEOのご支援もしています。
リフォームは、工事によって施主が考える時間が大きく違うため、検索広告とSEOの役割を分けて考えると、予算を無駄にしにくくなります。
使い分け①|水漏れや故障の「今すぐ」は、検索広告で受ける
トイレの水漏れや給湯器の故障のように、その日のうちに直したい依頼は、検索してすぐ電話をかける人が中心です。
記事が上位に出るまで待てないこうした依頼は、検索広告で「地名+修理」などの言葉に広告を出し、電話のボタンが目立つページで受けます。
広告を出す時間を電話に出られる時間に合わせ、営業時間外の受け方も決めておくと、広告費の無駄を減らせます。
急ぎの依頼は、広告と電話の体制をセットで整えて受けましょう。
使い分け②|外壁や断熱のような計画の工事は、SEOで育てる
外壁塗装、キッチンの入れ替え、断熱の改修、バリアフリーの工事は、何社か見比べながら時間をかけて決める人が多い工事です。
その間、施主は費用の考え方、塗料の違い、補助金の使い方などを何度も調べるので、記事や事例のページに繰り返し出会ってもらえます。
SEOで育てたページは、広告を止めても読まれ続けるため、計画の工事ほど、事例と記事の積み上げが効いてきます。
考える時間の長い工事ほど、記事と事例で比べる人に選ばれる準備をしましょう。
使い分け③|広告の検索語句から、記事のテーマを拾う
検索広告を出していると、管理画面の検索語句のレポートで、実際にどんな言葉で検索した人が広告をクリックしたかがわかります。
「浴室 寒い 工事 費用」「外壁 ひび 自分で」のような語句の中から、問い合わせにつながったものを選んで記事にすると、相談に結びつきやすいテーマから書けます。
広告とSEOを組み合わせる考え方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。
広告のデータは、問い合わせにつながる記事のテーマを選ぶ材料として使いましょう。
使い分け④|季節の波に合わせて、広告と記事の準備をずらす
リフォームの相談は季節に左右されやすく、冬なら浴室の寒さや給湯器、梅雨や台風の時期なら雨漏りや屋根のように、時期ごとに話題が移ります。
去年の問い合わせの記録を月ごとに並べると、自社にとっての繁忙期と、記事を準備しておく時期が見えてきます。
記事は公開してから読まれるまでに時間がかかるので、相談が増える時期の2〜3か月前に書いておき、その時期が来たら広告で後押しします。
記事は季節の前に、広告は季節のさなかに動かすと、両方の力を生かせます。
使い分け⑤|広告もSEOも、同じ表示のルールで書く
検索広告には広告の審査がありますが、審査を通ったからといって、景品表示法などの法令に合っているとは限りません。
広告の文とサイトの文で、価格や値引きの書き方がずれていると、施主に不信感を持たれる原因にもなります。
広告とサイトの両方の文を、同じ担当者が同じルールで確かめる体制にしておくと安心です。
広告とあわせた集客の進め方に迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングで、検索広告のデータを使ったテーマ選びからご相談いただけます。
広告とサイトの言葉をそろえることが、表示のトラブルを防ぐ近道です。
リフォーム会社のWeb担当者が動く最初の90日

この章でわかること
- ステップ①|1か月目は、写真と同意の決まりを現場と決める
- ステップ②|2か月目は、主力の工事のページと事例をそろえる
- ステップ③|3か月目は、お客さまの質問から記事を書き、数字を見直す

リフォーム会社のWeb担当者は、事務や営業と兼任していることが多く、SEOだけに時間を使えないのが普通です。
最初の90日は、新しい記事を大量に書くことより、現場から写真と情報が自然に集まる仕組みを作ることに力を入れます。
ステップ①|1か月目は、写真と同意の決まりを現場と決める
まず、Search ConsoleとGoogleビジネスプロフィールの登録を確かめ、今どんな言葉でサイトが表示されているかを見ておきます。
Search Consoleの使い方は、Google Search Consoleについてで解説しています。
次に、職人や現場の担当者と、施工前・工事中・施工後の写真を同じ角度で撮ることと、事例の掲載の同意をもらうことを決めます。
写真とメモを送る先を、共有のフォルダやチャットの1か所にまとめると、現場の負担を増やさずに材料が集まります。
1か月目は、ページを作るより、材料が集まる流れを作ることを優先しましょう。
ステップ②|2か月目は、主力の工事のページと事例をそろえる
会社がいちばん受けたい工事を1つか2つ選び、症状のページ、工事のページ、価格の目安、施工事例をひとまとまりで作ります。
事例は過去の工事から、写真と費用がそろっているものを選び、お客さまの同意を取り直したうえで載せます。
会社概要に許可番号や担当者の紹介をそろえるのも、この時期にまとめて済ませます。
2か月目は、主力の工事について、施主が知りたいことが1か所でそろう状態を目指しましょう。
ステップ③|3か月目は、お客さまの質問から記事を書き、数字を見直す
電話や現地調査で聞かれた質問を書き出し、何度も聞かれるものから順に記事にします。
検索広告を出しているなら、検索語句のレポートから問い合わせにつながった語句を拾い、記事のテーマに加えます。
月末には、Search Consoleの表示回数とクリック数、問い合わせの件数を並べ、どのページから相談が来ているかを確かめます。
3か月目に見直す数字
- 主力の工事のページの表示回数とクリック数
- 施工事例のページから問い合わせのページへ進んだ数
- 電話・フォーム・ビジネスプロフィールからの問い合わせの件数
- 広告の検索語句のうち、問い合わせにつながった語句
3か月目からは、お客さまの質問と数字をもとに、書く記事の順番を決めましょう。

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リフォームのSEOでよく聞かれる質問

この章でわかること
- 質問①|一括見積もりサイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
- 質問②|施工事例は、何件くらい載せれば効果がある?
- 質問③|ブログは社長や職人が書かないといけない?
- 質問④|扱う工事を絞ったほうが、検索に強くなる?
- 質問⑤|効果が見えるまで、どのくらいかかる?
質問①|一括見積もりサイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
一括見積もりサイトやポータルサイトは、まだ依頼先を決めていない人に会社を知ってもらうのに役立ちます。
ただ、そこで会社の名前を知った人の多くは、次に会社名で検索して、自社サイトで事例や会社の雰囲気を確かめます。
そのときに事例が古いままだったり、価格の考え方がわからなかったりすると、比べている他社に流れてしまいます。
ポータルに載っていても、最後に確かめられる場所として自社サイトは欠かせません。
質問②|施工事例は、何件くらい載せれば効果がある?
何件あれば検索で上に出る、という決まった数はありません。
大切なのは、件数よりも1件ごとに悩み、費用、工期、写真がそろっていることと、主力の工事の事例が途切れずに増えていることです。
まずは月に数件でも、決まった形で載せ続けることを目標にします。
事例は数を急ぐより、決まった形で続けることを大切にしましょう。
質問③|ブログは社長や職人が書かないといけない?
社長や職人が文章を書く必要はありませんが、記事の中身は現場の人の知識から作るのが理想です。
Web担当者が職人に10分ほど話を聞き、写真とメモをもとに文章にまとめるやり方なら、現場の負担を小さくできます。
書いた記事は、公開する前に現場の人に読んでもらい、工事の説明が正しいかを確かめます。
書くのはWeb担当者、中身を確かめるのは現場の人、という分担が続けやすい形です。
質問④|扱う工事を絞ったほうが、検索に強くなる?
扱う工事をむやみに減らす必要はありませんが、ページを厚くする順番は絞ったほうが成果が見えやすくなります。
なんでも少しずつ載せたサイトより、主力の工事について症状、価格、事例、よくある質問までそろったサイトのほうが、施主にとっても頼みやすく見えます。
主力の工事のページが育ってから、次の工事に広げていく順番がおすすめです。
工事の種類は絞らなくても、力を入れる順番は決めておきましょう。
質問⑤|効果が見えるまで、どのくらいかかる?
SEOは、ページを公開してから検索で表示され、読まれるようになるまでに時間がかかる取り組みです。
表示されるまでの時間や順位は、競合の状況やサイトの状態によって変わるため、決まった期間を約束することはできません。
まずは3か月ほどの単位で、表示回数や問い合わせの数が動いているかを見て、続けるページと直すページを決めていきます。
急ぎの集客は広告に任せ、SEOは数か月単位で育てるつもりで取り組みましょう。
まとめ|リフォームのSEOは、現場の記録を積み上げた会社が選ばれる

この記事の要点
- 施主は症状、工事の名前、費用と補助金、会社の安心の順に調べる
- 施工事例は悩み・費用・工期・写真を決まった形で1件ずつ残す
- 価格は税込み・工事費込みの目安と、含まないものをセットで書く
- 建設業の許可、値引きの表示、保険や資格は事実だけを正しく書く
- 急ぎの工事は検索広告、計画の工事はSEOと、役割を分けて育てる
リフォームのSEOは、特別なテクニックよりも、現場で起きていることを正しく記録し、施主が知りたい順に並べることで成果が積み上がります。
施工事例や価格の目安は、一度作れば広告を止めても読まれ続ける、会社の資産になります。
どの工事から手をつけるか迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談をご利用ください。
得意な工事と施工エリア、今の問い合わせの状況を伺い、検索広告のデータも使いながら、最初の90日の進め方を一緒に考えます。

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