外構工事のSEO対策とは、カーポートやフェンス、門まわりの工事を考える人が検索したときに自社サイトを見つけてもらい、現地調査や見積もりの依頼につなげる取り組みのことです。
写真で会社を選ぶ人が多いため、施工事例の作り込みと正しい価格表示が鍵です。本記事では、外構会社のWeb担当者に向けて、施策と表示のルール、立ち上げの進め方を解説します。

この記事でわかること
- 部位・写真・地域で変わる、外構工事の探され方
- 施工事例と費用のページを軸にした、Web担当者の施策
- 価格の表示やお客様の声で守る、景品表示法などのルール
- 地名ページの量産やクチコミの見返りなど、避けたいこと
- 検索広告とSEOの使い分けと、最初の3か月の進め方
なお、施工事例はあるのに問い合わせにつながらないとお悩みの方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
施工エリアや広告の出し方も伺いながら、どの工事のページから整えるかを一緒に決めます。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
外構工事のSEO対策とは?部位・写真・地域で探される業種

この章でわかること
- 特徴①|工事の部位ごとに検索の言葉が変わる
- 特徴②|写真を見てから会社を選ぶ人が多い
- 特徴③|施工エリアの中から会社が選ばれる
- 特徴④|新築の時期と困りごとの時期で探し方が違う

外構工事は、門まわりから駐車場、フェンス、庭まで、家の外まわりの工事をまとめた呼び方です。
検索する人は「外構工事」という言葉より、工事したい部位や困りごとの言葉で探すことが多く、ここがSEOの出発点になります。
特徴①|工事の部位ごとに検索の言葉が変わる
カーポートを付けたい人は「カーポート 2台用 費用」、目隠しがほしい人は「目隠しフェンス 高さ」のように、部位と目的を組み合わせて検索します。
同じ会社への依頼でも、部位ごとに知りたいことが違うため、1つのサービス紹介ページだけでは受け止めきれません。
エクステリアという言葉で探す人もいるので、サイトの中では外構とエクステリアの両方の言い方を自然に使っておきます。
検索の受け皿は、外構の部位と工事の種類ごとに用意しましょう。
特徴②|写真を見てから会社を選ぶ人が多い
外構は仕上がりを目で見て決める工事なので、施工例の写真を何枚も見比べてから問い合わせる人が多くいます。
Googleの画像検索や、写真の多いSNSから施工事例のページに来る人もいるため、写真そのものが入口になります。
写真が少ない会社や、どの工事の写真かがわからない会社は、比べる段階で候補から外れやすくなります。
施工事例の写真は、外構会社にとって大切な営業資料だと考えましょう。
特徴③|施工エリアの中から会社が選ばれる
外構工事は現地で施工するため、依頼する人は自宅まで来てくれる地域の会社を探します。
「地域名+外構工事」のような検索や、地図の検索結果から会社を比べる人も少なくありません。
どの市町村まで対応しているのか、現地調査に来てもらえるのかがサイトでわからないと、問い合わせの前に離れてしまいます。
施工エリアと現地調査の流れは、どのページからも見つけやすくしておきましょう。
特徴④|新築の時期と困りごとの時期で探し方が違う
新築の施主は、家の打ち合わせが進む時期から、ハウスメーカーが出す外構の見積もりと地域の外構会社を比べ始めます。
すでに住んでいる人は、駐車場を広げたい、古いブロック塀が心配、雑草の手入れが大変、といった困りごとが起きたときに探します。
前者は会社と費用の比較、後者は困りごとの解決方法を知りたいので、用意するページの中身も変わります。
新築の施主向けと、住んでいる人の困りごと向けで、ページを分けて考えましょう。
外構会社のWeb担当者が進めるSEOの施策

この章でわかること
- 施策①|施工事例を「工事の記録」として1件ずつ作る
- 施策②|工事の種類ごとに費用と選び方のページを作る
- 施策③|商品名で探す人に、施工した目線の比較を書く
- 施策④|写真のファイル名と代替テキストを整える
- 施策⑤|Googleビジネスプロフィールに施工エリアと写真を載せる
- 施策⑥|資格と現地調査の流れを見せる

外構会社のSEOで使う素材は、現場の写真、見積書、図面やパース、営業が受けた相談など、社内にすでにそろっています。
Web担当者の役目は、それらを検索する人の疑問に合う形に並べ直し、ページとして積み上げることです。
施策①|施工事例を「工事の記録」として1件ずつ作る
施工事例のページを、写真を並べるだけの一覧で終わらせている会社は少なくありません。
図のように、施主の悩み、工事の内容、使った商品、費用の目安、担当者のひとことまで書くと、1件の事例が工事の記録になります。
文字の情報が増えると、写真だけでは拾えない「目隠し」「駐車場の拡張」のような悩みの言葉でも見つけてもらえます。
施工事例のページに書く項目
- 施主の悩みと、相談のきっかけ
- 工事した部位と、使った商品・色
- 面積や工期などの工事の規模
- 何を含む金額かを添えた費用の目安
- 担当者が工夫した点と、施工後の様子
施主の家が特定されないよう、表札や車のナンバー、住所がわかる写真は載せる前に確かめます。
施工事例は、写真に悩み・工事の内容・費用を添えて1件ずつ作り込みましょう。
施策②|工事の種類ごとに費用と選び方のページを作る
「カーポート 費用」「土間コンクリート 費用」のように、工事の種類と費用を組み合わせた検索は、依頼を考え始めた人の入口です。
社長や営業担当と見積書を見返し、工事の種類ごとに、費用が上下する条件をまとめたページを作ります。
金額を言い切るより、広さや既存の撤去の有無、地盤の状態で費用が変わることを、施工事例とつなげて説明するほうが読み手の判断に役立ちます。
費用と選び方のページを作りたい工事の例
- カーポート・サイクルポート
- 目隠しフェンス・ブロック塀
- 駐車場の土間コンクリート
- 門柱・アプローチ
- ウッドデッキ・テラス屋根
- 人工芝・防草シート
費用のページは、金額が変わる条件と施工事例をセットで見せましょう。
施策③|商品名で探す人に、施工した目線の比較を書く
外構の商品はエクステリアのメーカーごとに名前があり、カタログで候補を決めてから商品名で検索する人もいます。
メーカーのサイトにある性能の説明を写すのではなく、施工した会社だからわかる、取り付けの条件や仕上がりの違いを書きます。
柱の位置と駐車のしやすさ、屋根材と夏の日差しの感じ方など、施主から実際に受けた質問を材料にすると、比べたい人の疑問に合います。
商品のページは、カタログにない施工の現場の情報で差をつけましょう。
施策④|写真のファイル名と代替テキストを整える
写真が入口になる外構工事では、画像の情報を検索エンジンに伝える作業が欠かせません。
Googleは、画像の内容を伝えるうえで代替テキストが重要だと説明しています。
画像に関してより多くのメタデータを提供するうえで最も重要な属性は、代替テキスト(画像について説明するテキスト)です。
引用元:Google検索セントラル「画像の SEO ベスト プラクティス」
「IMG_0123.jpg」のようなファイル名は「carport-before.jpg」のように中身のわかる名前に変え、代替テキストには「木目調の目隠しフェンスを設置した住宅の外観」のように写っているものを書きます。
同じページでは、代替テキストにキーワードを羅列することは避けるよう注意されています。
写真は、ファイル名と代替テキストまで整えてから公開しましょう。
施策⑤|Googleビジネスプロフィールに施工エリアと写真を載せる
「近くの外構屋さん」のように地図で探す人には、Googleビジネスプロフィールの情報が入口になります。
外構会社のように施主の家で工事する業種は、Googleのガイドラインでいう非店舗型ビジネスにあたります。
非店舗型ビジネス(顧客の所在地でサービスを提供するビジネス)の場合、拠点となるオフィスや店舗の住所に対して 1 つのプロフィールを作成し、サービス提供地域を指定します。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」
展示場や事務所に営業時間中スタッフがいて来店の相談を受けている場合は、その住所を表示したうえで、サービス提供地域も指定できるとされています。
施工写真を定期的に追加し、サイトの施工エリアの表記と食い違わないようにそろえます。地図検索の基本はMEO対策の解説でまとめています。
地図の情報は、施工エリアと写真をサイトとそろえて更新しましょう。
施策⑥|資格と現地調査の流れを見せる
外構工事は金額が大きく、家の顔になる工事なので、誰が設計し、誰が施工するのかを知ってから相談したい人がいます。
担当者のプロフィールには、公益社団法人日本エクステリア建設業協会のエクステリアプランナーやブロック塀診断士などの資格と、得意な工事を載せます。
建設業の許可を受けている場合は許可の番号を、自社で施工するか協力会社と施工するかも、会社概要で正直に示します。
問い合わせから現地調査、プランの提案、契約、着工までの流れを写真つきで見せておくと、初めての人も相談しやすくなります。
書き手や監修者を明らかにする考え方は、E-E-A-Tの解説も参考にしてください。
資格と担当者、相談から着工までの流れを見せて、安心して問い合わせてもらいましょう。

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外構会社がサイトの表示で守るルール

この章でわかること
- ルール①|商品代だけの金額を工事費込みに見せない
- ルール②|メーカー希望小売価格との比較は根拠を確かめる
- ルール③|お客様の声は、事業者の表示とわかる形で載せる
- ルール④|ブロック塀の記事は建築基準法の基準に合わせる

外構会社のサイトには、商品の価格やキャンペーン、お客様の声など、景品表示法にかかわる表示が多く載ります。
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)は、実際より著しく有利だと誤認される価格の表示などを、不当表示として規制しています。
ルール①|商品代だけの金額を工事費込みに見せない
カーポートやフェンスの価格を大きく載せ、工事費や撤去の費用が別になることを小さくしか書かない表示は、施主の誤解を招きます。
消費者庁の考え方では、不当表示に該当するおそれのある表示として、次のものを挙げています。
通常他の関連する商品や役務と併せて一体的に販売されている商品について、これらの関連する商品や役務の対価を別途請求する場合に、その旨を明示しないで、商品の販売価格のみを表示すること。
引用元:消費者庁「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」第3の2
同じ資料には、クロスの張り替えの価格が実はクロスそのものの代金で、別に施工料金がかかる、という内装工事の例も載っています。
外構でも、金額のすぐそばに「商品代のみ」「標準工事費込み」のどちらかを書き、既存の撤去や残土処分が追加になる条件も添えます。
価格を載せるときは、その金額に何が含まれるかを同じ場所に書きましょう。
ルール②|メーカー希望小売価格との比較は根拠を確かめる
「メーカー希望小売価格から〇%OFF」のように、高い価格と並べて安さを見せる表示を二重価格表示といいます。
消費者庁の考え方では、メーカーが希望小売価格を設定していない商品や撤廃した商品に、任意の価格を希望小売価格として並べることを、不当表示のおそれがある例に挙げています。
販売するものと同じではない商品の希望小売価格と比べることも、問題になりうる例として挙がっています。
カタログが改訂されると価格や仕様が変わることがあるため、比べる価格は最新のカタログで確かめ、サイズや仕様が同じ商品どうしで並べます。
比べる価格の根拠が確かめられないときは、二重価格表示そのものをやめましょう。
ルール③|お客様の声は、事業者の表示とわかる形で載せる
令和5年10月1日から、広告であることを隠した表示、いわゆるステルスマーケティングが、景品表示法の不当表示として規制されています。
事業者が自己の供給する商品又は役務の取引について行う表示であって、一般消費者が当該表示であることを判別することが困難であると認められるもの
引用元:消費者庁「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(令和5年内閣府告示第19号)
社員や関係者が施主を装って口コミを書くことや、依頼して書いてもらった紹介を広告と明かさずに載せることは、この規制にかかわりえます。
お客様の声は実際にいただいた内容を変えずに載せ、SNSで施工事例を紹介してもらうときは、依頼したものだとわかる表記を付けます。
お客様の声は実際の声だけを載せ、依頼した紹介は広告だとわかるようにしましょう。
ルール④|ブロック塀の記事は建築基準法の基準に合わせる
ブロック塀の撤去や作り替えの記事は、外構会社ならではのテーマですが、安全にかかわる内容なので法令と合わせて書きます。
建築基準法施行令の第62条の8は、補強コンクリートブロック造の塀について、高さを2.2m以下とすることや、壁の厚さ、控壁の間隔などの基準を定めています。
自治体によっては、古いブロック塀の撤去に補助の制度を設けていることがありますが、制度の有無や条件はそれぞれ違います。
記事では一般的な基準の説明にとどめ、補助の条件は「お住まいの市区町村の窓口で確かめる」と添えておくと、読み手を誤った判断に導きません。
安全にかかわる記事は、法令の原文と自治体の情報で確かめてから書きましょう。
外構工事のSEOでやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|市町村名だけを入れ替えたページを量産する
- NG②|メーカーのカタログの文をそのまま写す
- NG③|割引と引き換えにクチコミを頼む
- NG④|他社やSNSの施工写真を無断で使う

外構会社のサイトでは、検索の入口を増やそうとして、かえってGoogleのポリシーに反する作り方をしてしまう例があります。
どれも短い期間でページ数を増やせるように見えますが、読み手の役に立たないページは評価を下げる原因になります。
NG①|市町村名だけを入れ替えたページを量産する
施工エリアの市町村ごとに、地名だけを入れ替えた同じ文のページを作るのは、Googleのいう誘導ページにあたるおそれがあります。
誘導ページの不正使用とは、特定の類似した検索語句で検索結果の上位に表示されることを目的にサイトまたはページを作成することです。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
ポリシーでは、特定の地域や都市を対象としたページを複数持ち、1つのページにユーザーを誘導する例も挙げられています。
図のように、その町の施工事例や地形・気候の事情を書ける町だけを単独のページにし、事例の少ない町は近くの町とまとめたエリアのページで扱います。
地名のページは、その町ならではの施工事例を書ける町だけに絞りましょう。
NG②|メーカーのカタログの文をそのまま写す
商品のページで、メーカーのカタログやサイトの説明文をそのまま写すと、ほかの販売店のページと同じ中身になります。
Googleの「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」では、他のソースを参考にしたコンテンツが、単なるコピーや書き換えではなく付加価値とオリジナリティを示しているかを、自己評価の質問に挙げています。
仕様の数字はメーカーの資料で確かめたうえで、施工の条件や施主の感想など、自社にしか書けない情報を中心に組み立てます。
カタログの文は写さず、施工した会社の言葉で書き直しましょう。
NG③|割引と引き換えにクチコミを頼む
工事のあとに「クチコミを書いてくれたら次の工事を割引」と頼む方法は、Googleマップのポリシーで禁じられています。
クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。
引用元:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」
ポリシーに反するクチコミは削除の対象になり、実際に満足した施主の声まで疑われる原因になりかねません。
引き渡しのときに、お礼とあわせてクチコミの投稿をお願いするだけにとどめ、見返りは付けません。
クチコミは見返りなしでお願いし、届いた声には丁寧に返信しましょう。
NG④|他社やSNSの施工写真を無断で使う
写真が足りないからといって、他社のサイトやSNSに載っている施工写真を使うのは避けます。
写真には撮影した人や会社の権利があるため、自社で撮った写真か、使ってよいと許可を得た写真だけを載せます。
メーカーの商品写真も、販売店が使える範囲が決められていることがあるので、利用の条件を確かめます。
施工事例には、自社の現場で撮った写真だけを使いましょう。

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問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
検索広告とSEOの使い分け

この章でわかること
- 使い分け①|急ぐ相談は検索広告で受ける
- 使い分け②|検索語句レポートからページのテーマを拾う
- 使い分け③|広告の配信地域と施工エリアの表記をそろえる
- 使い分け④|広告文とサイトで価格の書き方をそろえる

弊社(カルテット)は検索広告の運用を本業としており、外構会社の集客でも広告とSEOを組み合わせて考えます。
広告は出した日から表示でき、SEOは時間がかかるかわりにページが残るため、役割を分けると無駄が減ります。
使い分け①|急ぐ相談は検索広告で受ける
新築の引き渡しが近い施主や、壊れたフェンスをすぐ直したい人など、早く相談したい人は検索広告で受けるのが向いています。
SEOで上位に育つまで待てない工事の語句は広告で受けながら、並行して費用や施工事例のページを整えます。
工事の予定が埋まっている時期は広告を絞り、ページは残したまま次の時期に備えられるのも、組み合わせる利点です。
急ぐ相談は広告で、時間をかけて育てる入口はSEOで受けましょう。
使い分け②|検索語句レポートからページのテーマを拾う
検索広告の管理画面では、実際に広告が表示された検索語句と、そこからの問い合わせを確かめられます。
図のように、問い合わせにつながった語句を費用・商品・悩み・地域・新築に分けると、SEOで作るページの優先順位が決まります。
反対に、自分で工事したい人の語句のように問い合わせにつながらない語句は、広告では除外キーワードにし、記事も後回しにします。
考え方はリスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。広告の検索語句の見方から相談したい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングへお問い合わせください。
ページのテーマは、広告で問い合わせが出た語句から先に選びましょう。
使い分け③|広告の配信地域と施工エリアの表記をそろえる
検索広告は、広告を表示する地域を細かく決めて配信できます。
広告を出している地域と、サイトに書いた施工エリアが食い違うと、広告から来た人が「うちは対象外かもしれない」と迷います。
広告で問い合わせの多い地域は、施工事例を増やして、エリアのページを充実させる候補にもなります。
広告の配信地域と、サイトの施工エリアの表記をそろえましょう。
使い分け④|広告文とサイトで価格の書き方をそろえる
広告文で「工事費込み」と書きながら、サイトでは商品代だけを大きく載せていると、広告から来た人の期待とずれてしまいます。
広告文もサイトの表示も景品表示法の対象になるため、価格の書き方と使わない言葉の一覧を社内で共通にしておきます。
広告文とサイトで、価格の書き方を同じルールにそろえましょう。
Web担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 1か月目|施工写真と見積書を棚卸しする
- 2か月目|施工事例の型を決めて作り直す
- 3か月目|費用と選び方のページを出し始める

外構会社のSEOは、Web担当者ひとりでは進みません。
現場の工程表と同じように、社長・営業・現場担当に何をいつお願いするかを先に決めると、ふだんの仕事と両立しやすくなります。
1か月目|施工写真と見積書を棚卸しする
まず、サイトにある施工事例と、社内に眠っている施工写真を一覧にします。
棚卸しの表に書き出す項目
- 施工事例のURLと、工事した部位・地域
- ビフォー・アフターの写真がそろっているか
- 費用の目安や使った商品が書かれているか
- そのページからの問い合わせの件数
- Search Consoleで表示されている主な検索語句
社長や営業担当には見積書を見返してもらい、工事の種類ごとの費用の幅をまとめます。Search Consoleの見方はSearch Consoleの解説をご覧ください。
現場担当には、着工前と完成後に同じ角度で写真を撮る決まりを、この月から始めてもらいます。
1か月目は、ページを増やす前に、手元の写真と見積書を数えるところから始めましょう。
2か月目|施工事例の型を決めて作り直す
2か月目は、施工事例のページの型を決め、棚卸しで見つけた事例から順に作り直します。
あわせて営業担当と一緒に、サイトの価格の表示が工事費の範囲を正しく伝えているかを点検します。
型が決まると、現場担当や営業担当からの聞き取りも同じ項目で進められ、1件あたりの手間が減ります。
2か月目は、事例の型を決めて、今あるページの質をそろえましょう。
3か月目|費用と選び方のページを出し始める
3か月目からは、検索広告の検索語句や営業が受けた相談をもとに、費用と選び方のページを出し始めます。
ページの最後には関連する施工事例と、現地調査の申し込み窓口へのリンクを置きます。
公開したページは、営業担当が商談で資料として使えるよう、社内でも共有します。
3か月目からは、月ごとに作るページの数を決めて続けましょう。

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外構工事のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|ハウスメーカーからの下請けが中心でもSEOは要る?
- 質問②|施工事例は何件そろえればいい?
- 質問③|InstagramがあればSEOは要らない?
- 質問④|価格はサイトに載せたほうがいい?
- 質問⑤|成果が見えるまで、どれくらいかかる?
ここでは、外構会社のWeb担当者から弊社がよく受ける質問に、順にお答えします。
質問①|ハウスメーカーからの下請けが中心でもSEOは要る?
下請けの仕事が中心でも、施主から直接相談を受けられる入口があれば、価格や工期を自社で決められる仕事を増やせます。
まずは自社で施工した事例のうち、元請けや施主の了承を得られたものから載せていくと、無理なく始められます。
下請けが中心の会社ほど、直接の相談の入口としてSEOを育てましょう。
質問②|施工事例は何件そろえればいい?
件数の目安より、1件ずつの中身がそろっていることのほうが大切です。
部位や地域が偏らないように、主な工事の種類ごとに数件ずつ、悩みと費用まで書いた事例をそろえるところから始めます。
施工事例は数を追う前に、工事の種類ごとに中身のそろった事例を用意しましょう。
質問③|InstagramがあればSEOは要らない?
Instagramは写真で興味を持ってもらうのに向いていますが、費用の考え方や施工エリア、相談の流れまでは伝えきれません。
投稿からサイトの施工事例や費用のページへ案内し、検索から来た人とSNSから来た人が同じページで判断できるようにします。
SNSは興味の入口、サイトは比べて決める場所と役割を分けましょう。
質問④|価格はサイトに載せたほうがいい?
外構工事は現地の条件で金額が変わるため、金額を載せないと決めている会社もあります。
それでも費用を知りたい人は多いので、施工事例ごとの費用の目安や、金額が変わる条件を載せると、問い合わせ前の不安を減らせます。
載せる場合は、ルールの章で見たとおり、その金額に何が含まれるかを同じ場所に書きます。
価格は、含まれる範囲と変わる条件を添えて、目安として載せましょう。
質問⑤|成果が見えるまで、どれくらいかかる?
Googleの「SEO スターター ガイド」では、変更が検索結果に反映されるまでの時間は変更によって違い、数時間で済むものもあれば数か月かかるものもあると説明されています。
施工事例や費用のページを出してすぐに問い合わせが増えるとは限らないため、急ぐ相談は検索広告で受けながら、表示回数や順位の動きを月ごとに見ていきます。
SEOは月単位で効果を見て、急ぐ相談は広告で補いましょう。
まとめ|外構工事のSEOは施工事例と正しい価格表示で育てる

この記事の要点
- 外構工事は部位・写真・地域で探されるので、部位ごとに受け皿のページを作る
- 施工事例は、写真に悩み・工事の内容・費用を添えた工事の記録にする
- 価格は何が含まれる金額かを書き、二重価格表示は根拠を確かめる
- 地名だけを替えたページやクチコミの見返りは、Googleのポリシーに反する
- 急ぐ相談は検索広告で受け、問い合わせが出た語句をページのテーマにする
外構工事のSEO対策は、部位と地域ごとに、施工事例と費用のページで検索する人の疑問に答える取り組みです。
価格やお客様の声の表示は景品表示法にもかかわるため、工事費の範囲と根拠をはっきりさせながら進めます。
広告とあわせた集客の組み立てや、施工事例の作り直しの進め方に迷う方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングにお気軽にご相談ください。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。