ゼロクリック検索とは、検索した人が検索結果の画面だけで用を済ませ、どのサイトもクリックせずに検索を終えることです。
AIによる概要の広がりで不安の声も聞かれますが、クリックが減りやすい検索と残りやすい検索を見分ければ、打つ手は整理できます。本記事では、仕組みと影響、SEOとAI検索での対策、成果の測り方を解説します。

この記事でわかること
- ゼロクリック検索の意味と、「ゼロクリック問題」と呼ばれる理由
- 検索結果の画面で答えが済む4つの仕組み
- クリックは本当に減ったのか、Googleの説明と米国の調査
- クリックが減りやすい検索・残りやすい検索の見分け方
- ゼロクリック時代のSEO対策とAI検索の対策、成果の測り方
なお、AI検索の広がりで自社サイトへの影響が気になる方は、カルテットコミュニケーションズのAIO・LLMOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索での見え方とSearch Consoleの数字を一緒に確かめ、広告とSEOをあわせた打ち手を整理します。

カルテットのAIO(AI検索対策)コンサルティング
ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要で、自社が引用・推奨される状態をつくる支援です。今の見え方の診断から、コンテンツや会社情報・構造化データの整備、引用状況の計測までまとめて対応します。
ゼロクリック検索とは?検索結果の画面で用が済む検索

この章でわかること
- 定義①|クリックせずに検索が終わること
- 定義②|「ゼロクリック問題」はサイト側から見た呼び方
- 定義③|クリックがなくても「見られていない」わけではない

ゼロクリック検索は、英語のzero-click searchを訳した言葉で、「ゼロクリックサーチ」とも呼ばれます。
検索エンジンが定めた用語ではなく、検索のあとにどのサイトもクリックされない状態を指して、マーケティングの分野で使われている言葉です。
定義①|クリックせずに検索が終わること
たとえば「〇〇 意味」と調べて、検索結果の上に出た説明を読んで納得すれば、どのサイトも開かずに検索は終わります。
天気や為替、営業時間のように、答えが短い調べものほど、画面だけで用が済みやすくなります。
検索した人にとっては、早く答えにたどり着ける便利な仕組みです。
ゼロクリック検索は、検索した人が画面の情報だけで満足した状態だと押さえましょう。
定義②|「ゼロクリック問題」はサイト側から見た呼び方
「ゼロクリック問題」という言葉も月590回検索されており、関心の高さがうかがえます。
これは、検索から人を集めてきたサイトの側から見て、画面で答えが済むほど訪問が減るという心配を表した言葉です。
とくに、用語の解説や短い手順の説明など、答えが短くまとまる記事で集客してきたメディアほど、影響を受けやすいと考えられています。
ゼロクリック問題は、検索の便利さとサイトの集客が引っ張り合う関係だと理解しておきましょう。
定義③|クリックがなくても「見られていない」わけではない
ゼロクリックで終わった検索でも、検索結果に自社の名前やページが表示されていれば、検索した人の目には触れています。
AIによる概要の中で自社のページがリンクとして紹介されたり、地図に自社の店が出たりするのも、クリックとは別の接点です。
地図のビジネスプロフィールから電話をかけたり、ルートを調べたりする行動も、サイトのクリックには数えられません。
クリック数だけでなく、画面での接触や電話などの行動も、検索の成果として見ましょう。
検索結果の画面で答えが済む4つの仕組み

この章でわかること
- 仕組み①|AIによる概要とAIモード
- 仕組み②|強調スニペットと関連する質問
- 仕組み③|ナレッジパネルと直接の答え
- 仕組み④|地図とビジネスプロフィール

ゼロクリック検索が起きるのは、検索結果の画面そのものに、答えを表示する仕組みが増えてきたからです。
代表的な4つの仕組みを、Googleの公式の説明とあわせて見ていきます。
仕組み①|AIによる概要とAIモード
AIによる概要(AI Overviews)は、質問の要点をAIがまとめて検索結果の上部に表示し、詳しく確かめるための関連リンクを添える機能です。
Googleは、2024年8月に、日本を含む6か国へAIによる概要の提供を広げると公式ブログで発表しました。
AIモードは、詳しい調査や複雑な比較が必要な質問に、AIがまとめた回答とリンクで答える機能です。
Googleは、AIによる概要は、通常の検索結果より価値を出せるとシステムが判断した場合にだけ表示されると説明しています。
AIによる概要は、すべての検索ではなく、要約が役立つと判断された検索で表示されます。
仕組み②|強調スニペットと関連する質問
強調スニペットは、ページの一部を答えとして、通常の検索結果より上の特別な枠に表示する仕組みです。
「他の人はこちらも検索」とも呼ばれる関連する質問の中にも表示され、開くとその場で答えを読めます。
Googleは、「自分のページを強調スニペットとして設定できますか?」という問いに、次のように答えています。
それはできません。ユーザーの検索リクエストに対して、ページの内容が強調スニペットにふさわしいと Google のシステムが判断すれば、上位に表示されます。
引用元:Google検索セントラル「強調スニペットとウェブサイト」
強調スニペットは自分で選べないため、質問に短く正確に答える段落を用意しておきましょう。
仕組み③|ナレッジパネルと直接の答え
ナレッジパネルは、人や場所、組織などを検索したときに表示される情報ボックスです。
Googleはヘルプで、表示される情報はウェブ上のさまざまな情報をもとにしていると説明しています。
このほか、天気や計算、単位の換算のように、検索結果の画面に答えそのものが表示される検索もあります。
会社名で検索されたときの見え方も、ゼロクリックの接点として確かめておきましょう。
仕組み④|地図とビジネスプロフィール
「地域名+業種」などの検索では、地図と一緒に、店や会社のビジネスプロフィールが表示されます。
検索した人は、そこで営業時間やクチコミを見て、電話をかけたり、ルートを調べたりできます。
ローカル検索結果は、主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます。これらの要素を組み合わせて、最適な検索結果が表示されます。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
地域で集客する会社は、サイトと同じくらいビジネスプロフィールの情報を整えましょう。

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ゼロクリック検索でクリックは減った?公式の説明と調査

この章でわかること
- 影響①|Googleは「クリックの総量は安定」と説明
- 影響②|米国の調査では、AIの要約があるとクリックが少ない
- 影響③|自社への影響はSearch Consoleで確かめる

ゼロクリック検索でサイトへの訪問がどれだけ減るのかは、立場によって説明が分かれています。
ここでは、Googleの説明と、米国の調査機関の調査を並べて見ていきます。
影響①|Googleは「クリックの総量は安定」と説明
Google検索の責任者は、2025年8月の公式ブログで、サイトへのクリックについて次のように述べています。
Overall, total organic click volume from Google Search to websites has been relatively stable year-over-year.
(全体として、Google検索からウェブサイトへの自然検索のクリックの総量は、前年と比べて比較的安定しています。)
引用元:Google The Keyword「AI in Search is driving more queries and higher quality clicks」
同じ記事では、すぐに検索結果へ戻らないクリックを「質の高いクリック」と呼び、前年よりわずかに多く送っているとも説明しています。
また、Search Centralのガイドでも、AIによる概要が表示される検索結果からのクリックについて、次のように書かれています。
AI による概要が表示される検索結果ページからのクリックは、より質が高いことが確認されています。これは、ユーザーがサイトに長く滞在する傾向があるためです。
引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
Googleは、クリックの量は大きく減っておらず、質は上がっているという立場です。
影響②|米国の調査では、AIの要約があるとクリックが少ない
一方、米国の調査機関のPew Research Centerは、米国の成人900人の2025年3月の閲覧データを分析した結果を公表しています。
Users who encountered an AI summary clicked on a traditional search result link in 8% of all visits.
(AIの要約が表示された利用者が、通常の検索結果のリンクをクリックしたのは、全訪問の8%でした。)
引用元:Pew Research Center「Google users are less likely to click on links when an AI summary appears in the results」
要約が表示されなかった場合は15%で、要約の中のリンクがクリックされたのは、要約があった訪問の1%だったとされています。
ただし、これは米国の利用者を対象にした調査で、日本の検索や、自社のサイトにそのまま当てはまるとは限りません。
調査の数字は傾向として受け止め、自社の判断は自社のデータで行いましょう。
影響③|自社への影響はSearch Consoleで確かめる
Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されたサイトのデータも、Search Consoleの検索タイプ「ウェブ」のパフォーマンスレポートに含まれると説明しています。
表示回数が増えているのにクリック数が伸びない、または減っているページは、検索結果の画面で用が済んでいる可能性があります。
ページごとに、表示回数とクリック数、CTRの推移を前年の同じ時期と比べると、季節による増減に惑わされにくくなります。
Search Consoleの使い方は、Google Search Consoleについてで解説しています。
まずは、表示回数とクリック数の差が広がっているページを探しましょう。
クリックが減りやすい検索・残りやすい検索の見分け方

この章でわかること
- 見分け方①|答えが短い「知りたい」検索は減りやすい
- 見分け方②|やり方や原因の検索は要約で済むこともある
- 見分け方③|比べて選ぶ・申し込む検索はクリックが残りやすい
- 見分け方④|地域の検索はサイト以外の行動が増える

ゼロクリック検索の影響は、すべての検索に同じように出るわけではありません。
答えの長さと、サイトで行動する必要があるかで分けると、影響を受けやすい検索が見えてきます。
図は、弊社が検索の意図を整理するときに使っている、考え方の目安です。
見分け方①|答えが短い「知りたい」検索は減りやすい
用語の意味や数字、日付、営業時間のように、答えが一言で済む検索は、画面で用が済みやすい検索です。
「ゼロクリックとは」のような定義を知りたい検索も、AIによる概要や強調スニペットの要約で満足されることがあります。
こうした検索で集客してきた記事は、表示回数が保たれていても、クリックが減っていないかを確かめます。
答えが短い検索は、クリックより「画面で名前を見てもらう場」と考えましょう。
見分け方②|やり方や原因の検索は要約で済むこともある
「〇〇 やり方」「〇〇 原因」のような検索は、要点はAIの要約で伝わっても、詳しく知りたい人はサイトに進みます。
Googleも、AIによる概要は複雑な質問の要点をつかめるようにし、詳細を確かめるための関連リンクも示すものだと説明しています。
要約の先にある、手順の画面や図解、自社の具体的な判断の基準を用意すると、クリックする理由が生まれます。
要約の続きを読みたくなる、具体的な中身をページに用意しましょう。
見分け方③|比べて選ぶ・申し込む検索はクリックが残りやすい
料金の比較や事例、見積もり、申し込みのように、決めるために詳しい情報が必要な検索は、画面だけでは用が済みにくい検索です。
検索した人は、各社の料金表やサービスの中身、問い合わせの窓口を、サイトで確かめる必要があるからです。
BtoBのサービスや高額な商品ほど比べて選ぶ検索が増えるため、SEOで優先して狙う価値があります。
SEOで狙うKWは、比べて選ぶ検索と、申し込みにつながる検索から優先しましょう。
見分け方④|地域の検索はサイト以外の行動が増える
「地域名+業種」の検索では、地図のビジネスプロフィールから、そのまま電話やルートの検索に進むことができます。
サイトのクリックは少なくても、来店や問い合わせにつながっていれば、検索からの成果は出ています。
ビジネスプロフィールのパフォーマンスでは、通話数やルートの数を確かめられます。
地域の検索は、クリックではなく電話やルートの数で成果を見ましょう。

カルテットのAIO(AI検索対策)コンサルティング
ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要で、自社が引用・推奨される状態をつくる支援です。今の見え方の診断から、コンテンツや会社情報・構造化データの整備、引用状況の計測までまとめて対応します。
ゼロクリック時代のSEO対策

この章でわかること
- 対策①|KWは「クリックが要る検索」に寄せて選ぶ
- 対策②|検索結果の画面に出る部分を整える
- 対策③|クリックしたくなる一次情報を置く
- 対策④|ビジネスプロフィールを最新に保つ
- 対策⑤|検索広告とSEOで役割を分ける

ゼロクリック時代のSEOでは、クリックが減る検索を追いかけるより、クリックが残る検索と、画面での見え方を整えることが大切です。
弊社がおすすめしている5つの対策を紹介します。
対策①|KWは「クリックが要る検索」に寄せて選ぶ
記事のKWを選ぶときは、検索数だけでなく、その検索がサイトを開く必要のある検索かどうかを見ます。
弊社は広告運用の会社なので、リスティング広告の検索語句レポートで、実際に問い合わせにつながった言葉からSEOのKWを選ぶ方法をおすすめしています。
広告で問い合わせが出ている言葉は、検索した人がサイトまで来て行動したことのある言葉だからです。
広告とSEOの組み合わせ方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットもご覧ください。
KWは、検索数より「サイトで行動する検索か」を基準に選びましょう。
対策②|検索結果の画面に出る部分を整える
クリックされない検索でも、画面に出るタイトルや説明文、要約に使われる文章は、検索した人の目に触れます。
タイトルに会社名やサービス名を入れ、説明文をページの中身が具体的にわかる文にしておくと、画面だけでも自社を覚えてもらえます。
質問に答えるページでは、見出しの直後に短く結論を書き、そのあとに理由や詳しい説明を続けると、答えが見つけやすい形になります。
タイトルの考え方は、SEOで勝つタイトルの付け方で解説しています。
画面だけで終わる検索でも、自社の名前と強みが伝わる見え方に整えましょう。
対策③|クリックしたくなる一次情報を置く
AIの要約や強調スニペットでまとめられるのは、どのサイトにも書いてある一般的な説明になりやすいと考えられます。
自社の料金表、実際の手順の画面、判断の基準、図解など、要約だけでは伝わらない一次情報は、クリックする理由になります。
Googleも、信頼性の高い有用なユーザー第一のコンテンツを作ることを、AI機能で表示されるためのベストプラクティスに挙げています。
要約では置き換えられない、自社にしか書けない中身をページに置きましょう。
対策④|ビジネスプロフィールを最新に保つ
地域で集客する会社にとって、検索結果の地図に出るビジネスプロフィールは、サイトと同じくらい大切な入り口です。
営業時間や電話番号、サービスの内容が古いままだと、サイトを見ずに来店した人や電話した人に迷惑がかかります。
Googleも、AI機能でも有効なSEOの基本として、Merchant Centerとビジネスプロフィールの情報を最新にしておくことを挙げています。
ビジネスプロフィールは、営業時間や電話番号が変わったらすぐ直しましょう。
対策⑤|検索広告とSEOで役割を分ける
Google 広告のヘルプでは、通常の検索広告は、AIによる概要の上や下にも表示されることがあると説明されています。
比べて選ぶ検索や申し込みの検索は、SEOで上位を目指しながら、検索広告でも画面の上部に出しておくと、取りこぼしを減らせます。
反対に、答えが短い検索には広告の費用をかけず、SEOで名前を見てもらう場として扱うなど、検索の種類で役割を分けます。
広告とSEOの役割分担の決め方は、カルテットのAIO・LLMOコンサルティングでもご相談いただけます。
クリックが要る検索は広告とSEOの両方で、答えが短い検索はSEOで、と役割を分けましょう。
AI検索で紹介されるための対策

この章でわかること
- AI対策①|表示の条件はインデックスとスニペット
- AI対策②|nosnippetで止めると通常のスニペットも消える
- AI対策③|ChatGPTなどの検索用クローラーも止めない
- AI対策④|答えの根拠をテキストで書く

ゼロクリック検索が増えるほど、AIの回答の中で自社のページが紹介されるかが大切になります。
Googleは、AI機能のための特別な最適化は必要ないとしたうえで、これまでのSEOの基本が引き続き重要だと説明しています。
AI対策①|表示の条件はインデックスとスニペット
Googleは、AIによる概要やAIモードでリンクとして表示される条件を、次のように説明しています。
AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。これ以外に追加の技術要件はありません。
引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
つまり、通常の検索結果に出られないページは、AIによる概要でもリンクとして紹介されません。
Search ConsoleのURL検査で、主要なページがインデックスに登録されているかを確かめるところから始めます。
AI検索の対策は、まずインデックスに登録されているかの確認から始めましょう。
AI対策②|nosnippetで止めると通常のスニペットも消える
ゼロクリックを嫌って、AIに内容を使わせない設定を考える方もいます。
Googleは、検索のAI機能に表示される情報を制限するには、nosnippetやmax-snippet、noindexなどを使うと説明しています。
ただしrobots meta タグの公式ドキュメントでは、nosnippetはAIによる概要だけでなく、ウェブ検索を含むすべての形式の検索結果に適用されると説明されています。
止めると検索結果での接点そのものが減るため、使うのは、要約させたくない理由がはっきりしたページに限るのが現実的です。
AIを止める設定は、通常の検索での見え方も弱くなることを理解してから使いましょう。
AI対策③|ChatGPTなどの検索用クローラーも止めない
Google以外のAIにも、ウェブを検索して答えるものがあります。
OpenAIは、ChatGPTの検索機能でサイトを表示するためにOAI-SearchBotを使い、これを拒否したサイトはChatGPTの検索の回答に表示されないと公式ドキュメントで説明しています。
robots.txtやCDNの設定で、こうした検索用のクローラーを意図せず止めていないかを確かめましょう。
AIに紹介されたいなら、各社の検索用クローラーを止めていないかを確かめましょう。
AI対策④|答えの根拠をテキストで書く
Googleは、重要なコンテンツはテキスト形式で提示することを、AI機能でも有効なSEOの基本に挙げています。
料金や手順、条件などを画像の中だけに書いていると、検索エンジンやAIが内容を読み取りにくくなります。
構造化データを使う場合も、ページに表示されている文章と一致させることが求められています。
AI検索に関する用語の違いは、SEO・AEO/GEO・AIO・LLMOの違いで解説しています。
AIの回答の根拠になる情報は、画像ではなく本文の文章で書きましょう。

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ゼロクリック時代の効果の測り方

この章でわかること
- 測り方①|クリック数と表示回数を並べて見る
- 測り方②|指名検索の増減を見る
- 測り方③|電話・ルート・問い合わせの数で見る
- 測り方④|AIでの紹介のされ方を定期的に確かめる

ゼロクリック検索が増えると、クリック数だけでは、検索での成果を正しくつかめなくなります。
次の4つの見方を組み合わせて、検索からの成果を確かめます。
測り方①|クリック数と表示回数を並べて見る
Search Consoleの検索パフォーマンスでは、ページやクエリごとに、表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位を確かめられます。
表示回数が保たれていれば、検索結果の画面では見られていると考えられます。
反対に、表示回数も減っている場合は、ゼロクリックではなく順位の低下など、別の原因を疑います。
クリックが減ったときは、表示回数もあわせて見て、原因を切り分けましょう。
測り方②|指名検索の増減を見る
画面で自社の名前を見た人が、あとから会社名やサービス名で検索してくることがあります。
Search Consoleのクエリで、会社名やサービス名を含む検索の表示回数とクリック数を、月ごとに追っておきます。
検索広告を出している場合は、指名の検索語句の推移もあわせて確かめると、変化に気づきやすくなります。
会社名やサービス名での検索の増減を、画面での接触の成果として追いましょう。
測り方③|電話・ルート・問い合わせの数で見る
地域の検索では、ビジネスプロフィールのパフォーマンスで、通話数やルート、ウェブサイトのクリックの数を確かめられます。
サイトに来た人の問い合わせや購入は、Googleアナリティクスなどのコンバージョンで測ります。
Googleも、Search Consoleに加えて、アナリティクスなどでコンバージョンや滞在時間を追えると案内しています。
最後は、問い合わせや来店など、売上に近い数字で検索の成果を判断しましょう。
測り方④|AIでの紹介のされ方を定期的に確かめる
AIによる概要やChatGPTなどで自社が紹介されているかは、クリック数だけではわかりません。
問い合わせにつながる質問をいくつか決めて、定期的にAIに入力し、自社の名前やページが出たかを記録します。
AIの回答は同じ質問でも変わることがあるため、1回の結果ではなく、複数回の記録の傾向で判断します。
測り方や手をかける順番に迷う方は、カルテットのAIO・LLMOコンサルティングでご相談いただけます。
AIでの紹介は、決めた質問で定期的に記録し、傾向で判断しましょう。
まとめ|ゼロクリック検索は、検索の種類で向き合い方を変える

この記事の要点
- ゼロクリック検索は、検索結果の画面だけで用が済み、どのサイトもクリックされずに検索が終わること
- 画面で答えが済む仕組みは、AIによる概要、強調スニペット、ナレッジパネルや直接の答え、地図とビジネスプロフィール
- クリックの増減は、Googleの説明と米国の調査で見方が分かれるため、自社のSearch Consoleで確かめる
- SEOは「クリックが要る検索」を優先し、画面での見え方と一次情報、ビジネスプロフィールを整える
- 成果は、クリック数に加えて、表示回数・指名検索・電話やルート・問い合わせで測る
ゼロクリック検索は、検索する人にとって便利な仕組みなので、これからも続く変化と考えて備えておくのが現実的です。
クリックが残る検索を優先し、画面での接触や電話などの成果もあわせて測ると、検索からの集客を立て直す道筋が見えてきます。
AI検索で自社がどう扱われているかを知りたい方は、カルテットコミュニケーションズのAIO・LLMOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索広告の検索語句やCVのデータもあわせて、SEOとAI検索で手をかける順番を一緒に整理します。

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