Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンスリストにおいて「デフォルト」の提供が終了します。
デフォルトリストの提供終了に伴い今後は、ウェブサイト訪問ユーザーのオーディエンスリストに移行されるとのことです。
本記事ではその概要についてお伝えします。
実施スケジュールについて
デフォルトリストの提供終了及びウェブサイト訪問ユーザーのオーディエンスリストへの移行スケジュールは以下のとおりです。
実施日:2023年9月5日~9月7日(予定)
移行により、リスト種別が「デフォルト」だったものが、「ウェブサイト訪問ユーザー」に切り替わります。
また、キャンペーンエディターにおいて、以下の変更が実施されるとのことです。
- 実施日以降にキャンペーンエディターをアップデートすると、キャンペーンエディター上のデフォルトリストにエラーが表示 デフォルトリストの編集ができなくなる
- リスト種別に「デフォルト」を指定したインポートができなくなる
パフォーマンスレポートにおいても、移行前はデフォルトリストの実績として出力されていたデータが、移行後には、ウェブサイト訪問ユーザーのオーディエンスリストの実績として出力されるようになります。
注意点としては、デフォルトリストをアプリユーザーを蓄積するオーディエンスリストとして利用していた場合です。こちらもリスト種別が「ウェブサイト訪問ユーザー」に移行されます。そのため、実施日までに移行の対応をしておきましょう。
移行の背景
今回の移行は、2021年から順次開始されたオーディエンス管理機能の提供一環です。
これは、クライアントデータやYahoo! JAPANの持つオーディエンスデータを運用負荷なく活用するために行われています。
オーディエンス管理機能の提供により、オーディエンスリストとオーディエンスソースの管理が分けられるようになるため、よりデータの管理がしやすくなります。
まとめ
今回は、YDAのアップデート情報として、オーディエンスリストの「デフォルト」の提供終了と移行先について紹介しました。
移行スケジュールは2023年9月5日~9月7日の予定です。
実施日以降は、全てのデフォルトリストがウェブサイト訪問ユーザーのオーディエンスリストに移行されますので、押さえておきましょう。