LINE公式アカウントの新機能「サービスメニューバー」が2025年7月にリリースされました。
サービスメニューバーはトーク画面上部に固定表示され、ユーザーが必要な機能にワンタップでアクセスできる画期的な機能です。
本記事では、サービスメニューバーの基本機能から、従来のLINE公式アカウントのリッチメニューとの賢い使い分けまで、運用のプロが知っておくべき情報を解説します。
サービスメニューバーとは
LINE公式アカウントの「サービスメニューバー」は、トーク画面上部に表示される横型メニューです。
ユーザーがトークルームを開くとすぐに目に入り、直感的な操作で以下の4つの機能へスムーズにアクセスできます。
- クーポン
- ショップカード
- メンバーシップ
- LINEで予約
デザインのカスタマイズはできませんが、シンプルで統一されたシステムのため、ユーザーは迷わず操作できるといったメリットがあります。
設定は比較的簡単で、対象機能の利用条件を満たし、管理画面でサービスメニューバーをオンにするだけで自動的に表示されます。
ただし、トークルーム広告が配信されている期間中は、サービスメニューバーは非表示になります。
そのため、広告配信との併用を検討している場合は、表示タイミングを事前に確認しておくことが重要です。
サービスメニューバーとリッチメニューの違い
サービスメニューバーとリッチメニューは、どちらもトーク内にメニューを固定表示する機能ですが、次のような特徴の違いがあります。
サービスメニューバー
サービスメニューバーの特徴は以下の通りです。
- 表示位置:トーク画面の上部に表示される横型のメニューバー
- 表示タイミング:トークルームを開いた瞬間から常に固定表示
- デザイン:カスタマイズ不可
- リンク先の種類:クーポン、ショップカード、メンバーシップ、LINEで予約
- 表示制御:トークルーム広告が配信されている期間中は非表示
リッチメニュー
リッチメニューの特徴は以下の通りです。
- 表示位置:トーク画面の下部に表示される大きな画像形式のメニュー
- 表示タイミング:メニューバーをタップして開閉させることも可能
- デザイン: カスタマイズ可能
- リンク先の種類:リンク(URL)、クーポン、テキスト(メッセージ送信)、ショップカード、その他LINEの機能連携など
- 表示制御:アカウントの管理画面から表示/非表示を切り替え可能
まとめ

LINE公式アカウントのサービスメニューバーは、従来のリッチメニューとは表示位置や設定できる機能にいくつかの違いがありますが、これらを併用することで、ユーザーを主要機能へスムーズに誘導する導線をさらに強化できます。
特に、クーポンやショップカード、メンバーシップ、LINEで予約といった機能をLINE公式アカウントで運用しているなら、サービスメニューバーの導入はユーザーのアクセス向上に直結します。
まだ利用されていない方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。