2024年12月、Yahoo!広告では広告運用担当者にとって重要なアップデートがいくつか実施されました。
今回はその中から、特に知っておきたい変更点をわかりやすくまとめて紹介します。
1.検索連動型ショッピング広告のPC・タブレット対応
これまでスマートフォンのみで配信されていた検索連動型ショッピング広告が、2024年12月11日よりPCやタブレット等のデバイスでも配信可能になりました。
これで全デバイスに配信できるようになり、デバイスごとの入札調整率も設定可能です。
ただし、既実装前に作成されたキャンペーンはスマートフォンのみが配信対象のままですので、必要に応じてPC・タブレットへのターゲティング追加を行ってください。
2.ディスプレイ広告の入稿仕様変更

12月には、Yahoo!広告ディスプレイ広告の入稿仕様にも一部変更がありました。
主な変更点を下記にまとめます。
カルーセル広告のタイトル表示
これまでは配信時にタイトル全文が表示されていましたが、一部省略表示に変わるケースがあります。
マルチバイト文字のURL変換
最終リンク先URLやスマートフォン向けURLに日本語等を使用した際に、ドメイン部分が自動でPunycode(半角英数字のコード)に変換されるようになりました。
カルーセル広告説明文の文字数拡大
説明文の最大文字数が38文字から40文字に拡大し、自由度が少し上がりました。
レスポンシブ広告のボタン追加
今回のアップデートにより
- ゲームプレイ
- アプリを利用
- 音楽を聴く
の3つのボタンが新たに追加され、ユーザーの行動を更に促しやすくなっています。
3.検索広告における機能改善

検索広告についても、下記の通り機能改善が行われました。
キーワード追加時のマッチタイプ個別設定
これまではキーワード作成画面でマッチタイプは一括選択しかできませんでしたが、今回のアップデートでキーワードごとに違うマッチタイプを設定して追加できるようになりました。
対象外キーワードの追加簡素化
検索クエリレポートから対象外キーワードを追加する際、表示元のキャンペーンや広告グループに直接追加できるようになり、設定の手間が削減されました。
まとめ
2024年12月のYahoo!広告のアップデートは、デバイス対応の拡充や入稿仕様の変更、機能改善など、広告運用担当者の方にとっては覚えておきたい内容が盛りだくさんでした。
今回の変更をうまく取り入れて自社の広告運用に活かしていけば、効果的な成果が期待できそうですね。
ぜひ活用して一歩先の成果を目指してみてください!