Yahoo!広告の効果を上げるための運用手法「六連」。
6つのステップを連続的に実施することで、広告効果の最適化と最大化が期待できます。
本記事では、Yahoo!広告の推奨運用手法である六連について紹介します。
六連とは
六連とは、Yahoo!広告が推奨する運用手法です。広告運用における重要なステップとKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を「1.基礎構築」「2.最適入札」「3.効果効率」「4.拡大成長」「5.最適表現」「6.成果維持」の6つに分類しています。
6つのステップについて解説します。
1.基礎構築 | アカウントの基盤を固め、機械学習による最適化がかかりやすい土台を構築します。 |
2.最適入札 | 自動入札を活用して、投資対効果の高い広告リクエストへの入札価格を最適化します。 |
3.効果効率 | 配信の効果と効率を向上させるために、ターゲティング機能の活用や検索クエリーの最適化を行います。 |
4.拡大成長 | 変化する市場やユーザーニーズを捉えながら、新規でのリーチを拡げて継続的な顧客獲得を目指します。 |
5.最適表現 | ユーザーごとに適したクリエイティブを配信し、成果の向上に繋げます。 |
6.成果維持 | 定期的に運用のメンテナンスを行うことで、恒常的に成果を上げられる状態を維持します。 |
6つのステップを順番通りに進めると、機械学習による自動最適化が効率よく実施され、Yahoo!広告の各種機能を適切に併用できます。
またYahoo!広告は、六連の内容に沿ったアカウント診断書を提供しています。
各パートの重要KPIの達成率や業種平均、より具体的なベンチマークとの比較なども一目で把握できるので、アカウントのメンテナンスが行いやすく、継続して成果を上げることが可能です。
六連の目的
これまでもYahoo!広告は推奨運用手法として、最適なアカウント構造作りと可視化指標策定を目的としたPhase1や、各コンポーネントの水準高度化を目的としたPhase2を提唱してきました。
Phase3となる六連は、市場の変化を捉えたリーチ拡大やユーザーへの最適な広告配信を継続するために、メンテナンスによる広告効果の維持を意識した運用手法です。
機械学習による最適化がかかりやすいアカウントの基盤を構築し、ユーザーへのリーチを拡げ、定期的に重要指標をメンテナンスすることで持続的成長を目指します。
まとめ
Yahoo!広告の推奨運用手法である六連について紹介しました。
機械学習を最適化し、Yahoo!広告の各種機能を適切に併用できれば、広告パフォーマンスの向上が期待できます。
ぜひ皆さんも六連を実施して、今後の広告運用にお役立てください。