2024年10月30日、Yahoo!広告は検索広告(ショッピング)の商品情報掲載において、月額予算の設定を変更しました。
本記事では、変更の概要と注意事項を解説します。
変更の概要
Yahoo!広告は検索広告(ショッピング)の商品情報掲載において、下記3つの機能を変更しました。
- 月額予算の設定
- 成果対象確定日
- 月次利用明細と取引明細に対応
それぞれ解説します。
月額予算の設定
月額予算では以下の設定が可能になりました。
- Yahoo!JAPAN商品情報掲載における月額上限予算の設定
- LMSとショップ連携中のMCCアカウント(直下のSSAアカウント)で設定
- 注文実績発生時に設定した予算の利用
※1:商品情報掲載は成果報酬型(CPA)、SSAはクリック課金型(CPC)で請求
※2:新規利用:予算設定および請求先のアカウント設定が必要
既存利用:過去の注文実績およびCV設定のあるSSAアカウントに対して、仕様上の最大値で自動設定
月額予算の設定イメージは下記を参考にしてください。
「ショップ一覧」画面で月額予算と商品情報掲載管理アカウントを設定します。
また、「ショップ一覧」画面ではMCCアカウント配下で連携済みのショップや月額予算を確認できます。
成果対象確定日
成果対象確定日が次のように変更されました。
- 変更前:注文発生から45日経過
- 変更後:注文発生から2カ月経過
成果対象決定までの流れは以下の通りです。
成果対象確定日の変更に伴い、商品情報掲載の該当約款が改訂されています。
月次利用明細と取引明細に対応
広告管理ツールの「料金」項目より、商品情報掲載の月次利用明細と取引明細に対応できるようになりました。
また、料金>全アカウントの月次利用明細で全アカウントの月次利用明細を印刷、またはCSVでダウンロード可能です。
注意事項
注意事項には以下のようなものがあります。
- 月額予算設定が上限に達すると商品情報掲載とSSAの掲載が順次停止する
- 注文実績取消しの場合は予算上限としてカウントされない
- 月額予算は「予想利用料金」より低い金額に変更できない
- ショップ一覧画面の操作はショップ連携対象のMCCアカウントの管理権限が必要
まとめ
Yahoo!広告検索広告(ショッピング)の商品情報掲載における月額予算設定の変更概要と注意事項を解説しました。
機能の変更により、予算超過のリスク低減や効率的な広告運用が実現できます。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。